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おもしろかった。
以前銀行でパートしたことがあるので、その頃の事を思い出しながら読み進めた。
この筆者のは初めてよんだが、また他のものも読みたい。
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よくあるといえばよくあるキャラなのですが、それでも主人公の女性はかっこよくて良いですね。あと上司なのに足を蹴られ、ヒールで踏まれる男性キャラも良いですよ。短編集なのであまり好きじゃない話もありますが、続編がでたら絶対読みたい本ですよ。
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銀行の内幕も大変だ!まあ、企業内の抗争は多々あるもので。元エリート街道まっしぐらだった男と、凄腕の女事務方の調査役が解決していく銀行問題。非常に興味深く面白かった。勧善美悪っぽくてね。
<3>
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以前に読んだことがあったー(^^ゞ。「俺たちバブル〜」が面白かったので、借りてみた。いやー、ホント、銀行パート時代が思い出される。家族に銀行員がいたら大変だなあ。
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切れ者女子行員の花咲舞と上司のちょっと気弱な調査役が繰り広げる痛快ストーリー。
短編8作品。
臨店という形で訪れた支店でちょっと気の弱い上司、相馬とふたりで様々な問題を解決していく様子がおもしろく描かれています。
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銀行もので主人公たちが臨店チームとして各支店へ事務的な指導に行くが、行った先には問題が・・・・短編集です。表題の「不祥事」は、最初の数行で結末が見えちゃった感があったが、面白いですねいつ読んでも銀行ものは・・・・。ただ、読み終わるといつも感じるのは「銀行ってこわい」
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【不祥事】 池井戸潤さん
東京第一銀行調査役の相馬健は、少し気は小さいが
元は大店で活躍した敏腕融資マンだった。
今の彼の仕事は事務処理に問題をかかえる支店を
個別に指導し解決に導く臨店だ。
彼の部下花咲舞は仕事は人並み以上に出来るが、
上司を上司とも思わないハネッ返り。
相馬は彼女を狂咲(くるいざき)と呼んで苦手としていた。
調査役として臨店した彼らが赴いた先では
様々な問題が待ち構えていた。
行内での上司によるいじめ、詐欺を画策するもの
世間知らずの得意先の御曹司を預かる営業所、
金融庁の検査・・
次々に降りかかる問題。
また対抗派閥の常務からの営業所所長への臨店妨害示唆。
小心な相馬ときかん気の花咲のコンビが
次々と起こる問題を解決する。
☆
痛快小説です。(^^)/
気は小さいが、ここ一番では元敏腕融資マンの
素顔が覗く相馬。
自分が正しいと信じるコトには
たとえ上役に対してでも、恐れることなく
自分の意見を主張する花咲。。
銀行内部に巣食う人と人とのドロドロとした問題。
銀行内の政争に勝ち残ることが本来の業務よ
りも優先される体質。
そういう部分を掘り下げて物語を作るのが
池井戸さんの本の基本パターンのようですね。
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銀行ものとしては、読み始めた当初「軽さ」を感じたが、だんだん引き込まれていく。痛快感がたまらない。
この作者の別の作品を読んでみたくなった。
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銀行内の問題を臨店指導の二人組が解決していく短編集。融資問題、開設屋対策、金融庁対策、データ盗難とカネが絡むだけに銀行内は難問だらけ(笑)ちょっと気の強い女子行員が鮮やかなタンカをきるのが読んでいて胸がスッとした。面白かった〜☆
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『下町ロケット』同様、痛快感があるのだが、こちらは爽快感はない。
連作短編で、各一作で銀行内のトラブル、黒い部分を成敗する臨店コンビのお話。1作目では相馬調査役という男性目線の始まりだったので彼が主役かと思いきや、活躍するのは部下の女性「狂咲さん」。
悪役に悪態の限りをつくさせ、読者のムカムカ度をマックスにさせてからの成敗。めっちゃ痛快。お決まりじゃ~ん、みたいな展開が嫌いな人には向かないでしょう。
そうそう、表紙と中身にギャップがありすぎます。こんな暗い感じではないんです。重くもないんです。これじゃ今野敏さんの本みたいやん。
( ・_ゝ・)<スカッと痛快!
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+++
事務処理に問題を抱える支店を訪れて指導し解決に導く、臨店指導。若くしてその大役に抜擢された花咲舞は、銀行内部の不正を見て見ぬふりなどできないタイプ。独特の慣習と歪んだ企業倫理に支配されたメガバンクを「浄化」すべく、舞は今日も悪辣な支店長を、自己保身しか考えぬダメ行員を、叱り飛ばす! 張り飛ばす! 痛快! 新しい銀行ミステリーの誕生!
+++
まさに「痛快!」である。人呼んで「狂咲」こと花咲舞が、多少場の空気を無視した正義漢ぶりで、病んだ銀行の悪弊を片っ端から投げた押していくのである。と書くと、舞のことをどんな豪傑かと思われるかもしれないが、うら若き乙女であり、仕事に誇りを持った優秀な銀行員なのである。なんてカッコよすぎるのだろう。思わず惚れてしまいそうなほどである。それに引き換え舞と相馬――という先輩と組んでいるのである――にやり込められる保身しか頭にないような男どものなんと情けないことか。舞と一緒にいると相馬がぼんやりしたただのおじさんに見えてしまいがちだが、彼の懐の深さもなかなかのものである。舞の言動にいつもひやひやしてはいるが、適切なサポートで彼女を引き立ててもいるのである。舞ばかり目立っているが、いいコンビである。小気味の好いキャラクターをまたひとり見つけた一冊である。
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女子行員を主人公とした短編小説。
この女性が凄くかっこよかったな~
だけど・・・
本当に書かれてるようなことが
頻繁に起こってるなら怖いなぁ・・・
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池井戸潤さんの本、会社の先輩のお薦めで読んでみました。弱きをたすけ強きを挫く、時代劇みたいなノリの痛快経済小説で楽しく読めました。
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どんな女子行員なのかと始めはちょっと不安。
でも、どの章でも彼女の業務能力の高さもわかるし、その上での言動も行動も、筋が通っていて、読んでいてとにかく爽快でした。
特にあの御曹司と関わった章では、思わずガッツポーズ。
会社にこういう職種の人が二人位はいた方がいいですね。そんな人には注意されても、納得出来ます。仕事もだんだんといい方向へ流れていきそうな気もします。
そんな彼女の傍らで、ヒヤヒヤしている相馬もいざとなったら頼りになる上司。でも仕事帰りに飲みに行くと必ずといっていいほど、花咲に足を蹴られるんですよね。
なんだかんだ言いながらも、息の合う上司と部下という様子は読んでいても気持ちいい。
テンポよく話も進むので、とても読みやすかった。
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コミック「この女に賭けろ」夢野一子(講談社)を思い出した。再読してみよー。という覚え書き 会社の常識ってものは、たびたび疑ってかからないといけないと思う。切に。
短編連作集という形で、一話ずつ完結してるんだけど、全部で一つの大きな物語にもなっている。
大手銀行の支店や中枢などを舞台に、やり手で正義感の持ち主の女性銀行員花咲舞が、ひーひー言いながらも頑張っているフツーの銀行員たちのために会社の不条理と(小粋に)戦う物語。舞のあとをおっかなびっくりついていって応援している上司の相馬の存在がイイ。池井戸潤、やっぱり好きだー。一生懸命働いている人をきちんと描いているのが好きだ。中小企業の社長とかも含めて。