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紙の本
権力に立ち向かう
2018/05/05 05:57
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
義理人情に厚い義賊の活躍ぶりが痛快でした。何事にも屈することなく、仲間たちと力を合わせて戦う姿が感動的でした。
紙の本
血わき肉躍る調べはリュートのように上品
2004/08/28 20:33
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Yan - この投稿者のレビュー一覧を見る
サトクリフの処女作
サイン入り
オリジナル以外の作品で面白かったのが少ないので
あまり期待していなかったが
本書を読んでロビンフッドの
少年、弓の名手、義賊
というイメージがかなり変ったような気がする。
義賊には変りはないが無法者のいわれはなく
正規の王リチャードに忠誠を尽くし
信義と友情に篤い、その上に冒険を好む
ヒーローだった。
知らなかったエピソードもたくさんあり
これって、どこかの有名なアニメとは全然違う
というところがたくさんあった。
もちろん本書の方が誠実で美しい。
ところどころ出てくるリュートの調べみたいに。
そして不滅だと思っていたロビンに
最期の時が訪れたときは悲しかった。
サトクリフ独特の情景描写
エメラルドのような輝き
息ひとつするあいだなど…が
所々にあわられていて
後にローマンブリテンを書き
カーネギー賞を獲得するのだなと思われる
そういう息吹きみたいなものがあった
ホッジズの挿絵は線画もいいし
陰影のある風景画もいい
Yanの花畑
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