紙の本
世界の七不思議の謎に挑戦!
2005/04/17 10:13
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ピエロ - この投稿者のレビュー一覧を見る
アトランティス大陸は本当にあったのか? あったとしたらどこに? ピラミッドはなぜ建てられたのか? 南米ペルーはナスカにある巨大な地上絵に隠された秘密とは? 世界各地に残る不思議で謎に満ちた遺跡やモニュメント。この、長年歴史学者を悩ませ続けてきた謎があっさり解決してしまう。日本の歴史の謎に迫った『邪馬台国はどこですか?』の姉妹編です。
時代や選ぶ人によって変わってきている世界の七不思議ですが、本書で扱われているのは、アトランティス大陸、ストーンヘンジ、ピラミッド、ノアの方舟、中国は秦の始皇帝、ナスカの地上絵にイースター島のモアイ像の七つ。どうです、こうして並べてみただけで、子供に返ったようにワクワクしてきませんか?
『邪馬台国はどこですか?』の主要人物がこちらにも登場、宮田の茫洋とした中に見せる鋭い知性と松永の料理とカクテルを作る腕は相変わらず、静香嬢の毒舌ぶりにはさらに磨きがかかっています。この3人に古代史の世界的権威ハートマン教授が加わって、ワイワイガヤガヤと七不思議の謎を解明していきます。
もちろんエンターテイメント小説、ここに書かれていることが全て真実であるはずがなく、これは(多分)著者も読者も暗黙のうちに了解していること。大事なのは、謎を解いていくプロセスがおもしろいかとアッと驚く結果があるかということ。そういう点は、どの謎にもそれなりの説明がつけられていて、おもしろく読めました。
紙の本
如何に強引な推理をするかが
2017/05/14 17:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
宮田さんがすっごい力技で歴史の謎を解いていくかが魅力のシリーズ。今回は今ひとつでした。うっかり信じたくなる推理ではなかったのが残念。
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待望の邪馬台国の続編。
こちら世界史バージョン。
相変わらずのすごいオチに毎回笑わせてもらい、感心しきり。
つい信じたくなるのは何故だろうか・・
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アトランティス大陸、ストーンヘンジ、ピラミッド、ノアの方舟、始皇帝、ナスカの地上絵、モアイ像、と世界の七不思議の何故?何の為に作られたのかを解き明かす。しかも日本の文化にうまく結びつけて、よくぞここまで考証してくれたのは、邪馬台国は。。。でおなじみのパターン。
ペーソスにカクテルや酒のつまみの薀蓄話も盛りだくさんで、まさに鯨ミステリーの真骨頂でした。
2006/2/16
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面白かったです。こういうミステリーもいいかな・・・。一般によく知られている七不思議、いろいろ勉強にもなりました。カクテルの勉強にもなったし(笑)この著者の他の作品も読んでみたくなりました。カシスシャーベットでも食べながら・・・(-ι- ) クックック
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著者の代表作「邪馬台国はどこですか?」の続編で、アトランティス大陸、ストーンヘンジ、ピラミッド、ノアの方舟、始皇帝、ナスカの地上絵、モアイ像、と世界の七不思議に挑戦する。「邪馬台国」の時には、宮田自身が史料や知識があって、それに基づいた推理を披露していたけど、「七不思議」では全く知識がなくその場で聞いたことで考えているためこじつけっぽく感じてしまった。面白いことは面白いんだけどね。
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ピラミッド、モアイ像、ナスカの地上絵など誰でも一度は耳にしたことはあるだろう世界の謎に挑むこの短編集。「確かにそうかも知れん!」とうならせてしまう説得力にハマります。私のお気に入りは「始皇帝の不思議」かな?始皇帝って目がつり上がってて見るからに悪そうでしょ?そのイメージがあるもんだから、これを読んだ後は180度見方が変わりました。しかも後半の義経的展開には口アングリです。まあよく思いつくもんだ。あまり歴史ミステリに興味がなかったけど、会話だけで空想が広がっていくのはグッドです。注文をつけるとすれば、静香の存在。ずーっと口が悪いから、だんだん腹が立ってくるのよ。「聞いたことあるレベルで〜」はもうウンザリ。名前を静香にしたのはワザと?
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「邪馬台国はどこですか?」の続編?シリーズ。今回は前回は日本国内の謎に迫ったのに対し、ピラミッド、ナスカの地上絵等世界の謎に迫る。トンデモ解釈ミステリーだが面白おかしく愉しい気持で読める一冊。バーで出されるカクテルとおつまみの描写も美味しそうで良い
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歴史物というには無理がある?
でも面白いから許す。
とんでもミステリの名手、鯨さんの「邪馬台国はどこですか?」につづく、歴史謎解きミステリの世界編。第3弾は出るんでしょうか?
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邪馬台国〜の続編。前作のが好きだったなー。わたしが日本史しか知らないからかな。それでも宮田さんのとんでも歴史推理には驚かされた。歴史にうとい人でも楽しめるっていうのは前作と変わらず。お酒が飲みたくなってお腹が空く本。
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今回は謎のスケールが大きいためか、それとも宮田さんがアトランティスやストーンヘンジなどについて、あまり知らないためか、宮田さんの解釈はちょっと無理矢理でこじ付け過ぎかな、という印象がありました。
が、私は元々こういう“不思議”が大好きなので解釈はどうであれ、それなりに楽しめたことは事実です。
あと、カクテルの作り方や名前の由来が載っているのも面白い、というか勉強になりました。まぁ、本題とは関係ないんですけど。
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東洋の寂れたバーの片隅で、過去幾たりもの歴史学者を悩ませてきた謎がいともあっさり解明されてしまうとは。在野の研究家以上には見えない宮田六郎が、本職の静香を向こうに廻して一歩も引かないどころか、相手から得たばかりのデータを基に連夜の歴史バトルで勝利を収めていく。宮田の説に耳を傾けながら、歴史に興味を持ち始めた若い頃のようにワクワクするジョゼフであった。
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邪馬台国はどこですか? の続編。
こんどは主人公が静香さんの知り合いの外国人教授で、またちょっと違ったテイストです。バー『スリーバレー』に行ってみたい・・・
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デビュー作「邪馬台国はどこですか?」において日本の歴史を新解釈した鯨統一郎。
姉妹編とも呼べる今作は「世界の七不思議」に迫っていますw
歴史好きな方からそうで無い方まで、珍回答を楽しみましょうw
世界の見方が変わるかもしれませんw
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『邪馬台国はどこですか?』の第二段!!
個人的には、更に読みやすくなった気がします。
このシリーズは、もっと出して欲しいです!