紙の本
知らない人が読んだら誤解するほど自虐的!
2019/01/28 01:39
4人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:アスカ46 - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんとなく想像していた通りの小説だった。
オチですが、こんなに綺麗な中国人がいるわけがないでしょう。
嘘ついてなんぼの世界観が中華世界ですよ?
騙される方が悪い、と言うのが中国人の考え方。
しかも当事者の四人が何も気付かないとか。
おかしすぎる。
突っ込みどころ満載。
一応言っておきますが、無人となった紫禁城からの各国の略奪を止めたのは日本軍です。
なのに、なんで日本軍まで略奪してんの?
浅田次郎、大丈夫か?
完璧な自虐史観に犯されているとしか思えない。
これ、歴史をちゃんと知らない人がが読んだら「日本軍はなんて酷い事をしたんだ!?」ってなります。
そこ、注意!
今現在、紫禁城に財宝が残っているのは日本軍が各国の略奪行為を止めて、しかも紫禁城を警護したからです。
じゃなかったら、紫禁城そのものもなくなっています。
これ読んで「日本は中国に酷い事をした」だなんて騙されないでください!
故に☆一点です!
腹立たしい。
悪い予感がした時点で、買わなきゃよかった。
勿論、読まなきゃよかったと後悔。
中国に幻想持ちすぎです!
浅田作品色々読んでいますが、これは流石に閉口した。
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う〜…っん、ごめんなさい、あんまり面白く思えなかった…。2人の愛の深さなど、人間の感情に関しては本当泣けたし、さすが浅田次郎という感じだったんだけど、最後のオチがどうもなぁ…。芥川次郎の『藪の中』を連想するのも、あんまりいただけなかったし。
だって『藪の中』って結局何が真実かわからないじゃないですか。だからこれもわからないのかなぁって思ってしまって、読みながらがっかりしたというか。泣けはした…んですけどね…。
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歴史ミステリー。幽閉されている清皇帝・光緒帝の妃である珍妃を誰が殺したのか?事件を取り巻く人々のそれぞれの証言をたどって出てきた犯人は意外な結果に・・。他国を侵略するということの罪深さと、当時の日本を始め列強の非道さを思い知るような内容でもあります。「蒼穹の昴」に出てきた人物のその後も知ることができます。
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清朝末期の皇帝の寵愛を受けた一人に妃が殺されたあまりにも切ない真相
私的には蒼穹の昴のほうがお勧めです
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2005/7/4誰かを愛し愛されるってのは素晴らしいことだ。こういう時代に、これ程までのロマンチストでいられることは羨ましい。
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正直に、最後の天子の話を聞くまでは面白かったのだけれど、天子の話のところで、がっくりとうなだれてしまった。
面白いとか面白くないとかではなくなってしまって、悲しかった。
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皇帝の妃、珍妃殺害の真相を探る物語。と言ってもミステリーではありません。蒼穹の昴の続編というか番外編。物語としては、特にリンクするものもないので、これはファンサービス的な位置になってしまうかも。蒼穹を読む前に読んでも、面白いかもしれません。読んだ後だと、その人物がどう書かれているか分かっているので、意外性がないですが、未読であれば、人物の不思議な魅力を味わえるかも。浅田氏らしい、深みのある人物描写がなされていますが、物語としてちょっと物足りないので、辛口星2つ。---"全て"は唯一つの目的の為に----(世界の中心で、愛を叫んだのかも/笑)
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光緒帝の妃、珍妃を殺したのは誰なのかを探る物語。ミステリーではありません。メインテーマは人間の身勝手さや戦争の残酷さなんだろうけど、なにより光緒帝の純愛に泣けます…読み終わると切なくて、気持ち暗くなっちゃうかも…
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皇帝の寵愛を一身に受けた珍妃は井戸に落とされて死んだ。誰が、何故?真相を探るのは日英独露の高官4人。宦官、妃、袁世凱、廃太子、真実を言っているのは誰か?素晴らしいミステリーです。そして切ないラスト。おススメです、★5つ!中国旅行で紫禁城を見てきたところなんで、あの黄色い瓦や広がる青空を思い出して、また行きたくなってしまいました。
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蒼穹の昴のサイドストーリー。前回の主人公たちはクローズアップされてはいません。読み進めている間は引き込まれていたのに、読後感は楽しめたのは楽しめたけれど・・・という程度でした。結局真相は・・・ですね。
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蒼穹の昴を買う前に読んだので、最初のミセス・チャンがめちゃくちゃミステリアスに思えた。そのミステリアスさに引っ張られて最後まで読んだけど、最後は??、という感じで終わってしまった。「藪の中」形式はすごく面白いね。
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珍妃は誰がころしたのか?たくさんの証言をもとに推理してみてください。答えは、人それぞれだと思います。蒼穹の昴とは、文の雰囲気がかなり違うので、続編と言うより、全くの別物という感覚で読んだほうがいいと思います。
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珍妃の死の真実を探る。「蒼穹の昴」で思い入れの強い人物の話となれば涙も出たけれど、湧いて出てきた証人の、直ぐに裏がとれそうな嘘話は正直どうでもよかった。
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ちょっと読み難い作品でした。蒼穹の昴に続く清末期を描いた。構成は面白いと思いますが、なんだか物足りませんでした。
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【珍妃ファンにはお勧め!!】前作読んでいません。珍妃ファンの私としては、感動の一冊でした。歴史小説にしては、スケールが大きいようで小さいところが、少し物足りないかも。ところで珍妃の井戸って、すごく狭いじゃないですか。あのなかに珍妃が入ったとはとても思えないんですよね。