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いつものことながらおもしろおかしく
時に、はっとさせられるエッセイ
食べ物に関する話ばかりで読んでいると
無性に何か食べたくなります
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私はあまりエッセイは読まないのですが、これは本当に面白く読めました。
解説の東海林さだおさんが書かれているように、シモネッタやガセネッタ、ウラネッタ、蘊蓄ネッタ、そしてオモシロネッタが満載です。
書かれている食べ物が(知っている食べ物も知らない食べ物も)どれも美味しそう〜。
米原万里さんを夢中にさせたハルヴァの正解の味を知りたい。。。
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ロシア語通訳の方が綴るリアルロシアの食文化と食材の歴史についての書評。すごく好き。知識吸収と知的好奇心の刺激にはもってこい。
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どうして文章だけなのにこんなにもおいしそうなんだろう……思わずよだれが。
ハルヴァ、食べてみたいなあ。
旅行者の朝食も食べてみたい(笑)
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【あらすじ】
「ツバキ姫」との異名をとる著者(水分なしでもパサパサのサンドイッチをあっという間に食べられるという特技のために)が、古今東西、おもにロシアのヘンテコな食べ物について薀蓄を傾けるグルメ・エッセイ集。「生きるために食べるのではなく、食べるためにこそ生きる」をモットーに美味珍味を探索する。
【感想】
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地元図書館で借りる。
ロシアに200回以上訪れた米原万里さんの食に関する雑記集。
さすがうまいのは、その食べ物の幅広さ、当時の思い出や社会状況、文化の描写。
おいしそうな描写!!というわけではないが、めずらしいものたくさんなので食べたくなる。
ロシア旅行に持って行きたい一冊。
トルコ蜜飴のハルヴァ、
日本食が手に入らない地域での日本食に関するラジオ
玉村豊男
冷凍白身魚の鉋屑←これは死ぬまでに食べたい
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ロシア通訳の著者が
食べ物について書いたエッセイ集
今日、世界中でポピュラーな食物である
じゃがいもが
いかに欧米で受け入れられるのに苦労したか
とんでもなく美味しそうな未知な食べ物
ハルヴァ
トルコ蜜飴ともいうらしい
求肥とも似たものがあるとか
これは、食べたくて、食べたくて、読んでいる間中、うずうずした
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食い意地張りすぎ。後半なんか食ってばっかりである。いくらなんでも…
信じられない話だけど、読んでるだけで本当に胃もたれするかと思ったくらい。読後の、まさに油酔いに近いこの余韻が、えーと、微妙である。
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著者が出会った最高においしいお菓子「トルコ蜜飴」。追い求めるあまりにそのルーツまでたどってしまうというこだわりに脱帽します。
それから「ハイジ」が飲む山羊のミルクや「桃太郎」の黍団子、「ヘンゼルとグレーテル」のお菓子の家などなど、子供のころおなじみの童話やおはなしに出てきた食べ物の考察など、とても面白い一冊です。
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面白かったです。
ご飯を書いた本に面白くない本はそんなにないんですけどね。
それでも面白かったですね。
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米原万里の食事に関するエッセイ。
お腹がすいてきたり、おえっとなったり。
プラハの血のバケツにウソーとなる。
プラハがタイムリーに出てきて良かった。
蟹缶は笑った。
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人並に美味しい食べ物が大好きなので(と言っても、持ち前の貧乏性で美食は牛丼、天玉そば、カツカレーに留まるのだが)、食べ物に関するエッセイも大好きだ。本書にも登場する東海林さだおはもちろん大好きだし、ブリア=サヴァラン「美味礼賛」から某有名グルメマンガまで何でも読む。一方で、惜しまれつつ亡くなった米原万里は大好きなエッセイストの一人。その米原万里の食べ物エッセイなのだから、まぁそれだけでも及第点。
気に入ったエッセイは、幼い頃に一口だけ食べた幻のお菓子を追い求める「トルコ蜜飴の版図」、ちびくろサンボの謎を解き明した「サンボは虎のバター入りホットケーキをほんとに食べられたのか?」、極寒世界の描写が秀逸な「冷凍白身魚の鉋屑」。
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著者はロシア語の通訳として活躍された方で、この本には世界中のおいしいものがたくさんつまっています。旅好き、くいしんぼにはたまらない一冊です。私はトルコについて書かれたところが大好きでした。押しつけがましくなくすっと文章が心に入ってくるのは、著者の魅力だと思います。早くに亡くなられてしまったのが残念です。海外旅行に行くときの飛行機の中で読むのもしゃれているかもしれません。
(熊本大学学生)
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この本で印象に残っているのはトルコ密飴である。
トルコのharvaがそれといっているが 実はHalvaにも色々ある。
ややこしいことにHelvaもある。
実はインドのsoan papdi が最もほんの記述に近い気がする。
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作者の食への果てしない情熱が感じられる一冊。
他の単なる食に関するエッセイと異なるのは、たった一つの食べ物の真実、発祥を求めてあらゆる本を調べる研究熱心な姿勢が素晴らしい。
それだけ食に情熱が注がれているにも関わらず、イヤミな熱さを感じさせないのがまた作者の文章の魅力だと思う。海外で生活していた頃の食べ物に関する苦労話も、父方の親戚にまつわる話も、全て同じ距離感を持って描かれている。