紙の本
筆者の思いが伝わってくる
2015/09/22 06:03
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投稿者:まめおんな - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイは行きやすい国なので、バンコクやアユタヤの仏教寺院や遺跡を訪れる人は多いと思いますが、何の予備知識も持たずにツアーで見てくるより、この本一冊読んでから行ったら興味も楽しさも倍になります。そして仏教を切り口にしてタイの歴史にもちょっぴり詳しくなれますよ。
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旅行の予習用に図書館から借りて読んだ。お寺の歴史=タイの歴史と思ったから。とりあえず今度のツアーで行く予定になっているお寺をつまみ食い的に重点予習。
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タイの古寺廻り道中記&雑感記。
筆者の古寺やタイそのもの、現地の(特に女の子)に対する好意が滲み出ている。
文章は適度な修辞で読みやすい。
現地人の言葉を借りるなどした解説も簡潔で分かりやすいが、ガイド本とするには弱く、あくまでも「読み物」として楽しむべき本だと思う。
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タイのことを知りたくて手に取りました。
『ドヴァーラヴァティー時代の知られざる森の世界を意識しながら、クメール更にスコータイから現在に至る古寺を(本書まえがきより)』現地で知り合った「ガイド」の話を聞きながら歩いたときの記録です。
たんなる旅行ガイドではなく、タイの歴史・文化を学ぶことができます。
作者が現地で出会った「ガン」というサムローの運転手は、『ガイドどころか大学教授にしてもいいような』博識ぶりを披露する。質問者が1つ質問すれば、10も答えが返ってくる勢い。最後のころには著者は、●●のことについて『なんでもいい、話してくれ』とガンの話したいように話をさせるようになるのだ。
読者としても、この「ガン」という人物の部分が読んでいて一番わかりやすかったし、なにより著者本人が楽しんで歩いている雰囲気が伝わってくる。
(本書後半、タイの優秀な女子大生がガイドをつとめているのだが、どうもガイドの内容に面白みがない。ガイドとしての経験が楽しいのだろうと推測する)
知りたいことだけ抽出して終了、にしようかと何気なく手に取ったのですが、予想外に面白かったです。