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著者は、仙道・ヨーガ・気功などの修行者ではなく、長南年恵や丁静さんのような色々な能力を発揮している訳でもない、ただの50過ぎのオジさんのようです。
それでいて、タイトルのようなことを考え、3年程実践しているとのこと。
ただ、残念ながら、絶食ではなく、時々微食とのこと。
素人らしく、文章の構成や論旨のまとめ方などに劣り、かなり読み難い。
編集者よ、ちったー校正・助言しろよ!!と言いたい所。(笑)
また、実際の微食への進め方などの具体例が載っておらず、余り役に立たない。
我々仙道修行者は、修行の結果絶食に至ると考えているが、この著者は、絶食により、仙人のような身体を目指す、という所が新鮮。
まあ、「列仙伝」の毛女なんかは、松の葉だけを食べて仙人になった、とかいう話しだし。
試してみてもいいのだが、食わないと陽気が発生し難いんだよねー。
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出来の悪い翻訳かと思うほどに日本語がくどくて読み辛い。こりゃあタイトル・目次以上の発見はなさそうかも…とレビューをチェックしたら、案の定そんな臭いのコメントが多いので、読むのをやめた。
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断食ではなく、食べない 不食である。
その論理的構成力と編集力がなんとも言えず、
微笑ましいのだ。
不食になると ウンチをしなくてもいいのだろうか?
などと 下世話な話になるが、
このかたは いたって マジメで淡々と 語るのである。
不食の根拠
①ドリーの可能性
乳腺細胞が受精卵細胞に復帰した。
②クラゲの逆成長;エサがないと発生初期の胚になる。
③青汁断食の驚異;甲田光男
④不食の聖女 テレーゼの奇跡
⑤川魚はエサなしで何日生きるのか? ミジンコはみえない。
⑥植物の不食実験。
食べないで生きることが快感となる。
腐ったものを食べる。
発酵と腐敗の区別ができていない。
食べないでいると『精妙体』となる。
太った勇者はいない。
進化とは 個体の中で起こることではないのだが
個体での進化を 考察する。
じつに 論理的なように見えて
飛躍しているところが 気持ちいい。
まぁ。
食べなくて生きることができるのは、
なんらかの 途中のブレーキみたいなものだろう。
余力と慣性で生きる。
食べなくても生きられると思うことが
なによりも 重要なことだ。
観念論的実践家。
眠らなくても生きることができる
という本も つくれそうだ。
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奇書。
ブックオフでこの本を見かけた時、タイトルよりも著者の肩書に目を奪われた。
「実践思想家 山田鷹夫」
誰やねんと思ったが、200円なら良いかと思い購入。
不食について
食べずに生きている人の実例は、「ブリサリアン」という言葉でググるといくつか出てくる。呼吸(breath)のみで生きるという意味だ。それに対して、著者は、粗食ではあるものの、食べている。コーヒーと野菜を常食し、時にはメロンやスイカを食べると書いてある。また、栄養のためではないが嗜好のためにアイスクリームを食べると書いてある(?)。
既成観念との戦い
思想的な面では惹かれる部分がある。例えば、筆者が述べる、食事が重要だというのは商業的・政治的な思惑による一種の洗脳であるということや、食わずに生きていければ働く必要が無くなるということは僕もよく考えていた。
賢者か奇人か
浣腸をかなり勧めている。
「浣腸はいい。常習しているからそう言える。あなたもぜひやってみるといい。きっとそのよさに癖になるはずだ。」(本書・125ページ)
やっぱりやばい人なのかもしれないと思った。
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著者の知性に好感を持ちました。
私は不食ではありませんが、少食で、一日1.5食で十分と思って暮らしている人ですが、著者の考えと共通するものも多々感じました。