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2009/06/初旬 読了
有栖川作品の中で一番好きかもしれない。
謎解きとかトリック(同じ意味か?)は一番、ではないかもしれないけれど
横道にそれるが蛍の描写が本当に綺麗。
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全てが明かされたときの、すとっと胸に落ちる感じがすげぇなーと思う。
あと「人間ニトログリセリン」(笑)
大龍には是非再登場してほしい。いい人。
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最後の最後まで仕掛けがほどこされ、飽きさせない。途中で読める部分もあるが、大筋としてそこまで気にならなかった。
ただ、果たしてあのトリックは実際に再現できるものなのだろうか。それだけが気になって仕方がなかった。正直上手くいくかは分の悪い賭けだと思う。
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火村シリーズの長編。今までで一番長かったような。マレー鉄道の名の通り、アリスと火村が旅行先のマレーシアで事件を解決します。アリスが聞き取れなかった英語は「×××」となっているところが面白かったです。火村教授が相変わらず素敵でした。長編なのでキャラが立っていて、人間関係が把握しやすく読みやすかったです。「軽井沢誘拐案内」を思い出しました。
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旧友の招待でタイを訪れた火村&アリス。しかし、そんな彼らを待ち受けていたのは奇妙な連続殺人だった。
※ネタバレあり
密室のトリックに唖然。たしか○川次郎のデビュー作がこれと似たものだったような…。有栖川作品には失望させられた覚えがないんですが、やっぱり(学生アリスシリーズを除けば)長編より短編のほうが本領発揮、という感じがします。今回は不発?
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新本格派というのはまさにこういう作品を言うんだなぁと
思った作品です。読みやすいし嫌いじゃありません。
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異国情緒たっぷりで、すっかり旅行気分が楽しめていい感じ。
メイントリックが、同じようなトリックの話を読んだことがあるなぁ・・・
でも、伏線がばっちり決まってて、ラストも物悲しくて、いい雰囲気でした♪
鳴かぬ蛍が身を焦がす、ですね~!
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2009/12/15再読
初めて読んだときの感想はもうまったく思い出せませんが、相変わらずアリスの人柄がすき。もちろん火村先生も恰好いいんだけど、アリスの一人称なせいかアリスに親しみがわきます。しかしながら、二人ともが友のために傷ついたり熱くなったりする、そういう描写がなかなかいい効果を演出している気が。情景描写もロマンチックで好きです。
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久しぶりの長編。長かったけど面白かった。昨年の秋にシンガポール行ったところだったので、情景が浮かびやすくてラッキーだった。何事も経験すべきだね。
本編。人間と散らばった伏線を憶えるのがちょっとつらいけど、テンポがいいので最後までさくさく。やっぱり長編がいい。思春期な大龍も可愛かったし、火村とアリスのコンビはどこにいても変わらずな仲で、二人の会話だけで十分楽しい。アリスのずれた推理も好き。
長編になるとアリスが魅力的すぎて困る。おとぼけなのにぐずぐずしてないところに、ものすごく好感を持てる。
火村もただ犯罪者を狩るっていう目的の下で動いているんだけど、彼の脆さは否めない不思議。冒頭の蛍川では二人の考え方の違いが書かれているけど、これはしっかり読む価値あり。
あと、卒業旅行(回想)での列車のシーンがいい。情景描写がリアル。
事件もさることながら、微細でも味のあるシーンが全体に散りばめられているので、読み返すたびに楽しめそう。買ってよかった。面白い!
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これと松本清張の「熱い絹」をたまたま同時進行したのは運命だと思ってそのままの勢いで本物のマレー鉄道に乗りにタイまで行ったというのは私の話。有栖川作品の中でいちばん面白かったミステリ!トリックにものすごく納得がいって(ここ大事)話も面白くてすっきりして火村先生が出たらそりゃもう5つ星しかない。
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★☆☆ アリス&火村さんシリーズとしても楽しいです♪〃
第56回日本推理作家協会賞受賞作。 国名シリーズ第6弾☆
やっぱり新本格ミステリは心躍ります。
あと有栖川さんの本は、アリス&火村さんのシリーズとしても楽しい(๑→ܫ←๑)
ちょっとした掛け合いににこにこしてしまう♪〃
(2008.04メモ→2010.04ブクログ)
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再読。
そう言えば何か普通なんだけど好き。
多分、非日常なんだけど日常が垣間見える所が。
2010.03.07読了
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久々の長編、しかも海外!ということもあり、好きな話です。
ラストも秀逸。と思う。ネタが分かるとうふふ、てなる。
惜しむらくは、この巻以降、表紙がCGになってしまったこと…
これまで国旗シリーズを担当していた表紙作家さん?が亡くなってしまったからだという話を聞いたけど、それにしても残念すぎるなこのチープ感…と思って、まだ文庫本買ってません。誰か装丁変えて。
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火村とアリスの会話は相変わらず面白い。しかし、本格としては失敗作だと思う。なんといってもメインとなるトリックの構造がおかしいからだ。火村の推理どおり、実際実行することは可能だろう。しかし、痕跡を残さないようにするのは無理だ。
トイレの蓋のことではなく、窓の方のことだ。内側からロッカーでテープを貼り付けるのは不可能だろう。窓なのだから、窓枠があるわけだ。ジャッキで傾けてロッカーをテープに沿わせようとしても、窓とロッカーは平行にはならない。だから必ず窓の下部の方が、ピッタリ目張りされずに浮いてしまうだろう。火村が現場を検証したときに、この異変に気づかないというのは、やはりご都合主義としか言いようがない。
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火村とアリスの掛け合いは相変わらず読んでて楽しい。
密室のトリックもよかったですが、個人的にはなぜ犯人が三件目の殺人事件を起こしたか?という謎の解決が好きでした。読んで思わず納得です。
第56回日本推理作家協会賞