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【あらすじ】
何度つかまっても牢をぬけだす怪人二十面相。今度は名前を「四十面相」とあらため、どうどうと脱獄を宣言した。秘密をさぐるため拘置所にやってきた明智小五郎は、二十面相との面会のあと、なぜか世界劇場の楽屋へ…。劇場では「透明怪人」事件のしばいが、まさに上演されている最中だった。
【感想】
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なんだかんだでいい人よね、二十…いや、四十面相さん。
必死になって小林君助けようとしてくれるし、小林君もそれをわかっていて罠を仕掛けるという…。ある意味とても分かりやすい人なのね。
今回は小林君大活躍。とくにこの文庫版はイラストが素晴らしく美少年に描かれているので、小林君ファンにはたまらない、かもしれない。
しかし、背中に背表紙背負って移動というのはどうだろうね…。
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巻末の解説(中島河太郎)で、後の刊で明かされる二十面相の正体をネタバレするのはどうなの…。(2021.8.15)
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待っていました、少年探偵団シリーズのお宝探しの回。
前回の宝探し[大金塊]も、とても面白かったので期待したが、今回も想像通りワクワクが止まらない一冊でした。
小林少年の活躍、四十面相のキレのある立ち回り、そして明智先生の切れ者っぷり。
魅力的な要素がふんだんに盛り込まれていて、ワクワクしないはずがありません。
ただ1つだけ。毎回、四十面相が苦汁を舐めることになってしまうので、もっと明智先生、小林少年をアッと言わせる展開が来ることを期待しています。