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33編のショ-トスト-リ-1つ1つに、出てくるおやつの写真が挿入されていてとてもおいしそう。
スト-リ-はほぼ会話で構成されていて、その緻密さに、登場人物のすぐ隣にいるような感覚になります。
約20年前に書かれているのでレトロで懐かしい感じです。
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帯背
超・短編集第二弾
帯裏
実兄・鈴木雅也とのコラボレーションPHOTOに、荒木経惟の恋文・恋写真を添えた、『ごくらくちんみ』姉妹編。
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とても好きだ。さっぱりした味わい。
デメルのザッハトルテの、切なさが一番、印象に残った。私だって大好きだ、でも食べられないかもな、と思った。
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杉浦日向子さんというと「江戸」のイメージなのですが、
これは33編、現代の食べ物のストーリー。
会話中心の構成で、さらっと読める文章でした。
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柳屋のたい焼きや、梅むらの豆かん、などなど。
老舗のお菓子をショートストーリーの中にちょっと混ぜ込んで。
まさにオヤツ感覚で読める本でした。
合間の写真も素敵。
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帰りの電車内で読むのは危険だと思いました…
お腹がギュウギュウ鳴りまくりです。
オヤツをあくまで背景に、
ほぼ会話で構成された短編集。
写真がどれもおいしそうでおいしそうで…じゅるり。
「上野風月堂の東京カステラ」
ああ、嬉しい…これを周囲に勧めても
「ぱさっとしてまずい」「長崎の方が良い」と
撥ねられてばかりだったのですが、
日向子さんはやっぱり解っていらっしゃる(笑)
このカステラの缶も凄く可愛いのですよ…
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2015.7.25市立図書館
むかし文庫で読んだのを読み返したいと思ったら文庫本が見当たらず困っていたところ、ちょうどよく図書館で見つけて再読。
33のおやつ(軽食)が登場する掌編集。おやつをたべながら、オヤツの噂を肴にしながらの人間模様は杉浦さんの漫画の世界をそのまま写したよう。今にして思うと、闘病で漫画を描くエネルギーがなくなってしまって、文筆に専念した晩年の作品、没後十年をおもいながらしみじみ味わった。
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面白かったです。
4時という半端な時間に食べるおやつがどれも美味しそうでした。写真も載っててたまりません。
様々な関係の人たちの、ちょっとほろ苦い会話と、気を取り直して(?)これ食べようよ!というのがリアルでした。
糸切りだんごってこういう形のお団子だったのか。出てきたおやつ、洋菓子よりも和菓子に惹かれたのは年取ってきた証拠かしらとか思ったりしました。