紙の本
ループ系作品の最高傑作
2015/03/28 01:13
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投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る
本作は、初年兵キリヤ・ケイジが若き最強女性兵士と共に怪物との戦闘を繰り返す物語です。本作の肝ともいえるタイムループの仕組みはネタバレになってしまうので書けませんが、タイムループ作品にありがちな、無駄な描写がほとんど感じられません。1回1回の戦闘が常に新鮮に感じられます。
また、結末も何とも言えない空気感で、ライトノベルとは思えない充実した読書体験が味わえました。
紙の本
初めてのラノベ
2014/07/07 15:33
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投稿者:航也 - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画化されたこと、タイトルが気に入ったことで購入。ライトノベルは初めてで不安感もあったが、特有の香りを感じつつも特に嫌悪感等は持たなかった。読みやすい文章に小気味よいテンポ、記憶に残るラスト。とても面白かった。あとがきで著者が「人がバタバタ死ぬ暗い話ですけれど、けっこう、幸せな作品かもしれないと思います」という言葉が印象に残った。
電子書籍
ゲームのように
2016/04/13 13:41
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投稿者:五大湖三代目 - この投稿者のレビュー一覧を見る
あとがきでなるほどと思った。ゲームを現実でやったらどうなるか? というわけですか。読んでいてそこにまったく気付かなかったよ。最近スキルを上げてクリアするゲームをほとんどやっていないからかな。
紙の本
一気に読んでしまいました
2015/09/17 00:08
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投稿者:megumin - この投稿者のレビュー一覧を見る
トムクルーズ主演で映画化もされたSF作品。とにかく読み手を引き込んで、想像力をかき立て、はらはら、どきどきさせてくれます。発想がすばらしく、読み応え十分。考えすぎるとちょっと混乱するかもしれませんが、楽しく読んでみましょう。
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出撃と戦死を繰り返す日常。ギタイと呼ばれる人類の敵。ループを繰り返す一日から抜け出せない主人公のキリヤ初年兵。ゲームをプレイする人なら共感できる話だと思います。戦死→リセット→昨日に戻るを繰り返す主人公が唯一次のループに持って行けるのは、記憶と体に叩き込んだ身体能力だけ。それらを繰り返すうちに主人公は初年兵らしからぬ落ち着きと戦闘方法を身に付けていきます。ラストは決して幸福とは言えませんが、悲観的には終わりません。
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ファウストの「動物化するポストモダン2」参考資料として買いました。
繰り返す日常の謎に関する詰めが甘い感じはしますけど、そんなの別にメインじゃないというか、構成でテーマをあらわしちゃうのはすごいなあ。一回性繰り返しによって表現するって方法がいいです。
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「無限ループって恐くね?」ってだけじゃなかった作品。
軍人RPじゃないですけど、ぶっきらぼうな物言いでテンポ良くループが進んでいく変な小説。
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時間遡行や戦争などモチーフは幾分ありがちとも言えるものを用いているし、視点の移動が読みにくいという向きもあるだろうし、ライトノベルはちょっとという方もいると思う。
しかしあの有機的とも無機的とも言い難い、いやその両方を含有した世界観と描写。引き込まれるままに読み進め、辿り着いたラストでの衝撃。
一読の価値がある作品ではないかと思う
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ガンパレ風SF……かな。ループの中での終わりが見えない戦いの中での閉塞感、しかしそれを突き破ろうとする主人公の力。ぎりぎりなところが好き。
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「出撃なんて、実力試験みたいなもんじゃない?」敵弾が体を貫いた瞬間、キリヤ・ケイジは出撃前日に戻っていた。トーキョーのはるか南方、コトイウシと呼ばれる島の激戦区。寄せ集め部隊は敗北必至の激戦を繰り返す。出撃。戦死。出撃。戦死―死すら日常になる毎日。ループが百五十八回を数えたとき、煙たなびく戦場でケイジはひとりの女性と再会する…。期待の新鋭が放つ、切なく不思議なSFアクション。はたして、絶望的な戦況を覆し、まだ見ぬ明日へ脱出することはできるのか。
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私的に大当たりでした。
小説で一気読みするなんてしばらくなかっただけに、つい最近に読んだなかでは一番インパクトあったと思います。
著者の桜坂洋さんの作品を読んだのは初めてだったけど、他の本も読んでみようと思ってます。
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タイムループものの作品。
ライトノベルの中では、一番良いと思った作品だ。
戦争のさなか、何度も繰り返される、ある一日。
この一日が持つ意味、そして少女との出会いーー
是非、謎を解いてみてほしい。
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これはゲームの感覚(アドベンチャー)の感覚に近い作品です。
この手のゲームをプレイした人なら楽しめると思います。
選択と結果の物語。
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48時間を延々繰り返すというループもの。
これは、重くて、すごく面白かった。
昔から何度か読んだことがあり、今回3度目。
これの続きがあればと思うほど、面白かった。
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Amazonで評判よかったのを覚えてて衝動買い.
一気読みしてしまいました.
ギタイという正体不明の敵との戦闘により主人公は死亡.
と思ったら二日前にタイムスリップ.
その後はこの二日間を永遠にループする.
ループの回数を重ねるごとに格闘スキルを上達させるが...
というようなどこかで読んだようなお話だが,
書き方がうまいので読ませてしまう.
最後にちょっとしたドンテン返しがありますが,
まぁ予想の範囲内でしょうか.
読後は...少し憂鬱になるかもしれません.