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2015年 42冊目
私は九州にきて主に製造業を担当しているのですが、
なんとなく知っている製造業に関する知識を分かり易く、体型的に説明しています。
まずは工場とは何か?
大きな区分として組み立て型とプロセス型に分類
2章では物が作られる流れを紹介
例として、鉄、液晶パネル、油圧ショベル、カップラーメン、ビール、自動車、ボルトナット、半導体をあげてます。
3章では生産の仕組みと形態を分類。
先ほどの分類の他、少品種多量生産と多品種少量生産、ライン生産とセル生産などいくつかの分類方法を教えてくれます。
4章5章で工場全体の業務の流れと担当者の一日の仕事の流れ。
その後は、
開発・設計
生産管理
原価管理
品質管理の各仕組みについて
そして、最後にITの活用について
おそらく私のような製造業担当の営業にとってお客様業務を理解して話をするには
本書は全体像を捉えられ非常に良い本だと感じました。
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工場についてよくわかる。
生産とは何か。
前と後との関係。
生産プロセス自体。
しっかり説明してくれる。
MESやMRPなど、わかりにくい概念もうまく説明してくれる。
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知らない分野、分かりやすい説明。理系のラボ歩き方の本と同じく、1冊30分の目安で喫茶店で本を広げたら.この一冊だけで止まらなくなってしまう勢いだった。
本自体は2000年代前半と古いので今はどうなんだろうって思うところがあり、あらたな勉強の方向性の萌芽でもある。感謝!小説みたいに面白かったから読んでみてと人にお勧めするタイプの本ではないけど、これは多くの人に手に取って欲しい.図書館で見かけたら読んでみてもいいと思う本です!
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工場について深い理解を持っていませんでした。
工場業務の理解と、どのように企画、計画、実行しているのかということから紹介が進んでいきます。
後半の章では、機械化、自動化について言及していています。
昨今から鑑みるにここが製造業のペインポイントであり、改善できる注目点なのだなと感想を持ちました。
ただ、闇雲にシステム化する前に業務を整理し、必要な業務の組み合わせを討論してまとめないといけないと思いました。
工場のとっかかりを掴むには良い書籍かと思います。
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これから工場で働く人に読んでほしい一冊。実際働き始めると一つ一つ教えてもらえる機会がないと思われる内容がまとまっています。