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九州の山深くに存在するといういわくつきの「暗黒館」のうわさを聞き、現地へと赴く江南くん。
館へと辿り着き、その塔に登って・・・そこで突然の地震。彼は塔から転落し・・・・
綾辻行人「館」シリーズ最新作。
これまでの集大成的な印象が強く、最終作・・・・というわけではないようです。
正直、このところの館シリーズはなんというかそれほどでもなかったので。わたくし的に。今回はボリュームは非常に多いけどどうなんだろうな~・・・と読み進めたら・・・いやおもしろいわ。かなり夢中になって最後まで読了しました。
「宴」の真相など、わりとすぐに察知できるものもあったのでどうなんだろうなと思ってたんですが・・・なんていうか細かい感想書くとあっという間にネタばれになるというレビューなかせw
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九州の山深く、外界から隔絶された湖の小島に建つ異形の館――暗黒館。光沢のない黒一色に塗られたこの浦登家の屋敷を、当主の息子・玄児に招かれて訪れた学生・中也は、〈ダリアの日〉の奇妙な宴に参加する。その席上、怪しげな料理を饗された中也の身には何が?続発する殺人事件の“無意味の意味”とは……?シリーズ最大・最深・最驚の「館」、ここに落成!
(裏表紙紹介文より)
***
館シリーズ7作目。
第一印象は「分厚っ!」でした。
決して読みにくいわけではなかったんですが、読んでも読んでもあまり話が進まない上に残りページもなかなか減らなくて、読むのにかなり時間がかかってしまいました。
上巻は焦らしに焦らされて終わった、という感じです。
全体的に暗く、どよ~んとした感じでした。
さらに<宴>のシーンはホラーな雰囲気で。。。
中也は一体何を食べさせられているの…!?と、どきどきしてしまいました。
いざ下巻へ。
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館シリーズ7作目の上巻。
シリーズ最長・最深・最驚と謳われているだけあってひたすら分厚い!
しかし続きが気になってどんどん読み進めてしまい連日寝不足です。
今までの館シリーズのネタがたくさん出てきて、まさに館シリーズ集大成。
前回の黒猫館からだいぶ間が開いてるからか、江南くんちょっとキャラ変わってませんか。
この上巻では登場人物と建物内部の紹介と事件の導入部分が収められています。それだけで650ページも使っちゃうんですからものすごいスケールです。読んでも読んでも終わらないのが嬉しい。
閉ざされた怪しげな館に住む怪しげな一族の怪しげな儀式、そして次々に移り変わる謎の「視点」…たくさんの謎がちりばめられていて、ワクワクさせられます。下巻に続く。
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山奥の湖の島に建つすべてが黒い暗黒の館に招待された「中也」はそれぞれに歪んだ一族とともに得体のしれない宴に参加させられる。
(2006年10月08日読了)
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館シリーズ第7弾。
色々気味が悪かった。
わからないことだらけでモヤモヤする!!
早く下巻を読みたい。
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はぁ・・・。長いよ。長すぎるよ。とにかく長い
疲れ果ててた~
しつこいと思うけど、長い。長すぎます。
何度読みながら寝てしまったことか・・・。
挫折しそうになりつつも、結末を知りたくて、我慢。
同じストーリーが繰り返しでてくるし(これにはちゃんとした理由があるのだが)、登場人物の視点に、第三者?の視点が絡んできて、読みにくいし。
もっとすっきりできなかったのかなぁ。
状況説明の文章が多くて、読むのに疲れました。
前の「館シリーズ」ってこんなんだったっけ。ずいぶん前に読んだっきりだったから、忘れちゃったよ。
結局は読み手の混乱は、おそらく作者の意図するものであって、その混乱がこのトリック的なものなんだろうけど、うーん、どうなんでしょう。
偶然なのか、それともその偶然は必然だったのか、偶然によりリンクしたものななのか・・・推理小説というよりは、オカルトって感じですね。
ラストのネタ明かしで、なるほどね、とは思ったけど、(でも、反則気味?オイオイそれはないよ)読むのに疲れちゃって、どうでもよくな(ry
犯人の動機ですが、あそこまで暗黒館の住人の秘密が詳しく語られているのだから、もう少しひねってあってほしかったなぁ。狂気取り付かれたと簡単に片付けられてしまったような気がします。
現在の暗黒館の住人、どうなっているのか・・・気になったな。ダリアの祝福は続いていたのか。結局は謎が謎のままのものも多し。
とにかく疲れましたわ。
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ひたすら我慢の一冊…。とにかく長い。一ヶ所だけ山があるもののそれ以外は特に盛り上がりもなし。ただ結末に向けてこの世界観は非常に重要だったんだろうなと(・∀・)ノ各々のキャラは好き☆彡
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はじめに著者が「無駄に長いわけではありません」と言ってますが、とにかく長いです。読むなら寝不足必至。展開はしてるのですが、カットしようと思えばできる場面も多々ありという外国映画みたいです。当主一族の姓が浦登って、ドラキュラ意識してるでしょ!って友だちがつっこんでました。 主人公の中也がいかがわしい宴で色も味も気持ち悪いスープを食べるように迫られるところはぞくぞくします。ホラーまでいかないのですが、ちょっと頭痛なしでは読めなかったです。 私は主要トリックをこの上巻の3分の2くらい読んだところで気がつきました。私はわざわざ面倒な考え方でいってしまいましたが伏線はいくつもあります。
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長い。とにかく長い。
綾辻さん自身も長いと言っている(笑)
この長さの意味が下巻でわかれば良いのだけど。
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冷静な第三者たる鹿谷角実や江南孝明の影が薄いせいもあって、既刊の館シリーズに比べて少々オカルティックな雰囲気が強い。オチがオチなので、評価は賛否両論分かれるだろうなあ、という印象。物語そのものは物凄く面白かったが、いわゆる「探偵小説」を期待して読むと、肩透かしをくらうかもしれない。どんでん返しがミステリのキモだと思っている私としては、この物語を「本格推理小説」と言うのにやぶさかではないのだが。
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ひたすら長い
その長い話の中での人物紹介とか山も谷も無い話の辛さ
綿菓子を作る過程に例えればいいのかな
兎に角いろんな断片を巻きつけていくのが上巻だったのでしょう
通路を右手に曲がった先の扉~とか
会話の途中で別の用件を入れるとか
煙に巻こうとしてあの手この手って感じでしょうか
兎に角つらい
下巻で盛り上がる事を期待します
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人物が描けていないのにこの長さと登場人物の多さは頂けない。外側から情景を描写するだけで内情を描いていないものが小説といえるのだろうかと考えてしまった。
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買ってから、読み始めては挫折を繰り返していた本。
腰を据えて頑張ろうと再挑戦。
なんだかちょこっと時代を錯誤させるような違和感を感じた。
下巻に期待。しかし描写グロめ。
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9月の29冊目。今年の171冊目。
館シリーズ。大長編。とにかく長い。さすがにここまで長いと疲れますね・・・。しかも事件が起こるまでは、館の説明でほぼ文庫本1冊くらいの内容を読むので、この辺でちょっと挫折しそうになりました。しかもかなり幻想的な描写が多い。感想としてはうーん、なんだかなー・・・、というところが正直なところですね。
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〜の囁きとか、殺人鬼とか、別の作品ではオカルトでミステリアスな作品を書くが、館シリーズにはあまりそういった要素を持ち込まないと思っていた。持ち込んだとしても、謎解きが終わった後のラストシーンに少しだけ。
と思ってたのに、いよいよ出た超長編の暗黒館の殺人は、詰め込みたいものを詰め込みまくっていて、オカルトありダークな要素あり館もたくさん出て来ていて、作品の完成度とか、トリックが明かされた時の衝撃に欠ける。
やっぱりこの人の作風は自分には合わなかったんだなと寂しい気持ちになった一作。