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第1章
アマゾンの雨林では、アリのバイオマス量はすべての動物のバイオマス量の10%、昆虫全体の半分を占める。
第3章 大絶滅
アンモナイト類、イノセラムス斧足類、二枚貝も、恐竜同様に白亜紀末の1000万年間に減少した。有孔虫類の多くも数百万年にわたって段階的に消失した。
昆虫はKT境界を比較的無傷で通過している。
減少した多様性が復旧するまでに、オルドビス紀の絶滅後は2500万年、デボン紀絶滅後は3000万年、ペルム紀と三畳紀の絶滅後は1億年、白亜紀の絶滅後は2000万年かかっている。
第7章 適応放散
250万年前、パナマ地峡が海面から顔を出し、北中米と南米が陸続きになった。
オーストラリアは2億年以上前にゴンドワナが分裂して以来、他の世界から隔離されてきた。
南米の科や属の半数近くは、北米から移入してきた祖先に由来する。
第8章 未踏査の生物圏
すべての生物の既知の種数は推定140万(ウイルソン)
推定される未知/既知の熱帯林の節足動物の種数は3000万種(テリー・アーウィン)。500〜1000万種(ナイジェル・ストーク、ケビン・ガストン)
細菌の記載された種数は4000種(バージェイ)。実際の総数は何百万になるかもしれない。
ハクジラ類は、20世紀になってからも平均10年に1種の割合で新種が見つかっている。
第9章 生態系の創造
食物連鎖の鎖の数は5以下
第10章 生物多様性
28億年前、海中の鉄イオンの酸化が終了して酸素分子が発生し始め、好気的生物が出現した。
4億5000万年前、植物が陸上進出。
バージェス頁岩の化石:現生の11門のほか、19の特異な体制が見られた(コンウェイ・モリス)
世界最大の植物多様性を誇るのは、コロンビア、エクアドル、ペルーのアンデス地域の3国
エネルギー・安定性・面積(ESA)理論:太陽エネルギーが多いほど、年間の気候が安定しているほど、面積が広いほど多様性は大きい
ラポポルトの規則:個々の種の分布域は、赤道に近付くほど狭くなる
哺乳類では、体重が1000分の1になると、種数は10倍増える
昆虫の個体数は10億の2乗ほど。バイオマス量は人類の総重量をいくらか上回る