投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
プログラマならいつも漠然と感じてることを、言葉にしてはっきりさせてくれたり、言いにくいことをズバッと言ってくれてます。
一方で、僕は起業家的な考えは持ってないので、ビジネスについてのハナシには、全く新鮮なオドロキを感じました。
我が意を得たりのスッキリ感、せいせいする感じと、よく知らない領域についても同じ目線で説明してくれちゃうオドロキが同居してるところは、Joel on Software とかと似た感覚です。
賢いプログラマは、自分の感じるところを信じて押し通すことが、結局は自分のためにもチームのためにも最良なんです。
問題は、ポール・グレアムがハッカーと呼ぶ賢いプログラマの範疇に、自分がちょっとでもひっかかっているのかどうか、知るすべがないことです。
でもまぁ、そこは信じてつっ走るしかないです。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
筆者のブログをまとめたエッセー調の本となっています。blogをまとめただけなのでタイトルの画家とハッカーというテーマが全編にわたって貫徹されているわけではありません。
ハッカーの思考をハッカー本人が解きほぐしていてその世界を知らない一般人の私には大変興味深かったです。引用としてのっていた「プログラムというのは最終的には人間にやれるものであるべきだ、たまたま計算機が行っているだけだ」というのは印象的でした。ソフトウェア工学というのがどういうものか理解できた気がします。筆者なりの視点でソフトウェア以外についても切り捨てています。学校のカースト、道徳の流行、富とは何か?やはり人とは違う発想をもった人種(ハッカー)なのでその斬新な視点にはただただ驚き。道徳の流行、というのは一番共感した。ファッションの流行なら、あとに振り返ったときに恥ずかしい思いをするだけですむ。しかし道徳の流行は他人の権利、財産、生死すらも殺してしまう。怖い話だがいつの世の中もこのロジックが働いている気がする
ハッカーは単純に興味のあるものにしか行動しない、本著はそんな内容です
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
内容はコンピュータ時代のハッカーを梃子にして、社会論、文化論、イノベーションからメンタルセットまで。でも、他の知見と合わせると、ハッカーに関する分析に限らずいろいろと示唆深い
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
技術書ではなくエッセー本です。プログラミングやってる人ならば読むべき本です。最後まで読んだら、Lispが触りたくなるはずです。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
著者がLISP命だということは、よくよく伝わってきた。
ハッカーの生態のみについて書かれている本かと思いきや、もっとテーマは幅広く、人生論や文化論、特にアメリカという国がどんな国かということを、主にITエンジニアの視点から書かれていて、なかなか興味深かった。
ただ、テーマが幅広すぎて、格差社会や富の作り方と並んで、言語比較論などが並んでいたり、まとまりがなく感じる。
もうすこし、的を絞ってハッカーやその文化についての内容を期待していただけに、その点で肩透かしをくらった格好。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
賢い子供にとって学校は行き辛い場所である/画家とハッカーの共通項/ものづくりのコツ など興味深い。ベンチャーに関する章は、大企業に勤める人間は(賛否は別として)一読しておく価値はあるかと。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
自由に働くとは、スーツ続とは、パフォーマンスとは、大きな組織の中で働いているんだと、深く認識させられた本。
世の中の見え方が変わった。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
タイトルとは裏腹に、ハッカーを目指すようなプログラマじゃなくても興味深く読める本。もっとシステム寄りの話かと思ってた。
特に感銘を受けたのは「富の造りかた」と「格差を考える」。
”富はお金と同義ではない”"仕事とは富を創り出すこと"”技能が金を儲ける事になると、なぜ人々は強く反応するのか”などは、自分がこの先仕事に何を求めるべきかを改めて考えさせてくれたセンテンスだ。
この部分だけでも後々再読しても良いと思える、良い本だった。
ベンチャーを語る上で日本とアメリカではビジネスの文化が大きく異なるから、どうしても同じようには捉えられないけど、少なくともアメリカの(特にIT)ベンチャーの良さと弱点を学ぶことができたのは良かった。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
異端者であるハッカーの視点によるソフトウェアをテーマにしたエッセイ集。この本では、ほぼ「ハッカー=クリエイター」であって「クリエイターがどう考えればうまくいくのか」を知りたい人にオススメな本。
また、SIerのSEの自分には、この本の内容に対して、「無理じゃない?」という-の感情と、「こうありたいものだ」という+の感情が出てきて刺激的だった。特に刺激的だったのは以下の章。
「ハッカーと画家」
・計算機科学のカオスさが明白に書かれていて、すごく同意できる
・ハッカーと画家の関係性はあんまり書いてない(笑)
・ベンチャーが大企業に挑む方法の考察が面白い。
「口にできないこと」
・ハッカーにとって、共感力を持つことが重要であることに心をえぐられた。技術を周りに提供できなければ意味がないんだ!
・大事なことは、考えたいことを考えられるということであって、言いたいことを言えるということではない。コレを守れないと、よい思考をする環境を作れない。
「富の創りかた」
・困難に挑むことの意図が面白い。自分が辛い所を登るなら、相手も登るのに辛いんだ。だからこそのチャンスがそこにあると!
「格差を考える」
・格差はあって言いという主張が面白い。その主張は、盗みや汚職であれば不適切であるが、人に貢献できるなら適切である。この章を読んでいると、自分が豊かになるために、技術を磨こうという気になれる。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
題名につられて購入した本。
ハッカーがどのようなことを考え、行動しているのかが書かれている。(筆者のPaul GrahamはLispのハッカー。)
後半のプログラミングに関する話題は、プログラミングに触れたことがあまりない人は読まなくてもよいかもしれない。(一応、用語解説が最後の方のページにあるので、読破することに支障はない。)
本の中で最も印象に残っているところは、第6章「富の創りかた」。
この本を読んでいた時の私は、就職活動中であったため、仕事とは何か、ということを真剣に考えさせられた。
給料をもらうと言うことは、その分会社や社会が利益を得るということを意味していることを実感し、その後の就職活動で大きく行動を変えるものとなった。
ハッカーは「好きな仕事をする人」「反社会的」と捉えがちだが、そのような人こそ本当に社会に利益を生み出すということをこの本は教えてくれた気がする。
私も、「好きこそものの上手なれ」という言葉があるように、これには賛成である。
好きなことを仕事にするのは、本人と社会にとっても有益なものだと改めて感じることの出来た、よい機会となった。
さてこの本は、私のものの考え方を大きく変えてくれる、私にとっての良書となった。
私はこの本にほとんどの面で共感することが出来たが、内容が内容なので、人によっては反感を買う可能性がある。
しかし様々な人の視点を知るという意味において、IT業界の人だけでなく(私もIT業界の人間ではないが)、ものつくりにかかわるすべての人にこの本を読んでもらいたいと思う。
また、前半ならば仕事をするすべての人にもオススメである。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
ポール・グレアムの書籍。
なんだかんだでたどり着いた。
ポール・グレアムのエッセイは今もなお、翻訳されているので、馴染みも深い。
本書「ハッカーと画家」は200ページちょっとと薄手の本であるので
わりとさらった読めるかと思ったら、内容の重厚さに圧倒された。
痛快な語り口でハッカーについてのことやLispを崇めていくのだが、本当に面白かった。ハッカーと凡人の「差分」を取り出したので、僕はその乖離に愕然としたものだ。
人気のある言語でなく、真に重要なことはその言語の簡潔さであるというのは目から鱗。LispとPythonはやってみたいし、Javaの評価がdisられていることから興味がうせてしまったりと、色々と影響を与えてくれますね。
とりあえず、インターネット業界に携わる人は必見でしょう!!
この先もこの内容は色あせない!!
以下、目次
メイド・イン・USA―アメリカ人が車を作るのが下手なのとソフトウェアを書くのが得意なのは、同じ理由による。だがアップルの存在は、両方を改善してゆけるヒントだ。
どうしてオタクはもてないか―彼らはゲームに乗っていない。
ハッカーと画家―ハッカーは、画家や建築家や作家と同じ、ものを創る人々だ。
口にできないこと―異端的な考えを思い巡らせ、それをどう使うか。
天邪鬼の価値―ハッカーはルールを破ることで勝つ。
もうひとつの未来への道―Webベースソフトウェアは、マイクロコンピュータの登場以来最大のチャンスだ。
富の創りかた―裕福になる最良の方法は富を生み出すことだ。そしてベンチャー企業はその最良の方法だ。
格差を考える―収入の不均一な分布は、広く考えられているほど問題ではないのではないか。
スパムへの対策―最近まで、専門家の多くはスパムフィルタは成功しないと考えていた。この提案がそれを変えた。
ものつくりのセンス―素晴らしいものを創るにはどうすればよいか。
プログラミング言語入門―プログラミング言語とは何か。それはなぜ盛んに話題になるのか。
百年の言語―百年後にはどういうふうにプログラミングをしているだろう。今からでもそれを始められないだろうか。
普通のやつらの上を行け―Webベースアプリケーションでは、自分の使いたい言語を使うことができる。ライバルも同様だ。
オタク野郎の復讐―技術の分野では、「業界のベストプラクティス」は敗北へのレシピだ。
夢の言語―良いプログラミング言語とは、ハッカーがやりたいことをやれる言語だ。
デザインとリサーチ―研究は独自性が必要だ。デザインは良くならなければならない。
素晴らしきハッカー―ほかより飛び抜けて優れたプログラマがいる。そんな素晴らしいハッカーたちはどういう人物なんだろう。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
エンジニアやプログラミンの勉強をしてる人には面白いじゃないでしょうか。IT企業で働いてる人も楽しめるのかな。随所にプログラミングの話が出でてきて知識ゼロの僕には読むのはきつかった。
なぜアメリカからIT企業がどんどん出てくるのかに対して答えが持てる本。大学卒業後にガレージで昼間っからビールのんで自分がやりたいことをやっている奴らの存在がでかいと本を読んで思った。既存の枠組みに囚われず新しいことをやれるアメリカの風土がGoogleやFacebookを生み出したのかな。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
間違いなく 最高峰に評価したくなる良本でした。
google社員のというまぁ・・2chで話題になった本でもあります。
真相は定かではないですが。
アマゾンの商品紹介ページに対しては、「グーグルの人が勧めてた」「google社員のおすすめ。読むべし。」といったはてなブックマークのコメントが寄せられています。
この本は読んで損はないです。想像以上に素晴らしかったです。
出版元のオーム社の公式サイトでは、以下のように紹介されています。
コンピュータが大きな役割を担う時代において、いかに発想を広げ、美しいものを設計し作り上げるかを、さまざまな切り口から大胆に考察している。インターネット上で大きな話題となったエッセイを書籍化。
あやひやはこの本が大好きです。
ふつうの人達より半歩いや一歩先をいかないと面白い物事って作れないんです。
これは絶対に生涯所持したい本です。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
これはおそらくハッカーと呼ばれる人々に向けて書かれた本。37シグナルズの本を読んでいた時も同じ感想を持った。
ハッカーではない自分はこの本から拒絶されている印象を受けた。だけど、たとえば「優れたデザインは簡単に見えるが、実現するのは難しい」など、非常にためになる教訓もちりばめられているし、単純に雑学系の読み物としても面白いので、ハッカーでなくとも読む価値はあると思う。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
面白かった☆
ハッカーというのはここではプログラマのこと。プログラマに限らず、言語についてや、起業についてやジョブズやMicrosoftなど色々な話題が出て来て面白い。ベンチャーについても書いてあって面白い。