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村上氏の久々の小説です。文中では【夜はようやく明けたばかりだ。次の闇が訪れるまでに、まだ時間はある。】とありますが、僕はなかなかこの小説から抜け出せず、闇の中をさまよっています。村上作品、奥が深くてレビューが難しい。
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最初は、何だか読み辛く飽きてしまいそうな作品だなぁと思った。最後まで読めたのは作品自体に不思議な魅力があったからだと思う。ラブホが出てきた辺りからはとても面白い本だと感じられた。
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刻々と進む夜と共に、なにかが起こる。またなにかが起こる。そして交錯する。夜にひっそりとひとりで読みました。夜の息づかいだ。
賛否両論なのは確かにうなずけるけれど、それはきっと時代の変化なんだとわたしは思った。
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成長の過程でずいぶんと隔たってしまった姉妹のお話。幼かった時の姉妹が、故障して真っ暗になったエレベーターの中でしっかりと抱き合った思い出、そういう「善き思い出」には人を救済するような凄い力があるのかもしれない。思い出を大切にしよう。。。
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食べ物...私も好きだったやつなのに。
まあ読んでからも気にせず食べてますけど。
今までと違った書き方っていう紹介を聞いた気がするんですが、
確かに1晩のことだということもあるし、今までの作品より短めな気もするし、読みやすいです。
今まで読んだ村上春樹さんの作品よりもなんだかリアルに感じます。
外出先で読んでたからっていうのもあるのかなぁ。
でも、朝の空気の張った(?)感じが伝わってきました。
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ある一夜に交わる人々の物語。
物語がどれだけ広がって縺れても、その繋がりが見えなくとも、最後に氷解すればよい。どれだけ唐突でもそこに感じられるメッセージがあればよい。
しかし、この作品からは、少なくとも私自身は、それらを得ることができなかった。
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村上春樹作品について詳しいわけじゃないけど、大体は読んできている私が思うに、以前のよりもよいです。とくに、海辺のカフカでがっかりしたので、それに比べたら面白かった。村上さんはもっとシンプルな文章を書いたらいいのにとおもいます。そんなくどくど言わなくたって、すごくいいのがかけるはず。村上さんの話が完結しないのだって、いっこうにかまわないし、理由とか哲学とかそういう出来事の意味づけとかいらないと思う。そういうところでは良いと思う。でも、あまりにありきたりな説明が多かったかなあと思う。都市の描写とかね。短編でうまいこと書くより長編の方がむいてるのかなーなんて。
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実はまだ途中までしか読んでないのでなんともいえないけど、期待通りの小説。透明感とダークさがまじりあった独特の世界があります。
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読み終わった後、作者は"何が言いたいのか"と考え込んでしまう一冊。特に込み入ったストーリがあるわけでもなく、淡々とすすむ時間をビデオカメラでとらえるように書き綴っています。村上春樹が好きじゃないと読めないかも〜
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村上春樹の25周年記念作品。今作では新しい段階に突入した感じがする。今までのように各登場人物の過去に長々と触れたりせず、あくまでもある一晩に起こった出来事を淡々と書き綴って行く。それでもちゃんとドラマはあります。やっぱり、春樹さんは後悔させない作家だと思う。俺はコオロギとマリの会話がなんだか好きです。ちょっと短くて誰にでもあっさり読めてしまうので、何か読みたいなと思ってる人にオススメ。
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ゆるーい感じの物語。これはこれで好き。もうちょっと長く読みたかった。(分量が少なく感じたのかも。)どういう本か、と言えばすごく淡々。なので、ハリウッドのSF超大作、よりミニシアター系が好きな人向け、のように思った。
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ついに村上春樹の『アフターダーク』を読む。開いてみると字が大きくてそんなに長いお話じゃなかった。中編といったところか。一晩のうちにいろんな人に起きるいろんな事が(決して事件という印象を与えるほどでない)答えもなくただ波のように寄せては返していく、そんなお話。今までの村上春樹と確実に違う感じがした。ワタシでも例をあげて言えるのが、内面からの描写が減り、外部つまり第三者からの視点を通して物語が語られている。今までは割と主人公が頭で考えてる事が香港映画のナレーションのように第三者との会話の間に途切れなく挟まっていたが、今回は淡々とした邦画のようだ。この違いが何かがざわざわと蠢いているように文章に不吉な影を落とす。今の段階では実際問題『アフターダーク』がすばらしいのかどうかワタシには理解できない。きっとこの作品は長編のためのいわば腕ならしだろう。次の作品を読めば、分かるかもしれない。
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話題作なのでとりあず読んでみた。相変わらずの村上春樹・・よくわからんな〜と思うのは私だけ?「ノルウェーの森」は好きだったんだけど・・。
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新作が出るたびに心待ちしている作家ですが、最近は作風が変わっています。期待はずれではないけれど前の作品の方が読み応えがありました。
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村上春樹の作品を読んだことがなかったので、いまいちよくわかんなかったので、もう一度読み直したいと思う。