紙の本
完全オリジナル版を見てみたい
2004/10/11 21:44
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る
言わずと知れたブラック・ジャックの最新刊(?)です。2004年10月からのテレビ・アニメ開始に合わせた刊行のようですが、これに加え「新装版」も出るらしいので、何がどうなっているのか。
いずれにせよこの豪華版第17巻は、たぶん今まで単行本未収録だったりした話が集められているもののようです。手塚オールスターが登場する「人間鳥」や、火の鳥が出てくる「不死鳥」など、全11話はいずれもブラック・ジャックらしい話ばかりです。
これも有名な話ですが、手塚治虫は雑誌連載時と単行本化する時にしばしば描き直しをしていたと言います。手塚の死後にはそうしたことはもちろん無理なのでしょうが、今回の話が雑誌連載時なのか単行本化にあたり何か変更されているのかなど知りたいことも山ほどあります。そうしたことを考えながら読むのもまた一興でしょう。
しかもぶらっく・ジャックにはコミックス版、豪華版、文庫版、全集版などといくつもバージョンがあるので、それぞれを読み比べるというのも楽しいかもしれません。でも出来るなら、雑誌連載時のオリジナルを完全版で読んでみたいと思ってしまうのは、私だけでしょうか。
投稿元:
レビューを見る
言わずと知れた国民的漫画。
「ぎょりんせん」の話、ずーっと覚えてます。
あと、探しても無かったけど「ベートーベン」。連載中にお亡くなりになったので、続きが気になり続けて幾星霜・・・。
投稿元:
レビューを見る
僕の好きな作品。「ときには真珠のように」、「めぐり会い」、「六等星」、「アリの足」、「二つの愛」、「おばあちゃん」、「三者三様」、「友よいずこ」、「助け合い」、「勘当息子」、「ある女の場合」、「執念」、「奇妙な関係」、「虚像」、「ゴーストタウンの流れ者」、「山手線の哲」、「落としもの」、「焼け焦げた人形」、「もらい水」、「終電車」、「古和医院」、「土砂降り」、「老人と木」、「サギ師志願」、「ふたりのピノコ」、「おとうと」、「上と下」、「曇りのち晴れ」、「ハリケーン」、「発作」、「誤診」、「発作」、「再会」、「死への一時間」、「ある教師と生徒」、「目撃者」、「約束」、「二人三脚」、「銃創」、「やり残しの家」、「骨肉」、「盗難」、「灰とダイヤモンド」、「身の代金」、「人形と警官」、「お医者さんごっこ」、「がめつい同士」、「話し合い」、「青い恐怖」、「人生という名のSL」、「信号」、「デベソの達」、「二人目がいた」、「帰ってきたあいつ」、「笑い上戸」、「水とあくたれ」、「小うるさい自殺者」、「後遺症」、「気が弱いシラノ」、「幸運な男」、「かりそめの愛を」、「浦島太郎」、「鯨にのまれた男」、「スター誕生」、「死者との対話」、「霧」、「夜明けのできごと」、「20年目の暗示」、「ミユキとベン」、「浮世風呂」、「過ぎ去りし一瞬」、「純華飯店」、「おとずれた思い出」…。
全編を通して、珠玉の名作集の趣があります。
投稿元:
レビューを見る
傑作中の傑作。
このページ数でこれだけの情報量を描ききった手塚治虫はマジ天才だと思います。
Written by:
Bloor office staff Yusaku
投稿元:
レビューを見る
全体としてはこのセレクトシリーズの最終巻だけど、内容は昔のものを多く集めたって感じ。
ピノコちゃんって実はジャックさんが思っているよりもずっと大人なんだよね。
ジャックさんもピノコちゃんといると根は明るくてお茶目な人なのがわかるし…。
この2人のお話をもっともっと読んでみたいなぁ!
投稿元:
レビューを見る
最終巻。
ブラックジャックの5人への復讐は2人で終わったのかな。ピノコとお姉さんとのエピソードは悲しいな。先入観を取っ払っちゃったら仲良くなれたのに。だから、かえってブラックジャックとの絆を感じられた。最初は奥さんといっても冗談みたいに思っていたが、今となっては間違いではないと思う。世界屈指の外科医であっても、支えは必要なんだろう。