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『Apri*kiss』と同じく横書きのメール文体のみで構成される物語。
二人のメールのやり取りが始まり、そして一旦一方通行になり、また心を通わせ、時には嘘をつき、時にはそれを告白しながら続いていく。
虚飾に彩られた自分の姿をすべて剥ぎ取ったとき、ふたりは本当の気持ちに気付く。
薄くて、すぐに読み終えられる一冊です。
桜井亜美の幻冬舎文庫の書き下ろしは惰性のようにいつもついつい買ってしまいます。
でも、そろそろ止めようかなあと思っていたところにこれが。
メール方式は正直心境の推移が感じにくいなあと思います。
ただ、最後の一文はメールでしかできない表現だと思うけれど。(だけどこんなときにメール打ってるなよ、と突っ込みをしたくならないでもない)
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まず驚いたのが普通の本みたいに“縦書き”ではなく“横書き”であること。手にとって読もうとしたら危うく結末を知ってしまうところでした(笑)
本の全てがメールのやり取りで進められます。(実際こんな長いメールを携帯でしないよなぁ。)
軽く読めるので授業中に読むにはいいかも(コラ)
あまり感動はしなかったかな。
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すべてメールでのやり取りで物語が進んでいく文体。
起承転結が読めすぎてしまうこと、桜井氏独特の奇抜性がなくて物足りない…
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あたしには似合わず、文章形式じゃない本。男の子と女の子のケータイのメールから読み取れる日常。なんだかすれ違いでもどかしかったりもするけど、たまには、こんな本もいいね。
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左開きの横書きの本。それはこの本がイリアとダイチの2人のお話を、全部メールのやりとりで綴っているから。
ホントのこと言うと、最初はちょっと読みにくかった。でも、慣れてくると、自分がメールをもらって読んでるような気分に思えてくる。まさに亜美さんの得意とするところのバーチャル世界を体感できる本。(ウソウソ、それは言い過ぎ)でも、イリアもダイチも知り合いに思えてくるから不思議。メールだけでこんなにもストーリーの展開がわかるんだなあ。もちろん、感情はメールの通り。本当の自分を隠しながらも惹かれあっていく2人。顔を会わせない分、外面でのウソも多いけど、内面の部分は果てしなく本当の部分なんだろうなって思える。誰かとメールしたくなるかもよ。
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題名が良くわからない…殺人者って意味でしょ?後半は。
横書きだけど、現代の話で、普通の恋愛で…面白かった。
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全部横書きなうえに、メール交換で物語がなりたってるってゆうおもしろい発想の本。現代ッコなら誰もが共感する本なんじゃないかなー。
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めっちゃ感動o
この本で桜井亜美さんのファンになりましたo
イリアがどん底のときダイチが励まして,助けようとするo
メールだけの繋がりやから,すれ違いとかもあったけど
メールでの恋愛にめっちゃ憧れを持ちましたo
読んでるうちに泣けてきたし,ほんまにいい本ですo
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私としてはヴァーミリオンの衝撃が強すぎたのか、なんとなく物足りなさを感じた。 ごくありがちな展開をただ「メールのやり取りだけ」 という変わった手法にして斬新に「見せかけているだけ」な感じがする。ぶっちゃけると女主人公のイリアがいちいち気に障って物凄く嫌いなんだけど、 おそらく一種の同属嫌悪なのかもしれない。 メールにわざわざ「今手首切った」とか憐憫を誘うようなことを書いていたり、 しつっこく相手に長文メール送ったり。相手をどんな手を使ってでも繋ぎ止めようとするあたり物凄い自分と同じ匂いがした。 自分を見ているようで吐き気がした。うーん、今回に関しては個人的な感情が入りすぎたのかも。
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大学生のダイチは思い出の人と同じ名前の女子高生、
イリアを出会い系サイトで見つけ、
メールのやりとりを始める。
本当の自分を隠しながら二人は惹かれあっていき…。
全てメールでのやりとりで描かれた恋の物語。
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彼女の書く性描写は、私にとっては激しすぎてNGなんだけど、心の奥で孤独を抱えてるような、陰のある登場人物は好き。私がメールから始まる恋愛をアリだと思っているせいかもしれないけど、ダイチとイリアの、互いを求める愛のかたちは、うらやましいと思う。それが男女の中じゃなくても。
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メ−ルの交換にょって紡がれるスト−リ−。
他人を信じるコトってすごく難しい。
傷があればある程に。
大切な人には自分を、ドロドロしたトコも全部。
受け入れて、大丈夫だょって抱きしめて欲しい。
だけど全て見せて拒否られるのはもっとコワイ。
そんな彼女の葛藤が痛い程伝わってきて。
最後のシ−ンはメ−ルだからこそ映える表現。
涙、涙…
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人はいつか変わってしまうけど、それでも人を信じて生きて行きたいです。
何度も失敗してしまうけど、最後にはお互いのことを信じることが出来たイリアとダイチ。つないだ手がいつまでも暖かいままだったらいいね。
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この人の本は会話文の区切りがなくて読みにくいんだけどこの本はほとんどがメール文だから更に難解。。笑
読者に状況をわからせる目的なんだろうけどあからさまに説明しちゃってるのがちょっと冷めました。
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謎の多い桜井さん。自分はそんな彼女に引き寄せられたひとりです。彼女の感性・世界観と理系・詩的な表現がとても気に入っています。全編メールのやり取りで、ストーリーが進んでいきます。人によっては嫌悪感を抱くかも…。