紙の本
中国の思想が理解できる
2016/11/07 18:23
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:インク - この投稿者のレビュー一覧を見る
西遊記の内容としては、とても詳細に記述されていて、と同時に当時の中国人の考え方も読み取れる。
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言わずとしれた、坊主・猿・豚・河童の珍道中記・・・。なんていう浅いものではなく、これは非常に奥深い物語。
組織論、リーダーシップ論を学びたい人に実はお勧め。
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中国古典文学。もーなんて健気でいじらしいのかしらこの猿は!あれだけ尽くしているのに事あるごとに疑われちゃったりして、それでも一所懸命なんだものかわいいったらありゃしません。全10巻なんてすぐですよ。
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造化会元の巧を知らんと欲すれば
須らく看むべし『西遊釈厄伝』
はるか昔に挫折した西遊記全十巻(!!)に再挑戦。猿が超ばか。今のところただの超ばか。
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中国でとても有名な本です、唐の太宗のとき、玄奘三蔵(げんじょうさんぞう)が国禁を犯して出国、困難を克服してインドに取経旅行した史実は、唐代に早くも伝説化された。
とても面白いで、中国で、子どもから、老人まで、みんな好きです。
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西遊記って、なんとなくサワリは知っているものの、きちんと知らないなって思ったので
読んでみようかと。
どうも私は信心深くないからなのか、悟空よりも神様たちの方が
ひどいことをしてるようにしか思えない。
ドラマなんかでは、孫悟空はいたずら放題したので罰として、
と一言で済まされてるけど、
その悪事の数々が書かれているんだけど、部下思いの王様だなと思う。
まあ悪いこともしてるけど、そんな何百年も石の中に閉じ込められるようなことなのかな。
と思ったら他の人たちも、そうでもないことで罪に問われていたけど。
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10年程前に一度借りて読んではいたのですが、今度は実際にご購入。西遊記ファンならやはりきちんと内容は抑えておきたいブツ。
当時は改訂前(小野忍さん訳)だったので、中野さんの訳は正直”くだけてんなぁ…”とは思うが嫌いじゃない。むしろ、とっつきやすくていいかも。
1巻はどちらかといえばプロローグに近いです。
とりあえず主要メンツ4人の登場はありますが、まだ出会う前。
言ってしまえば、悟空の傍若無人ShowTime☆な、1冊。
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’11.1.10
岩波文庫版西遊記全十巻。以前一度読んだことのあるものを、現在改めて再読中。
個人的には★五つつけてもまだ足りないくらい大好きな作品なのですが、長いこと、途中からエピソードが繰り返しになること、読み慣れていないと若干読みづらいこと、等々の理由から減らしました。
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孫悟空誕生から西への旅まで知らなかった内容が多く、その魅力にとりつかれたましたw一気に読みたくなる、でも終わって欲しくないワクドキ冒険ものでした!
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一度きちんと読んでおきたくて図書館で借りた。
序盤はなかなか波に乗れなかったが、半分を過ぎたあたりから楽しく読むことができた。しかし、閑話みたいな感じで悟空たちが出てこない話だと集中力が持たない。果たして十巻まで読むことができるのだろうか。まだ、三蔵法師は登場せず…。
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西遊記大好きだから、基本の岩波文庫読もうと思って買った後、積んでたのを読み始めました。
詩っぽいのは漢字やことばが難しくて読み飛ばしたとこもあったし、注釈の方が意味不明な場合もあったんやけど、それでも分かりやすいと思う。
考えてみると道教と仏教ちゃんぽんなんよなあ。ふしぎ。
天界で悟空がやりたい放題するこの辺りのとこは、ある意味パワーインフレが起きてるのかなあと思う。仏教に帰依して取経の旅に出てからは、力を振るえないので、ルールインフレになりがち。
ちなみに小野さん訳版も持ってます。積んでます。
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以前、高藤聡一郎が、(西遊記の著者とされている)呉承恩が仙道の達人であり、西遊記自体も仙道書であることをムーで書いていた。
もちろん、この本は「李卓吾本」を底本にし、呉承恩の名は柵去されており、訳者は「著者複数説」を主張している。が、完訳版がこれくらいしかないので。
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ドラマ版「西遊記」を見始めたのでその延長で読み始めました。低年齢向けのドラマと思いきや、原典にかなり忠実に作られていることに驚きました。
時折挟まる口語体の悟空の台詞に独特の可愛らしさを感じます。
やはり漢詩が多用されるのですが、これは中国語を覚えていたらその美しさをより堪能できるのだろうなあ…。
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ブックオフで衝動買いした岩波文庫の西遊記。ご存知、孫悟空のお話ですが、第1巻では悟空の誕生から、いたずらをしまくって、お釈迦様に懲らしめられるところが詳細に描かれています。
いろんな神様(仏様?)や妖怪も登場してきます。これまでTVなどで知っていた悟空の話は、ごく一部だったんだな、と実感します。翻訳もわかりやすく読みやすい。多くの中国詩も挿入されていますが、すべて内容を理解できないまでも、リズムがいい感じ。
全10巻ですが、けっこうあっさり読破できるかもしれません。
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支那の、文藝と言ふか藝能は、オーラルだと言ふ説の傍証。キャラクターがすげぇ喋る。
唐土をdisる(南贍部洲はゴミで、そこの一部に属する)のはよいのだが、さういふ「カプトゥ・ムンディ(世界の頂点)をインドとし、釈迦如来をタオマスターとする」世界観で、元々仏教では理想郷とされる北の国を「理想的な獣の大地」とするモチベーションが、謎と言ふかなんつうか。
作者(訳者によれば、複数で書いてたらしい)のタオニスムと仏教と他の知識が作る、異様な世界は、面白かった。
個人的に記憶力がないので、世界の果てであれが小便ひっかけるのは、TVドラマ版オリジナルでなくて 原作準拠だった!とびっくりするのを、干支一回りに一回やってゐる。