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「この世界には、物理学にも載っていない強い力がひとつある。人と人とが引き合う力。」
小さなアクアショップを営む男性の元に、1人の美しい女性がやってくる。素敵なハッピーエンドでした◎
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読み始めてすぐ、あー、繊細系の話かなー、と思い、やっぱりそうだと思いながら読了。
繊細系の話とは、登場人物がちょっと世の中にとけこみきれない変わった人、感受性の鋭すぎる人ばかりの話のこと。本田孝好、片山恭一、大崎善生などがこの系統に属する。伊坂幸太郎もうっかりするとこちらに入る。
浮世離れしてて純粋不器用な青春野郎ばかり、そうでないと展開しないストーリーなので読んでて多少こっ恥ずかしくなる。
要するに苦手なのだけど、思い切り浸ってみるならいい、かも。絶対にドロドロしたりしないので後味よし。
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藻を売っている店で働く主人公。
モデルのヒロイン。
その周りを取り巻く人々との関係。
市川拓司氏作品の「いま、会いにゆきます」
よりもこちらのほうが好きです。
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この作者の描く子どもには、毎回心が揺さぶられます。『いま、会いにゆきます』を読んだ方には是非読んでもらいたいです。
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「いま会いに行きます」の作者だという事を、しばらく読んでから知った。なるほど。という感じ。話自体はさらりと読めて、途中「ん?」と引っかかる部分もあったものの、すっきりと読み終えれた。会話が楽しい。独特の世界観がある作家なのかな?次読むかどうかは不明。
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この作家らしい人物設定の3人が主役になってます。
人に優しくすることはいいことなんだなって思える作品です
「そのときは彼によろしく」って本文には1度しか出てこないけどいろんなところで表現されている気がしました
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市川拓司さんの優しい文体がすき!恋愛、友情、夢、人生とたくさんの要素が詰まっています。
まっすぐで透明な物語。でも、結局ファンタジーというか現実にはない話に持っていっちゃうのがなー・・・
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2人の男の子と1人の女の子のお話。人物の会話がとても暖かくて最後のハッピーエンドで心がほんわかしました。読み終わってから「いま会いに行きます」の作者と知り、納得しました。
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これ、すごく好きです。市川さんのお話は不思議な病気を持ってる人がでてきてSFっぽくておもしろいです。で、それだけじゃなくて、切なくて、すき。
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昔仲良かったのに、音信不通だった3人が偶然出会う。そして、幼馴染みの花梨と智史がようやくお互いの気持ちに気づく…市川拓司さんらしい、ほんわかとしている話。好きな表現は『(恋愛は)一種の相互作用だから、ひとりだけがんばってもどうしようもないんだよ。きっと複雑な過程なんだろうね。恋がとても理不尽なものに見えてしまうのは、その奥にあるこの複雑な相互作用のせいなんじゃないのかな』『変わり者と言われても、人付き合いがうまくできなくても、とくに取り柄といえるようなものを持たなくても、ぼくは幸せでいられた。そんなぼくを認めてくれるひとがそばにいたから。』ってところ。
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面白すぎる!!
水辺が好きで400m走が早いだけが取り柄の智史。
幼くて目が悪くて、絵が上手い佑司。
男のような格好をした、歯の矯正器が目立つ花梨。
この変な14歳の親友は、時を経て再開する。
主人公の素朴な人格、再開した美人女優の花梨の口の悪さ、アクアショップ店員の天才美青年、絵を描き続けている佑司、年老いてはいるが若い父。
人物設定、リズミカルな会話、こころを撃つストーリー。泣いた!! 一日で読んだ!!
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今まで読んだ本の中で三本の指に入る程、おもしろかった。水草、思い出、ケーキ、夢の国、犬。私がすごく好きな物ばかりが登場して、余計に楽しく読めました。人と人との繋がりがすごいと思った。私も気づいてないだけでこんなふうに人と繋がれてるのかと考えたら、どきどきした。
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とってもかわいい恋でした。時間や距離は関係なくて、ぼくたちにあったのは、つまりそういうものだけだったよね。
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この人の書く文章は甘く切ない。
というかノスタルジックな気分にさせる。
この物語も少年時代の甘酸っぱい記憶がやがて恋に発展し、紆余曲折を経てやがて結ばれる。
幸せな気分にさせてくれる一冊。
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市川さんらしい、少しファンタジー要素の入った話。子供の頃の話と現在を混ぜながらだけど、分かりやすいテンポで進むから読みやすい。それぞれの人間関係の描写がすごく暖かくて、ほんわかしちゃう。「人と人を結びつける強い力」の話をするお父さんの言葉が好き。ほんとそうだなーって思える。コレ読んで市川さんのラブストーリーやっぱり好きだなって実感。