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「最強のゴルフレッスン」と謳ってあるわけだから、これはゴルフのレッスン書である。著者の江連忠は片山晋吾をはじめとした有名プロの契約コーチをやっていることで有名な人。バンコクに赴任してから、日本にいる時に比べ、桁違いにゴルフの機会が増えた。日本にいる時には、付き合いで年に1回とか2回やるだけだったものが、バンコクに来てからは、最近はほぼ週に1回のペースでやっている。バンコクに赴任してから1年以上が経過しているので、既に50回以上はやっている勘定になる。さすがにそれだけやると、日本にいた時に比べるとスコアも良くなりつつあるのだけれども、それでも、まだまだ満足できるレベルに至ることが適わず、かと言って、週日にレッスンに行くような時間もとれないので、せめて本でも読んで、と考えて買ったのが、このレッスン書である。が、考えてみれば当たり前の話なのだけれども、レッスン書というのは、上達に資するレッスンの仕方を指南する本なのであって、読めばそれだけで腕前が上達するものでは全くないのである。たしかに目からウロコ的なレッスンの方法を書いてあるのだけれども、それでスコアがアップするものではないな、と読んだあとで遅まきながら気がついた次第だ。