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君はマキャベリストだね
といわれてなんじゃそいつはと読んでみた なかなどうして 謀略術者のイメージとは違う 素晴らしい治世術の本だと思った 私はこれを読んで自らマキャベリスト宣言をすることにしました
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読もう。善悪で考えちゃだめだ
クラウゼヴィッツも毛沢東も言っているよ
戦争は政治の続き。形を変えた政治だって
イラク戦争に際して神の名前を軽々しく連呼しすぎって法皇に怒られてたどっかの大統領を思い出す。
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中世から統一までのイタリアにちょっと興味があるこのごろ。ゴールに塩野七生の『チェーザレボルジア−あるいは、華麗なる冷酷−』『ローマ人の物語』を考えているのだけれど、まずは、古典を押さえておきましょうということで手にとってみた。言うまでもなくマキャベリズムのおおもとである本なのですが、思いのほかシンプルで、平明なのに驚いた。君主として必要な素養と、なすべきことを網羅的に、さまざまな角度からまとめたこの一冊が、彼の一個人としての経験と歴史上の事実の見聞をもとにまとめられたのだから達観です。人心を掌握し、国家を安定させるための君主のありかたは、現代のリーダー論としても、ものすごく示唆的。
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“どう支配すべきか”の本。明快。具体例を挙げてあらゆる局面での君主のあり方を説く。人の上に立つリーダー的立場の人は是非読むべき。
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人を動かすには、ある時は独裁的な言動も必要なのでは。今に時代には流行らない方法でないか、でもこの論理が古くから消えることのないという事実が、人々に受け入れられている証拠である。
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マキャベリの時代の単なる君主にとどまらず、現代の「リーダー」にもあてはまる議論。これを読むといかに日本の首相たちが不適切であるかを感じさせられる。そしていかにリーダーであることが難しいか。リーダーの素質が備わっていなければ、またはリーダーとしてもう一歩であるならば、これを読んで“そう振舞うこと”をしてみてもいいだろう。
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「君主とはかくあるべき」が書かれた本。凡人である、自分であっても「あ、なるほど」や「ハッ」とすることがたくさんあるはず。
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ビジネスというより、政治とか経営かな。
優しさは大切です。
でも、人の上に立つ君主は、時にはそうでない方が、
たくさんの国民を救うことができたりします。
そんな風に言い切ってしまうところがむしろ潔い。
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狐のような狡猾さと獅子のような獰猛さを以て統治せよ、といったフレーズで議論を巻き起こしたと言われる本。まぁ一つのフレーズが一人歩きして印象を代表してしまうことはこの本に限らずいくつもあるだろうけど、ご多聞に漏れずこれも言うほど過激ではないと思う。表面上穏やかなだけな人を「優しい人」と呼ぶ種類の人間にとっては、過激と捉えられるだろうが。
全部で20数章にわたって著者が仕える君主に対して上梓する君主足るものこうすべき、といったことが書かれている。様々な事象を持ち出すのはよいことだが、それぞれのケースについて知らないとあまりピンと来ないどころか、どっちが味方だかわからないというようなことにもなって非常に読みづらい。それに、例外のケースも挙げるのはよいが「幸運だったから」と片付けられるのもなんだかなぁ。
ただ、それぞれの理論についてはなかなか面白かった。個人的にお気に入りなのは23章の良き君主でないと良き助言は得られない、というくだり。なんでも他人のせいにしちゃうような上司に言ってあげたい御言葉でございます。
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なかなか上質なビジネス書でございました! ビジネス書じゃない? まっさかー(^^)
んで、本書が書かれたのは1500年頃とのことですが、その理念は現在にも通ずるところがあります。君主を上司、リーダーと置き換えてみたり、臣民を部下と置き換えてみたりすると、意外としっくりきちゃうのです。今後、まったくの新天地にリーダーとして招きいれられた場合、どのようにふるまったらいいのか、そのヒントがここに記されています。
もちろん、すべてが全て使えるというものでもないでしょう。さすがに、権力者を一同に集めて暗殺するなんてね。まあ、そのへんは比喩的に捉えてみたらいいのだと思います。
繰り返しになりますが、一つのリーダー論がここにあります。リーダーたる者、どのように行動すればよいのか? 部下とどのように接すればよいのか? 自分と同程度の権力を持つ方を対処するには? などの考え方を参考にしてみるのも面白いです。こんな時代だからこそ『君主論』! (`ー゜)b
ただ、作品の成立背景から「世界史」的な世界観が見え隠れし、そのような記述が多く見られます。そのため、高校時代に「世界史」を嫌いだった方、特に「え、僕? いやあ日本史選択だったなあ。世界史ってカタカナ多いじゃん? ああいう人名とかマジ無理なんだよねー」なんて言ったことのある人には、読んでいて辛いところもあるかと。まあ実際、僕がそうだったんですがね。
【目次】
まえがき
君主論
マキアヴェッリ年表
索引
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世界史を知らないためか、前半を理解が難しかった。後半は君主の性質に関する事であったため前半より比較的理解できた。君主を企業の経営者と置き換えながら読んだが、リーダーシップを学ぶのに役立つのでないかと思う。
世界史を把握したうえで再読すると更に興味深い本になるだろう。
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話くだけてる感じは良いのだけれど、時々主語がわからなくなる文章にであう。最後は岩波文庫かな、やはり。
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以前に岩波文庫のものを読んだが、二度同じものを読むよりは訳者が違うものを読む方がいいと考え、今回は講談社学術文庫のものを手に取った。
改めて目次を見てみると、目次のすごさが目を引いた。目次を見るだけでマキャベリという人が対象をどれだけ明快に分類し、考察していたかがわかる。
「本は目次が大事」はその通りかもしれない。目次が良くないものは、著者も明快に考察できていないと考えた方がよい。
この本を読むのは二度目で、しかも『わが友マキアヴェッリ』や『マキアヴェッリ語録』を読んだ後なのでスーッと入ってくる。なんといっても一気に読み通せてしまう長さであるのが良い。訳は特別良くもなく、悪くもなく…。一章ごとに少しの解説が書かれているのは良かった。大文字版の親切設計も良かった。
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ふむ、後半から面白くなってくるな。
教会への対応の仕方とか今の世の中であまり役に立たないだろJK。
性悪説に基づいて書かれている君主論。
文章から若干怖さを感じる、何か辛い実体験があったのかなマキャヴェリさん(´;ω;`)ウッ…
--気になった言葉--
人は些細な危害に対しては復讐をするが、大きなそれに対しては復讐出来ないからである (P39)
他人に勢力を得させる原因を作る者は自ら滅びる(P48)
偉大な人物が新たに与えられた恩恵によってかつて受けた侮辱を忘れ去ると考えるのは誤りである。(P80)
同胞市民を殺害したり、友人を裏切ったり、信義や慈悲心、宗教心を欠いていた人物が有徳であったと呼ぶことはできない。そしてこのような手段によって権力を得ることはできるが、栄光を得ることはできない。(P83)
危害を受けると思っている人物から恩恵を受けると、人間はその恩人に対していっそう義務の念を感じる(P93)
「自らの力に基づかない権力や名声ほど頼りなく、不安定なものはない」(P119)
人間に関しては一般的に次のように言いうるからである。人間は恩知らずで気が変わり易く、偽善的で自らを偽り、臆病で貪欲である(P136)
人間は恐れている者よりも愛しているものを害するのに躊躇しない(P137)
運命の女神は冷静に事を運ぶ人よりも果敢な人によく従うようである(P194)
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本屋で古典特集をされていて、勢いあまって買ってしまった。
古典を読めるかどうかという、自分への挑戦として読んでみた。結果、読めることは読めるが、あまりおもしろくはなかった。古典でも今の自分に役立つものを読みたい。