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シリーズである事を知らずに読んだのですが、十分に楽しめました。過去の事件を振り返る事が多かった様に感じたのですが、それがぐちゃぐちゃに入り組む事がなく、読みやすかったです。
殺竜・紫骸城・海賊島事件も読んでみたいです。
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最早ミステリー色は無くなってきつつある。前作までがとてもお気に入りだった為、ちょっとがっくりきてますが、それなりに楽しめたことは楽しめた。出来れば次はミステリーな内容にしてくれると嬉しいのだが……
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EDシリーズ。禁涙境という街の歴史と、その間に発生したいくつかの不可解な事件が語られ、最後にはひとつの真相が浮かび上がります。
登場人数が限られているため、謎解き要素というよりはやや軽め。
EDの過去が少しずつ明らかになってきた。
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魔法が一切使えない都市での創設者殺人事件。
EDたちはほとんど活躍の場がないですね。前の「海賊島事件」で参入した24人目の戦地調停士もちょこっと登場します。この禁涙境は「紫骸城事件」の時の人が作ったわけですが…紫骸城事件の全貌は忘れてしまいましたよ。
EDたちはそんなに活躍しないけれども、かなり重要というかEDの正体まで明かされちゃったりします。なので、終わりかと思ったら、今回登場の残酷号が次の巻のメインの模様(タイトルが「残酷号事件」だし)。
わくわくドキドキで、なんだかんだとアクションもあったり、トリックの解明やらいろいろあったりでやっぱり面白いです。この事件シリーズはいつもどんでん返しがあるので、思いもよらない人物が犯人になってますね。
続きが速く読みたいのと、時間見つけて前の巻も読みたいですね。
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「諸君、泣くのはよそう。涙は禁止だ。我々は生き延びた。だが、残念ながら――」戦地のすぐ傍にありながら決して侵略されない地。その地を作り出した男の言葉を元に名付けられた禁涙境で起こるいくつかの事件をまとめた短編集。個人的には続刊の残酷号事件への序章にすぎず、今までのおもしろさはあまりないと思います……。もしかして禁涙境までの4冊がプロローグなんてことは…ないよなぁ。
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一番最初に事件の発端とその収束後の描写から始まり酒場の回想記から一気に解決まで突っ走る勢いのあるストーリー
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“ミステリの殻をかぶったファンタジィ”第四弾。今回は、単純な犯人捜しのようだ。禁涙境という地にまつわる、二十八年前から現在に至るまでのいくつかの殺人事件と、その真相。戦地調停士EDの過去を垣間見せながら、オムニバスのように物語は展開する。EDの過去への思い入れの強さなのか、前の三冊に比べて、少し焦点がぼやけたような印象を感じるのは私だけ?
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【想】【知】
「戦地調停士シリーズ」4
EDは、もっと自分を大事にしてもいいと思う。
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最初読んだ時あまり面白いと思わなくて、まぁ後でもう一回読んでみるか。と思ったけど、読まないまま時間が経過してしまったので、もう自分的にはあまり面白くなかった。という事で良しとした。動機はともかく犯人が誰かというのは気付く。
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EDとヒースの過去がちょろっと出てきたり、最後になんか大きな事が起こりそうだったりしてなんだか落ち着かない雰囲気の4作目。こんな終わり方されると続きが気になりますっ。
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シリーズ四作目。いろいろあるけれど、魔法の世界で魔法が使えない特殊な土地、という条件だけでもう食いついてしまいます。次回作のプロローグという点でも必要かなあと。
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「推理小説はトリックが解って、真犯人とその動機が判ってしまったら、もうその時点で魅力がない。」
という偏見を打破してくれた作品。
元々は絵師の金子一馬先生に惹かれて買ったため、中身が面白くなくても儲けモノと思っていたら嬉しい予想外。
ストーリーの構成が1つの環になっているため、最後まで読んで最初を読み返したり、同シリーズの他の1冊を読んで、また読み返したりと中毒になる1冊。
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なんか一気にテンションもモチベーションも下がったなあー。
最後のフリを見るに、これまる一巻、次への伏線なんでしょうか…ありえそうでなんとも。次を読んでから評価は決めたいところ。
「禁涙境」の設定には感心。ほんとうに、ファンタジー世界を書く人というのは、どうしてこんな風に少しこちらからずれた世界を思い描けるんだろう?
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「顔の動きが、左右で違っているんですよ、そういう奴は――自分が、この整った世界の中で、どんな表情をみせればいいのかわかっていないから、左右でちぐはぐになる――人目でわかるんですよ、そんなのは」
《公式》
仮面の戦地調停士の過去がついに明かされる!?
上遠野浩平×金子一馬、極上のMYSTERY×FANTASY!
涙。それは誰もが流すもの。たとえ禁じられても、こらえきれず溢れるもの……
魔導戦争の隙間にあるその非武装地帯には、見せ掛けと偽りの享楽と笑顔の陰でいつも血塗れの陰惨な事件がつきまとう。積み重ねられし数十年の悲劇の果てに訪れた大破局に、大地は裂け、街は震撼し、人々は喪った夢を想う……そしてすべてが終わったはずの廃墟にやってくる仮面の男がもたらす残酷な真実は、過去への鉄槌か、未来への命綱か……?
《私的見解》
短編の連作。
中野好夫氏は【偽善について】で『ぼくは、人間の完全性を信じない。むしろぼくは人間の救い難い醜さ、弱さ、狡猾さ、情痴等々を信じる》と人を書きましたが寧ろ自分はそれを尊ぶ社会の底辺なのでこういう彼等のようなキャラクターは好ましい人物として映ります。
推理の質は落ちていますが、そのざらりとした感触のような文章は相も変わらず素晴らしいものです。
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話としては、他の事件シリーズに比べて分かりやすいのでは。
最早、これは講談社ノベルスだけどミステリーではない、と思って読んでいるので、
作中で事件が起きてもまったく推理しようなどと思わず読んでいます。