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怪人対名探偵 みんなのレビュー

  • 芦辺 拓 (著)
  • 税込価格:9858pt
  • 出版社:講談社
  • 発行年月:2004.12
  • 発送可能日:購入できません

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みんなのレビュー7件

みんなの評価3.5

評価内訳

  • 星 5 (0件)
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紙の本

ただ複雑かしただけの話っていうのは、それがどんなに見事な解決であっても、印象が弱い。文章だってそうだ。クイーンの作品はその点、お手本かな

2005/06/09 19:41

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

《小学校からの帰り道、少年が誘拐された。閉じ込められた部屋は刻々と姿を変えていく。探偵花筐城太郎と有明少年の活躍が始まる》
年齢を偽るわけ気はないけれど、乱歩の少年探偵団に全く魅力を感じない。未だに子供の推理といえば明智小五郎に小林少年、年末は忠臣蔵に紅白歌合戦という話を聞くと、「いつまでそこにいる気だろう」と思ってしまう。ま、冗談の種には使う、たとえば分かるよね、小林くん、みたいに。
勿論、乱歩は嫌いではないし、森進一だって偶には聞く。でも、やっぱり西澤保彦やBOAのほうがいい。そうは言っても、本のタイトルに名探偵の字があれば手が伸びる、ホンニ条件反射は恐ろしい。
小学校からの帰り道、一人の少年が誘拐された。閉じ込められた部屋は、刻々とその形を変えていく。少年が見るのは現実なのか、それとも幻か。名探偵・花筐城太郎と有明少年の活躍が始まった。少年を襲う宇宙人、殺人喜劇王と名乗る怪人、女子高校生に切りかかる男、通院の最中の老人を襲う不可解な痛み、時計塔の惨殺死体等。
小説と現実世界が交錯し、読者は混沌とした迷宮に投げ込まれる、とまで書いてきて、どうも最近の新聞記事を見る限り、これって殆ど現実だよね、って思ってしまった。誘拐、引きこもり、薬物依存症、幻覚、劇場犯罪、通り魔、老人医療にバラバラ殺人、それが束になって毎日のように紙面を賑わせる。唐突に思うんだ、いないのは名探偵だけじゃあないかって。凄い世の中になってしまったものだ。
で、小説に戻るけれど、話は設定からも窺えるように、乱歩が恥じながら、しかし読者から最も支持されたという少年探偵団を、如何に現代の本格推理に止揚するかに挑戦したもの。事件が多すぎるのと魅力的な人物登場せず、謎解きが子供には理解できそうにない点は疑問だけれど、賑やか過ぎるくらいの様々な謎に見事な解決をつけた点は、ご立派。
お馴染み森江春策が明かす真相は、もしこれに京極夏彦の文体があれば、傑作になったのにと思わせる。かなりむずかしい謎が最後に見事に解明されたのに、なぜか爽快感が無い。文章に関しては平明で読み易いのだから、多分、複雑化し過ぎた筋に問題があるのだろう。いや、読むこちらにも問題があるのは認めるけれど。
同じ条件で複数の解があれば、単純な解答が正しいという「オッカムの剃刀」は生きている。読んだという記憶は残るものの、それ以上の印象がない。それは『グランギニョール城』でも変わらない。そろそろトリック至上主義からストーリーテリングやキャラクターを重視するほうに向かっても良いのではないだろうか。才能がある人だけに、勿体無いなあと思う。

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なつかしい感じでした

2023/02/03 20:38

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る

子供時代に、明智小五郎と怪人二十面相やら、怪盗ルパンを読んでドキドキ、胸を高鳴らせた自分としては、あの頃の感覚を思い出しました。ただ……自分が大人になっているからか、トリックや色々とツッコミたくなりましたが。

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2011/03/08 09:53

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2012/05/28 20:37

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2015/01/05 20:00

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2016/02/15 19:59

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