投稿元:
レビューを見る
静かな日常の中で少しずつ何かが変わっていく感じがとてもよく伝わってくる一冊です。最後には泣かされてしまいました。
投稿元:
レビューを見る
小林ヨシコに泣かされた。
ちょっとだけピントのずれている家族が無事再生する感動小説、というわけではなく、最後まで少し妙ちきりんで、けれど高く長い階段をえっちらおっちらのぼっていく主人公のたくましさに打たれた。
読了/05.06.25
投稿元:
レビューを見る
初めは淡々と読み進めていたのに、最後の方でドカーン!と来ました。「そそそそうくる?!」という感じ。うーん、久々の号泣でした。せつない。。
投稿元:
レビューを見る
「天国はまだ遠く」と同様に自殺未遂事件が起こる。
しかも、「幸福な食卓」ではボーフレンドが交通事故で死んでしまう。
現在も中学校で国語の講師をしている作者が、
「死」と向き合うことで、「生」の大切さを(生徒に)伝えようと
しているのではないか。 と、私は勝手に解釈している。
人間の弱さ、はかなさ・・・。
でも、やさしくて温かい人とのつながり。
所々にユーモアのセンスが光る文章。
重いテーマが決して暗くなっていない。
だから、読み終わった時に心地よさが残る。
投稿元:
レビューを見る
父さんが自殺未遂を起こしてから、お互いに労わりあいながらもどこかちぐはぐになってしまった家族の物語。ちょっと唐突すぎる展開についていけなかった。
投稿元:
レビューを見る
初めて瀬尾さんに触れた本。お友達にいただきました。どの登場人物とても魅力的ですが、私は特に小林ヨシコが好きです。
最後は悲しくて、その必要があるのかと疑問にも思いました。でも、どんなに辛いことがあっても、絶望しないで生きていく“人間の強さ”を感じました。
投稿元:
レビューを見る
ベストセラーを遅ればせながら読んでみました。
思いっきり中高生向けだと思ったけど、色々な層に人気があるそうで。うちの祖母も絶賛。
でも私はこういうエンドは好きじゃない…
直ちゃんみたいな兄貴が欲しい。
投稿元:
レビューを見る
泣きましたよ。泣きましたとも。「世界の中心でうんぬん」よりも、ずっと心に響いて良い。瀬尾さんの書くアタタカイ人物たちと文章が好きです。実際、手のひらに乗せたみたいに、家族や恋人の温もりを感じた。うわぁん。
投稿元:
レビューを見る
「父さんは今日で父さんを辞めようと思う」という衝撃的な一文で始まります。登場人物全員が、私自身が何となく共感できる部分を持っていて、みんないい人で一生懸命生きています。なのに、最後は何でこんな悲しい結末になるんでしょうか。
投稿元:
レビューを見る
何度読んでも、息が詰まるほどないてしまう。
恋愛小説というより、家族小説。
佐和子と大浦くんは、記憶のなかで永遠に恋人同士だ。
たとえ、佐和子の未来になにがあっても。
セカチューと同じか、もっとベタなテーマなのに、この作家が書くディティールはもっとリアルに痛いのだ。
自分では選べないからこそ、尊いのは、家族だけ。
ほかは、全部自分でえらばなきゃいけないから。
人生も生き方も、服も仕事も・・・・・・。
是非、読んでみて欲しい。
かなりオススメ。
投稿元:
レビューを見る
瀬尾さんの作品の中でいちばん好き。読みやすい。後半は見事に期待を裏切られたし、涙が出る。
(2005.10.17読了)
投稿元:
レビューを見る
中学生佐和子の家族とその周りの人たちで成される温かいお話。
これはもう最高に面白かったです。最後は衝撃的だったけど。
「お父さんは今日でお父さんをやめようと思う」
そんな言葉で始まるこのお話はなんとも普通な家族が織り成す佐和子ちゃんの話。
でもすごく心温まる。頭が良くて天才のくせに何故か農家で野菜作りに励む長男の直ちゃんに、おとうさんを辞めて大学受験に励むお父さん、家を出て行ったけどちゃんとみんなを見守ってくれているお母さん。そして普通の佐和子ちゃん。佐和ちゃんのボーイフレンドや直ちゃんの彼女良子などのキャラクターが本当に面白くて面白くてほしくなりました。文庫になったら買うと思う。でも最後のは衝撃的だった。
でも、とても大事なものがなくなってもそこにはまだ暖かい大事なものが残ってるっていうのが伝わってくる作品でした。
それが家族なのかなぁとも思いました。うん。それにしても直ちゃんみたいな彼氏がほしいよ。本当にカッコイイんだよこのお兄ちゃん。それから良子の作るシュークリームが食べたいです。あとガブリエルだかクリスティーナだか。クリスマスに鶏を一匹食べさせてくれるお兄ちゃんがすっごい羨ましい。
投稿元:
レビューを見る
いちばんすきな本です。淡々とした日常の先にじんわりといつの間にか温かくなります。主人公が女の子、というのも読みやすかった1つかもしれません。瀬尾まいこさんのベストセラーだと気づいたのは読んだ後。
投稿元:
レビューを見る
学校シーンのリアリティから見て、作者、教職経験者だとは思ってましたが、現役の中学校教師なんですね。これも面白く泣けました。
投稿元:
レビューを見る
ステキなタイトルに惹かれて購入し、一気に読みました。悲しすぎて涙でいっぱいだけどやっぱり前向きな、こういう小説大好きです。