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戯曲のセリフばかりというのに、慣れないせいか、イマイチ感情移入しずらいんですよねー。
前半は、しばしば眠りに落ちちゃって、ストーリーもあんまり覚えてないんだけど、一行がアントーニオを救いに行ったあたりから面白くなってきた。
シェークスピアってやっぱり天才なんだね。
鮮やかなストーリー運びに、溢れんばかりの詩情、どちらも素晴らしくて、なんだか泣けてきちゃった。
ポーシャが法学師に化けて、アントーニオを救うだけでも面白いのに(アントーニオを絶体絶命に追い詰めておいて、さらりと救っちゃうところなんて特に)、わざわざ夫たちから指輪を取りあげて、家に帰ったらラブロマンスな詩のうたい合いをさせちゃう。
冒険のワクワクも、恋愛の高まりも美しく表現する。本当にすごいよね。
それに、詩の美しさと言ったら!!
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最初に映画を見た影響もあって、
どうもシャーロック寄りな見方をしてしまう。
まあ、これを読んで主人公側のユダヤ人差別に
憤りを感じられたということは、いいことだと思う。
人類の進歩だ。
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この本は、ユダヤ人差別、ユダヤの金融資本、について考えるのに役立った。
キリスト教とユダヤ教の、根深い対立。