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まだ息子が生まれる前に出版された本だけれど、親子関係の根本的なことは変わっていないと思って読んでみた。
子どもたちに問題があるのは親のせいだとはっきり書かれていたから、読む度に自分を振り返っては自分を責めてしまい、読み終わるまでにとても時間がかかってしまった。
この本に書いてあることはどれも納得出来た。
特に、197、198ページの不登校になった人と歩調をあわせるのが苦手な子についての部分は、子どもたちと私達夫婦を見て描かれたのかと思うくらい的確だと思った。
子どもを評価せず、共感し、認める。
子どもだけでなく、人や物事に対して評価したり批判したりしない。
そうしなければならないのは分かってはいる。
分かってはいるけれど、長年染み付いた認知の方法はなかなか変わらない。
気を付けてはいても、言葉や行動の端々に表れてしまっているのだろう。
昨日、大失敗をした。
また0からのスタートだ。
子育てから逃げる訳にはいかないのだから。
どんなに拒絶されても満身創痍でも道が見えなくても、何度でも何度でも子どもたちに向き合うのだ。