紙の本
私の業務上でも一つ使えそうなワザを思いついた。
2008/08/19 00:45
6人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BCKT - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者は静岡県(1960年)生まれ。静岡市立田町小学校,静岡大学教育学部附属静岡中学校, 静岡県立静岡高等学校と静岡県の純産品。東大(法)卒業。同大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。明治大学文学部(教授)。
第一章 コミュニケーション力とは? 文脈力という基本
第二章 コミュニケーションの基盤 響く身体,暖かい身体
第三章 コミュニケーションの技法 沿いつつずらす
齋藤によれば,コミュニケーションとは意味と感情のやりとりであり,この二つを座標軸にとって考えるべきであるというスタンス。論理だけではダメだという立場。だからディベートなんちゅうのは,彼にはあんましいい技法じゃないみたい。相手を傷つけるだけでは共同作業は前進しないからね。どういう流れなのか?を感知できない限り(文脈を読み取る力),自分が作り出そうとする流れを意識できない限り(文脈をつくりだす力),立派な人間にはなりません。私などではダメでしょう。ハハハ・・・(汗)。
本書には,人の話を聴くときはメモを取れとか(三色ボールペンの使用),メールの時代だが手紙は効果的だよとかいう技術提案もあれば,講演を業務としている人が聴衆に身体的に動員をかけるノウハウ(この人の専門の身体論)もある。面白いと思う。本書を読んでいて,私の業務上でも一つ使えそうなワザを思いついた。
『ゲーテとの対話』は使いまわしだろうからわかるけど,式亭三馬の『浮世風呂』とかベケット『ゴドーを待ちながら』とか奥田英朗『空中ブランコ』(直木賞受賞作)とか,よくまぁ本を読んでるなぁ。テーマも時代も地域もまったく繋がらない。啓蒙書(大学研究者としてみれば雑本)もたくさん出しているから,乱読家にして多産家だ。(708字)
紙の本
コミュニケーション力(中古書)
2016/05/04 09:22
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投稿者:ああ - この投稿者のレビュー一覧を見る
内容的には面白い。
紙の本
コミュニケ―ション力について
2016/04/26 09:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
コミュニケ―ション力について考えさせられました。
人のことは言えないのかもしれないけど、自分の言いたいことを一方的に言って(しかもつまらない)という人はいますよね。
わたしも反省する点があったので気を付けたいです。
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上司から教えてもらって買った本。まず。文章がわかりやすい、読みやすい。こういった類いの本にみるくどさを感じない。まずその点で勉強になる。
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インスピレーションを得るにはコミュニケーションが必要。
相手をインスパイアし、相手にインスパイアされる。1人では思いつかなかったアイデアが浮かぶ。
具体的なアイデアをどんどん出すことが重要。
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齋藤教授の授業を聴講した事があるのですが、頭でっかちじゃない所が素敵でした。コミュニケーション論も専門と言うだけあって場の作り方が手馴れてた感じでした。
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コミュニケーションというのはただ相手に話しをすればよいというわけではない。聞く能力もコミュニケーション能力です。相手の言いたいことを的確につかみ、相手の求める返答をする。これこそコミュニケーション能力であると本書は述べています。またそれに基づくコミュニケーション能力の向上方法を具体的に提案しています。しかし本書を読むだけではコミュニケーション能力は向上しない。実践する事に意味があります。
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コミュニケーションが得意でない人も得意な人にも読んでほしい一冊。
コミュニケーション力とはなにか。コミュニケーションの基盤。コミュニケーションの技法について書かれている一冊です。
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えーなに 『コミュニケーションは誰とでも取れます』だ・・いい加減なこと言ってんじゃねえよ こっちは完全無視されてんだよ 何言ったって返事がこねえんだよ どうコミュニケーションとれって言うんだよ カンカンカンカン(摩邪 風) 今の私には役に立ちませんでした。
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齋藤さんの本を読むようになったきっかけ.これも学生さんと一緒にどうしたらゼミが上手くいくようになるか考えていた時に見つけたもの.
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コミュニケーション能力とは明るく元気におしゃべりできる能力にあらず!
この人にはうまく話が伝わらない…上手く気持ちが伝わらない…そんなとき、自分に何が足りないのか、どうすればいいのかを基本から教えてくれる本。
自分のコミュニケーション力を確かめるために定期的に読みたい一冊です。(05/12/31)
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この本を読むと、今の時代に齊藤先生のような人が有名人になる理由がよく分かるような気がします。この本では、コミュニケーションの考え方や方法論、技術の磨き方など、概論的に網羅されています。とても読みやすく、なおかつ明日からでも実践してみようという内容がぎっしりつまっています。ぎっしりつまりすぎて、全ては実行には移せないと思うけれど、少しずつでもやってみようという気になります。今の時代、人と人とのコミュニケーションとは一体どういうものなのか、どういう方法によるべきなのかが問われていると思います。高度情報化社会の中で、僕たちが見失ってしまいつつある対面での、人と人の生々しいコミュニケーション。その必要性を余すところなく教えてくれるこの本。ちょっと昔ならこの本は不必要だったかもしれない。でも、現代を生きる僕たちにとっては、この本は必読書なのではないでしょうか。
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コミュニケーションの基本は、えーと…昔に急いで読んだから忘れてしまいました;^^
とりあえず、アイコンタクトとか、
4色ボールペンについて書いてあった気がします。
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コミュニケーションのことについて色々書いてある。目を見る・微笑む・うなずく・相槌をうつなど、今から実践できそうなことがいっぱい書いてある。ディスカッションのときのことも書いてあって、ゼミとかに使えそうだなと思った。
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○○力シリーズの一つ。メモを取りながら話を聞くことの大切さを感じました。他にも実践的なことが明快に書いてあるので、読みやすいと思います。