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紙の本
自分のことは自分で守る。
2004/12/21 14:05
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投稿者:kochan - この投稿者のレビュー一覧を見る
返しきれないほどの借金がありながら、国の歳出の半分程度の税金しか集められない。返せるあてがないのに毎年国債を発行し続け、このまま続くわけがないのに、なぜか問題はすべて先送り。高齢化が進み社会保障にかかる歳出は増えるばかり。一体どうなるのか。誰もが持つ素朴な疑問だ。本書はこうした日本の行く末を明快に描き出している。
われわれが持っている資産のほとんどはお金という形の、いわゆるペーパー資産だ。インフレが進めばその価値は著しく減少し、場合によっては紙くず同然となる。本書はこうしたことに対処するための分散投資のことがよく書かれている。インフレに強い株式投資。紙くずにならない金などの実物資産。変動金利とはいえ、国家が破産すれば紙くずになる個人向け国債。
何か将来に向けて準備しなくてはならないと考えている人には良きアドバイスの本と言えるだろう。
それにしても、国の破産が目に見えているような状態で政治はどんな手を打とうとしているのだろうか。この本を読んで考えさせられた。
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