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商品説明
〜抜粋〜
出版社/著者からの内容紹介
本書は、世界各国のマッキンゼー・アンド・カンパニーのマーケティングのエキスパートたちが、日頃のコンサルティング活動の経験と自主的な研究の成果に基づいて「プライシング」の基本的な考え方や具体的な手法を示した論文をまとめたものです。
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プライシングの究極の目的は利益の最大化であり、最適価格の設定と価格変動の抑制は単なる区切りにすぎない。
市場が変化すれば、商品の提供価値も変わる。
ユニクロは自らのコスト構造を明らかにすることで、高い質を維持しながら、その価格で提供でき、しかも自社に利益を残せるということを消費者、流通といったあらゆるステークホルダーに正確に説明するこtに成功している。それによって、ブランド力の低下を防ぎながら低価格での価値提供を実現した。
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大企業向け。
論文としては価値があるのかもしれないが、自分のような個人規模の価格設定の際には参考にならなかった。
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プライシングのポイントは?
→プライシングは、競合の価格、顧客のスイッチ率、カスタマーバリュー、サービス提供コスト
スタティックだけでなく、ダイナミックな影響まで考える
カスタマーバリューとは認知便益から認知価格をひいたもの
顧客が購買決定にあたって重視する商品属性を理解しその優先順位を知る
新しいプライシングプロセスは
1.市場環境に基づいて分類
2.過去の価格分類をプロット
3.価格格差を減らす
最適なプライスバンド決定には、価格設定や販促による消費拡大余地とブランド力が重要
オプションサービスを料金に上乗せするメニュープライシングを導入によりサービス提供コストに即して顧客に請求できる
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価格付けの議論のほとんどが、いわゆる大衆消費財を対象としているため、直接参考になるものが少ないが、本書は、「規制緩和と価格競争」の章で通信・運輸・電力・ガス・水道などの産業についての価格について解説している。
曰く、「実際にはほとんどの顧客にとって電力や電話といったサービスはコモディティ化しており、熟考する価値などほとんどない。したがって、よほど料金格差が大きく、煩雑な手続をしてでも乗り換える価値がある場合を除いては、顧客は滅多に契約先を変更しようなどとは思わないものである。」
これはこれまでの実感に近い。料金格差が小さくても敏感なのは流通業くらいで、それ以外は価格に対して非常に鈍感である。今後の価格付けの参考になった。