紙の本
大人びたナサニエルに注目です。
2015/03/29 22:38
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投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る
本作は新人魔法使いナサニエルと妖霊バーティミアスの物語です。
魔術師や悪魔が牛耳る現代のロンドンが舞台というと、いかにも児童書のイメージが強くなりますが、テンポの速いストーリー展開、バーティミアスの注釈、細かい舞台設定が魅力的で、児童書の枠に入れるのが勿体ない作品です。
2巻目は政府の御膝下で職を得たナサニエルの活躍が描かれており、敵キャラクター(妖霊?)のホノリウスやゴーレム共々注目です。また、ロンドンだけでなく、プラハの情景も描かれていて舞台が一層広がった感があります。
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この本は3部作あり、これは2作目ですが、私は1作目のほうが好き。これもおもしろいけれど、なんだかうーんという登場人物が多くて。
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一巻よりはちょっと面白くなかった。
ナサニエルが権力を手に入れて性格が悪くなっててショック;;
なんだかバーティミアスとの仲もぎこちないものに・・・
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たらたら〜っとした流れなので
止まりながら読みました!!
サマルカンドで出てきたキティも出てる、おもしろい!
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う〜ん、一巻より面白かった!!ナサニエルが汚れていってるのはちょっと残念だったけど・・・キティとバーティミアスが会話をしていくところなんか結構深い。3巻が楽しみです!!
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バーティミアス三部作の第二作目。前作に引き続き、今回もナサニエルもといジョン・マンドレイクの性格の悪さが存分に堪能できる一冊となっております。何ていうか、やっぱりダメだろ!って感じですジョン・・・。バーティミアスの注の解説はいつも面白いな。彼とキティとの出会いのエピソードも好きです。一作目でわらわらと出てきた謎が収束に向かうかと思うや、逆にますます広がってしまいました。これを第三部でどうまとめてくれるかが楽しみです。
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第1巻から2年後のロンドン、14歳になったナサニエルは魔術師を狙ったレジスタンス事件を任されていた。ナサニエルは再びバーティミアスを召還し、事件の解決を目論む。レジスタンスの少女・キティも再登場、ナサニエルは事件を解決する事ができるのか。
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なんとかクーデター事件を食い止めて、ジンのバーミティアスともおさらばできた・・・はずだったのに!
ロンドンで頻発する事件の担当にされたナサニエルは、頼りになるけど信頼できない魔物、バーティミアスを召喚する。
さぁ、事件を解決するのが先か、バーティミアスに出し抜かれるのが先か!
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ハリーポッター・指輪物語の一連のファンタジー・魔法ブームの波に乗ってだされたものだと思ってタカをくくっていたんですが。
大人でもしっかりと読めるほどクオリティが高いです。
ただ、三部作の二作目とあって、若干中だるみしている感はあります。
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ナサニエル、14歳にして官僚に。ロンゲをなびかせ颯爽と官庁街を行くナサ君を実写で見たい!魔術師の支配する世界の歴史がバーティミアスによって語られ、第3の主要人物キティの登場で話はどんどんおもしろくなる。(注:表紙のガイコツ君はキティちゃんじゃなくてよ)
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再会したかつての友は、エリート魔術師としての地位を得た代わりに人間らしい良心を失いつつあった……召喚された以上、命令には従わなければならないとジンは苦悩する。せめてもと諌める声は届かないまま、やがて事件の謎があきらかになっていった……といえば、やっぱり嘘です(笑) 相変わらず、苛立たしいまでのへたれっぷりです、ナサニエル。後ろからどつきたい感じ満載。一方のバーティミアスはぐんぐん株があがっていってます。登場シーンの増えたキティも大好き。バーティミアスの制止を振り切って助けに走ったキティは、間違いなくかっこよかった。いいんだよ、それで。
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最初、この表紙はなんだろうと思いました。副題のゴーレムには見えないし。しかし、読み進めるうちに、わかった瞬間、怖いなと思いました。何が怖いかはネタバレするのでひかえますが、今後、バーティミアスとナサニエルの関係がますます気になりました。急いで、次を読まないと。
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主人公の新米魔術師ナサニエルと、彼に召喚された魔神(ジン)・バーティミアスの冒険活劇を描いた、コメディテイストのファンタジー/第2部。
前作『サマルカンドの秘宝』では、ナサニエルとバーティミアスの二人の視点で物語は進行していきましたが、今作は更に一般人の少女キティを交え、更に深みを増しています。
そう、前作は魔術師同士の醜い争いであったのが、今作では更に魔力を持たない一般人が一枚かんでいるのです。それも、傲慢な治世を蔓延らせている魔術師に対抗する『レジスタンス』として。
また、ナサニエル、バーティミアスに襲い掛かる数々の危機。キティのレジスタンスとしての行動を巧みに利用する黒幕。誰が敵で誰が味方か分からず、様々な思惑や疑念が飛び交います。
果たして、迫り来る脅威の元凶は誰なのか?
コメディとはちょっと一線を画した、ファンタジーながらもミステリーを色濃く表に出している小説に仕上がっています。
残念なのが、ナサニエル君の根性がひん曲がってしまっていること。
まぁ、彼の師匠やライバルや同僚も、同じように権力に媚び諂うばかりの人間なので、自然と彼もそういう色に染まってしまう恐れがあるのは否めませんが……
ただ、彼はこんなことで人間的に躓くものではないと信じています。
物語はいよいよ佳境に差し掛かりますが、きっと、最後の最後で、彼の飛躍的な人間的成長を垣間見ることができるのでしょう。
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一躍有名になったこの本の1巻に続き、魔術師たちの戦いに目を見張ります。ページ下の注釈がこれまたおもしろい。
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前回の『サマルカンドの秘宝』よりも面白かったと思います。ロンドンで頻発する事件の担当にされたナサニエルは、頼りになるけど信頼できない魔物、バーティミアスをまた召喚します。そこでレジスタンス団の少女・キティと戦いが始まります。みつどもえの壮絶な戦い・・・。はらはらどきどきさせられました。にしても、ナサニエルは出世したからなのか、とんでもなく悪い奴になっていますね。三巻で、元通りになればいいと思います・・(汗)。
キティは三巻でも登場するらしいので、三巻も見ようと思います!!