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13階段 みんなのレビュー

文庫 第47回江戸川乱歩賞 受賞作品

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みんなのレビュー1,046件

みんなの評価4.3

評価内訳

1,032 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

凡百、ご都合主義というのがこれほどに当て嵌る作品もないのではないでしょうか。私は、この作品ともう一作で乱歩賞に決別しました。時代はメフィストでしょ・・・

2006/05/04 20:40

9人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

《25歳のとき、誤って人を殺してしまった三上純一は、刑期を終えて出所し、両親と暮らし始めた。その刑務所の首席矯正処遇官の南郷から、十年前の殺人事件を調べる協力の要請が》江戸川乱歩賞受賞作。当サイトでの評価のあまりの高さに、正直、ボーゼン、っていう状態です。
あれって、あんまりだよな、と言うのが友人の第一行でした。あれってのは、これのことで、メールだから第一声じゃあなくて「第一行」、まあ受けを狙う文章の書き出しは、あざとくなっていけないね。実は、この本を読んだ時、仙台の友人に感想メールを入れたら、偶然、彼女もこの本を読んでいて、その返信メールが、冒頭のことばにつながって、これで文章はウロボロスですねえ。
それは、奇しくも純一が十年前に彼女と家出をした千葉県中湊で起きた殺人事件でした。犯人とされる樹原亮は既に死刑の判決を受けていますが、肝心の事件当時の記憶を失っているせいで、反省をすることができません。そのせいで「改悛の情が無い」と判断され、情状酌量の対象にもならず、度重なる抗告も退けられ、刑執行の日が近付いている、そういう設定です。
その亮が、最後の瞬間になって思い出したのが「階段」のイメージでした。無論、何処にあったものか、いつ見たものかは全く分らないのです。今まで、数多くの死刑の執行に立ち会ってきた南郷は、樹原のその一言を信じます。そして自分の家庭の崩壊を前に職を辞し、刑務所で知り合った純一と共に、樹原の事件真相の解明に乗り出すのです。
純一が起こしてしまった傷害致死事件のもたらした波紋、高校を中退せざるを得なくなり、今は家を出ている弟。損害賠償のために家を売り払い、それでも返済に追われる両親。彼を許そうとしない被害者の父親。罪とは何か、罰はどのようにあるべきか、死刑の持つ意味は。根の深い問題を推理小説の形で問い掛けます。
純一がなぜ、見知らぬ事件の容疑者の救済に立ち上がったのか、最後に明かされる真実は、これぞご都合主義の見本、話の運びもわざとらしさが目立って、それが私の友人のメールになったのです。それは私の感想でもあります。少なくともこれで、ご都合主義の二重唱です、この声よ、天まで、乱歩賞審査員まで届け!ま、それにしても何でこの小説に★五つつけるかな?
乃南アサ『晩鐘』の深さと読み比べてみなさい。犯罪のその後を描くというのは、ここまで来なければならないというお手本でしょう。それに比べれば、高野の受賞作、取り上げる問題の割に、技巧の荒さが目立って全体に深みに欠けます。一気に読むことができますけれど、それはこの本に関してはマイナスです。第47回江戸川乱歩賞受賞作ということと、最近、やたら犯罪者に甘い小説が多いので評判はいいようですが、期待し過ぎは禁物でしょう。
読者という13階段の前にいるのは、著者と乱歩賞審査員ではないでしょうか。

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紙の本

H26.10.22読了

2014/11/01 08:07

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:竹匠 - この投稿者のレビュー一覧を見る

すでに読んでた。二度目の購入。でも、引き込まれて読破。ストーリーの展開には、若干、強引なところがあるが、エンターテイメント小説としては、読み手の心をつかむ。

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紙の本

読書歴

2019/05/13 20:02

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:読書歴 - この投稿者のレビュー一覧を見る

大変に面白かった。

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2001/08/01 01:00

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2010/01/09 23:52

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2004/09/23 01:31

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2004/10/01 19:46

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2004/10/05 17:09

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2004/10/10 09:35

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2004/10/16 15:24

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2004/10/23 23:58

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2004/10/29 00:40

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2004/11/02 11:48

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2004/11/02 16:09

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2004/11/11 11:11

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