紙の本
ちょっと予想外な話
2004/10/09 09:48
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投稿者:ピータン - この投稿者のレビュー一覧を見る
東直己のハードボイルドが好きで買ったんですが、ぜんぜん違うジャンルだったので、がっかりしました。
こんな話を書くなんて、本当に意外です。買ってしまったので仕方なく読みはじめたのですが、これがけっこう面白くて、二度びっくりでした!
デビュー前の短編を収録したものらしいのですが、東直己の新たな一面を見たような感じがしました。ハードボイルドが好きな人は、がっかりするかもしれません。
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ブラックな含み笑いが聞こえてきそうな、シュールな短編集です。
なぜに“ライダー定食”なのか?謎が解明されたとき、あなたは戸惑い、不条理に頭がウニになることでしょう。
箸の話が一番好きです。あまりのオチに爆笑してしまいました。
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タイトルと北海道が舞台というので手に取りました。短編集です。
【誰からも愛されず孤独な彰子は雑誌で知った道東にある湖畔のレストランでライダー定食を食べるため一人ツーリングの旅へ
表題作「ライダー定食」“納豆かき混ぜ箸”という過酷な運命に翻弄される箸を描いた「納豆箸牧山鉄斎」人間から忌み嫌われるハエの物語「間柴慎悟伝」】
などなど。この3作はまぁ面白かったです!他は私の好みではなかったのでトータルで面白さは半減・・。
ただ、この方は札幌出身で地元の細かい地名が出てくるのが嬉しい(笑)自分の住んでる地域名も出てきてなんでか嬉しかったです♪あと、表題作のライダー定食以外は
デビュー前の作品だそうです。
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不思議な感じの短編集。
なにかメルヘンな素敵ではなく狂っている方の不思議だ。
とにかく話が飛躍する、想像していた落ちの付け方と全然違うところに着地する。
だけれどもその破天荒さが妙にリアルで読んでいて楽しい。
自分の思い通りに話が展開していかないと気が済まないタイプの人には向いていないかもしれないが、僕にとってこの作者の世界に引っ張りまわされるのはかなり快感だった。
東直己はかなりお気に入りの作家になりそうだ。
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この本はバイク好きな人が旅をして行く話です。旅行で観光バスなどはやってこない穴場スポットを教えてくれたり、ライダー定食と言った安くてウマくて大盛りで大満足のできる場所が書かれています。バイク好きな人は読んで見て下さい。
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正直読んでいても内容がよくわからなかった。私はバイクがあんまり好きではないので、バイクが好きな人にお勧めします。
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短編集。
展開が幼稚で気に入らない。
(6篇中4篇を読んだ段階で)
1.最初の安定した状態だったものが,
2.何か事件が起こって,
3.別の安定した状態に至る。
というのが私の見つけた「おもしろい小説の3要素」の1つだが,
それを満たしていない。
(全部読んで)
その中で「納豆箸牧山鉄斎」。
箸が擬人化された話で,主人公の新入りの箸と,
古参の箸や割り箸とのやりとりは面白いのだが,オチが…。
わざとなんだろうけど,「それはないよ」と思う。
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タイトルにひかれ購入。
ローカルな版元で、大丈夫かな? と思いながら…
読了。メジャーばかりが面白いわけじゃないんだと
改めて思った。
帯に「大森望氏激賞!」と書いてあった。
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ライダー定食は面白かったが、箸の話で、なんか違うと思い始めて、読むの止まった。そういえば、前も3つ目で読むの止めたと思い出した。3度目はあるのだろうか。
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ずっと昔に読んだのに、未だに頭から離れない。
リアルな画像が途切れ途切れに頭に浮かんでいたのでマンガだったのかと思っていたら、つい先日図書館で再会しました。
確か短編集だったかな?
タイトルになっている話の内容ですが、
美味しいのかも知れないが私にはムリ!
です。
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短編集でどれもブラックで話ばかりでした。
気持ち悪いと言ったら言い方が悪いだろうけれど薄気味悪さばかりが残ってしまいました笑
特にライダー定食は展開にもびっくりしました。
主人公の自意識過剰さが気持ち悪いのはもちろんライダー定食の意味を知って怖かったです。
てっきりこの自意識過剰さとかが丸くなって再生していのかと思ったのに…。