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全体にソフトウェアを試験することの意味、価値、やるとよいことが書かれている。
ソフトウェアの試験をしたことがない人にはよい本である。
書いている人と、読む人とで、必要な試験が異なる場合があるので、
1割くらいの内容は、自分たちには、より抽象化するか、より具体化して
制約条件の違いを明確にしないと意味が分からないことがあるかもしれない。
例えば、「プログラム開発グループは、自分たちのプログラムを テストしてはいけない」という言葉の引用において、
プログラムを書くとはプログラムとその試験プログラムを書いて、
書いた目的を達成したことを確認するところまでを仕事としている人にとっては、 納得できないことだろう。
テストという言葉を、例えば出荷試験のような言葉で置き直すと、 意味が通じるかもしれない。
「プログラム開発グループは、自分たちのプログラムの出荷試験をしてはいけない」
これなら当てはまる場合がより多いだろう。
仕事の仕方、立場の違い、製品の性格など、どんな場合でも当てはまることは役に立たない場合があるかもしれない。
役に立つことは、他に展開する際に、誤解を生じることもある。
分からないことは疑問として、同僚、先輩、関係者と議論してみるとよい。
ある用語定義が正しいということを主張する人は、その人の立場を、他の仕事の立場に押し付けているだけのことがあることに注意するとよいだろう。
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知識ゼロから学べるということで、ソフトウェアテストのことを丁寧に説明している本です。
アプリ、システム、組み込みと様々な分野に対応しているので、総合的であり基本的な知識を学べます。
ソフトウェア入門者向け
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著者のやってきた世界(大規模プロジェクトでC/C++などで書かれているプログラム)に対するテスト手法がメインのため、自分たちのようなWebプログラミングには当てはめづらかった。しかしながら、単なる手法だけでなく、経験に基づく主観的な考え方が書かれていて、タメになった。
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テストの手法を理解することで、テストしやすいプログラムの作り方、テスト担当とのコミュニケーションの取り方を理解するため購入。
著者は学者さんだが、Microsoftで働いていたこともあるらしく、平易な言葉でテスト設計時に考えるべき理論を解説してくれていて、好感が持てる。
・プログラム開発グループは、自分たちの開発したプログラムのテスト担当にはなり得ない(完全にユーザ観点での操作はできない)。
・ソフトウェアテストはプログラミングに負けず劣らず困難で、かつ創造的
・スモークテスト:ソフトウェアが正しく作成できていて、本格的にテストする価値があるかどうかがを確認するためのテスト
・Microsoftには開発者と同人数のテスト担当者が入る(!!!)
・テストケースは専用のツールで管理するべき
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テストについてかるくしるにはよいほんです。
体験を持って語っているのと、スペシャリストとしての自身も感じれるので、知っているつもりになれます。
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•経験に基づいた語り口で、しっかり基本が解説されてる。内容がやや古いが、入門書としては十分価値がある。コラムも面白い。
•カバレッジとテスト観点は特に参考になった。
•記述は少ないが、悪魔の自動化、失敗論は考えの糧となった。こーゆー条件なら、テストスクリプトをがっつり書くのは、このくらいのタイミングがいいんだろうなーみたいな考えが頭を巡った。
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各説明が浅くて、概要をつかむ内容だけで、あまり参考にならなかった。
初心者が、まとまった情報を読むのは良いが、
わざわざ購入してまで読むほどまで深くは無い。
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プログラムの複雑度を計るには下記の法則を利用
C=e-n+2
同値分割法と境界値分析法
ゼロは特別なので入力出来るときは必ずテスト
カバレッジデータを取ることが基本
IEEE829テストプランテンプレート
自動化に向くテスト
・スモークテスト
・パフォーマンステスト
・APIテスト
自動化に向かないテスト
・回帰テスト
・グラフィックスやサウンドなどメディア関連のテスト
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著書の高橋さんとは、まだメールのやりとりしかした事がないですが、この本を読んで、ますます実際にお会いしたくなりました。(こんなにライトな感覚な人だったとは!)
私はソフトウェアテストがナリワイではなく、むしろバグを生産する側の開発者なのですが、開発者こそテストの勉強が必要だよなぁ、と思いもあり、この本を手にしました。
専門にしている人からすると、かなり入門的な内容なのでしょうが、まんべんなくいろいろな手法のさわりを紹介してくれているので、私のような動機の場合には良かったです。
この後、もうちょっと詳しい内容の本に進むつもりですが、よいスパイクを打てました:-)