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今読むと とても楽しい
体裁が2段構成になってて冗談のメモが面白い。
たとえば 「旅は猫で、想像力はねずみ どんなにすばやく飛んでも この猫にはねずみを追い越す事なんかできない」
今だに その感性がわからない
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男の「少年」に対し女の「少女」
これにならって
男の「青年」に対して寺山修司が生み出した造語、「青女」。
日本古来のイエ制度に固執することを、保守的になることを非難し、青女も青年と同じく外の社会との交流する機会を持つべきだと提唱する。
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わたしはこれで結婚とは?女とは?
とても考えさせられました。
だってさ、人生なんてさ、短いし、ましてや結婚したら恋なんて自由にできないし、
なら恋愛しなくてどうするよ?ってことで
たくさん恋しました。。
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女についてのエッセイ。
筆者の女性についての理想が書いてある。そして最後に巷にある女性論を否定して終わり。
所々にほかの文章からの引用があるが、本文とリンクしていない。
面白さが見出せなかった。
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寺山修司はやっぱりすてき。
昭和の時代に女性に対してここまで革新的な考えをしてる人がいたなんてうれしいです。
今読んでも教わるところはたくさんありました。
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予想以上に素敵な寺山修司デビウでした。少女革命ウテナに通じる女性観。というかあれか。演劇実験室繋がりか。
潔くかっこよく生きてゆきたいものです。
しかしサザエさんのくだりには吹いてしまった。
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『ほんとのところはどうなのさ!?』
と、物事を決めつけずに、何事もつきつめて探求して行こうとする寺山修司の生き様がステキである。
すてきなオジさま=寺山修司の「青年」ではなく「青女」としての生き方の提言集。
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ハンドバックをしまっておくように人間のこころまで私有しようとしても、それはできない相談なのよ(メルナ・メルクーリ)
青い種子は太陽の中にある。(ジュリアン・ソレル)
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恋愛について勉強できるのかと思いきや、ちょっと違ったけど、すごーく勉強になりました。
現在の私たちの恋愛、特に結婚とかって、かなり型にとらわれてるんだなと思った。
他民族の性生活とか、結婚についてとかについて少し知れたけど、そういうこと勉強するのってすごく面白い!!
とっても新鮮でした。
もっと私たちは自由になるべき、自由になれるべきだと思った。
後半はちょっと難しかったです。
でもやっぱり、ここでただ彼の意見をうのみにするんじゃなく、彼の意見を踏まえた上で自分はどう考えどう生きていくのかが大事なんだろうな。
彼も他の人の意見をしっかり理解した上で、批判なり意見なりしてるし。
私自身も自由な発想をするきっかけになりました。
寺山修司さんの本初めて読んだからほかにどんな本書いてはるか知らんけど、ジェンダーとかについてかなり深く研究されたみたいで
他の分野についてもすごい研究済みなんじゃないかなーって勝手に思ってます。
寺山修司の他の本ももっといっぱい読みたい!!
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「人生のどこかに「まことの花」を据え、他を「時分の花」として区別する思想が、阻害を生み出す要因になります。「まことの花」など存在しないし、第一、存在するべきでもない。どれもが「時分の花」にすぎず、人生は不連続な季節の繰り返しなのです。」
「(前略)愛情とは、相手と自分との「出会い」の中で生成される感情の種類だということです。」
「「しあわせを守る」と(中略)書くとき、しあわせは、すでに出来上がった価値としてとらえられていることになるのですが、私は、しあわせとは、新たな価値の創造であり、かつて存在しなかったものを生み出すための想像力による働きかけではないかと思うのです。」
(2009.5)
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女の子は人生に一日しかお嫁さんになれない
寺山修司は
結婚しなくても、お嫁さんになれたらいいねって
いってくれました。
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虚構を持たない女など、良い家政婦にしかなれないでしょう。
打ち砕いている価値観が古いものだから、おおおという気持ちにはそれほどならず
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寺山修司の恋愛講座。幸福論につながる愛情とは。
「愛情とは結婚や同棲などの2人だけのものとは別物である。それらは実態であるが、愛情は虚構である。これらがべつの用語で語られなければいけないということを、知っておくべきだ。」
女性論総点検と岸田秀の対談が面白かった。
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「少年」と「少女」という言葉があるのに、「青年」に対する「青女」はなぜないのか。『家出のすすめ』が青年達に宛てられたのであれば、『青女論』は青女達に贈られた思想革命の書だ。
寺山は青女達に対して、「『らしさ』を作り出してきたものは、政治がめざす一般化の思考です」と言い、女らしさという呪縛からの開放を提案する。
彼は「幸せ」にいて、それはすでに出来上がった観念ではなく、各々の想像力によって追求するものであり、そのためには各々の幸福論が必要だという。そして、この本を読み「なぜ」と感じたのであれば、それについて自らの考えを導き出し、その答えを今度は現実の中に探してゆくことを提案する。
それは「私の幸福論」を見つけるためのヒントになるのではないだろうか。
「時代は少しも生きやすくなってはおりません。問題は、今はじまったばかりなのです」
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少し変わった文字構成。サザエさんとは何者なのか。男性である作者が、対局から解釈し、精一杯女性の良さを表現している。女性ファン多き作者の、純粋かつイタズラ要素の出た愛の朗読。