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『920を待ちながら』
福井ファンには嬉しいサービス付き。乱歩賞アンソロジー収録作だったせいか、ミステリしてます。
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市ヶ谷短編。短編なので読み易く、福井ファンには絶対にお勧め。イージス後なら、思わず嬉しくなるファンサービス付き。
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防衛庁情報局…通称、市ヶ谷。公に出来ない地下組織に属する工作員たちと彼らに関わる人を描いた短編集です。福井さんの作品といえば圧倒的な厚み(^^;の長編モノで、超人的な主人公が多い中、珍しく短編で、しかも、登場人物は普通は一般市民。
普段は別の仕事をしていたり主婦であったりする人たちが、本部からの指令が出ると一転、緊張した状況下で命を張っての仕事なる(しかし手当は低い(笑))と言う短編が6編です。しかし、最後の2作「断ち切る」「920を待ちながら」は中篇と言ってもいいボリュームでした。
個人的には、福井さんには長編が似合うなあって思っていましたが、その中でも収録作品の中で「媽媽」「断ち切る」「920を待ちながら」は秀作で楽しめました。特に「媽媽」の母としての立場、「断ち切る」の爺やとしての立場など、そちらの面でも楽しめたので、長編との使い分けがうまいと思わせる作品でした。
収録作品
いまできる最善のこと
畳算
サクラ
媽媽
断ち切る
920を待ちながら
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短編集。6つの染み跡。
最善のことが、正義であるとは限らない。平穏な人生が、必ずしも幸福だとは限らない。そこに、焦燥や葛藤が生まれる。不実な生き方をつぐなおうと足掻いてみたり、かけ違えたボタンをかけ直そうと奮起してみたり、その必死で切実な生きざまが、読む人の心を打つのだと思う。「♪真実より現実より大事なことは 理想でもないのさ あきらめないこと」(by堂島孝平)なのです。惰性で生きるのではなく、生き抜く。
スリリングなストーリー。情緒的な作品世界。切なくて、やるせないんだけど、読後は妙に清々しさを感じたりもして。短編集だけど、長編に負けず劣らず読みごたえありました。
短編にはそれぞれ英語の副題が付いているのですが、「畳算」の副題がシャレてる。>惚れるんじゃないよ。
「媽媽」と「断ち切る」も、副題を見ると連作だとわかりますね(気付く前に読んじゃったけど/笑)。
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短編集です。どの話もしっかり作られています。福井氏といえば長編のイメージが強いですが、短編もかなり巧いということが判明。このシリーズ続けて欲しいです。
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第132回直木賞候補作。好きな作家福井晴敏の短編集。一つ一つのクオリティがとても高い。また、各話の横のつながりだけでなく、他の福井作品との縦のつながりもあって、ちょっとうれしく感じた。
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なにかひとつ、たったひとつでいいから、この世に生きた証が欲しい。忘れられずに済むなにかを残したい。そのためにできることはなにか。なんのしがらみもない、一個の剥き出しの命が、いまできる最善のことはなにか――。
(P.39)
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060619 短編集。工作員?の方々カッコエェ。しかしそこまで安月給とは・・・もっとお金あげて!!如月行が出た瞬間はちとテンション上がったね(笑)
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福井初短編集。やっぱり過去作品を既読でなきゃ「?」となる強気な小説。子持ち主婦や老婆が主役だったりするのも面白い
。イージスの某人気キャラの過去話が読めるので、ファンは必読かも。やっぱ小太りなオッサンが熱い。
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珍しく短編集。とおもいきや色々繋がってて面白い!
ダイスシリーズの背景が分かって読ませるので好きな人には是非♪
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市ヶ谷の防衛庁情報局員たちが、国益のために命を張って戦う物語。映画で言えばアクションものっぽいが、その実、誠実さとかプロ意識とか人情とかがひしめき合っている。これは短編集なので、いろんな主人公の側面が面白い。
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短編という体は成しているけど、実際は長編の一部を切り取ったって感じ。いきなりクライマックスになるものだから、緊張の連続。それぞれの主人公たちが、組織の一員から一人の人間に戻るときの濃密さ、熱も出るわけだ。時に、その熱が瞼に伝わってくるので、電車での読書には向かないね。
920とか如月行とか、本当は敏感に気が付かなくてはいけないのに、言い訳したとおりの夏バテと、元来が優秀な読み手じゃないので、読み終えてからようやく、そうか!、なんてね、ボケてます。
6ステインズが正しくない?
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存在を秘匿された組織、市ヶ谷防衛庁情報局で過酷な任務に身を
投じる工作員の男たち、女たち。20世紀にいくつかの「染み」を
残した彼らへの、6編の鎮魂歌。
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存在を秘匿された組織、市ヶ谷防衛庁情報局で過酷な任務に身を投じる工作員の男たち、女たち。20世紀にいくつかの「染み」を残した彼らへの、6編の鎮魂歌。
いまできる最善のこと/畳算/サクラ/媽媽/断ち切る/920を待ちながら
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ダイスシリーズ・短編集
前代未聞の縦帯付き(笑)
イージス以前の行に出会えますv