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宇宙からの侵略者が来ます。
残念ながら学校にあるのはもっと古い版で、いかにも生徒が手を出してくれない装丁なのが悔しい。
小学生のときに読んで、夜トイレに行けなくなりました。
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映画は最悪だったけど、本はあまりにも面白過ぎた。
一気に読んだ記憶が。
あと数ページしかないのに、この絶望的な状況はどうなるのかと、
ハラハラドキドキw
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少年期の頃にテレビでジョージ・パル制作の映画『宇宙戦争』を観て以来、学校や図書室で何度となくウェルズの児童書を読み、発表から115年という歳月を経て、なお色褪せることないそのプロットとストーリーは驚愕に値するSF小説作品の古典中の「古典」。
ウエルズのメッセージとテーマを語るラスト10ページの事柄のために、前300ページに渡るストーリーで火星からはるばる《蛸さん》を呼んだり、彼らの陸戦兵器「トライポッド:三脚掃討機」を縦横無尽に暴れ回らせ殺戮と修羅場をせつせつ読ませるウェルズのイマジネーションと空想作家としての筆力は今なお計り知れない。
SFの古典であると同時に、私に「小説」の面白さを教えてくれた作品の一つでもある。
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マスコミュニケーションの授業のために読んだが、小説自体より、話や映画、あるいは少年版の小説で既に知っていたような気がする。
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スピルバーグの『宇宙戦争』が面白かったので、原作も読んでみました。
火星人の情け容赦の無さが怖かったです。今と違って原作が書かれた当時の軍装備はあまりにもお粗末で、思わず笑ってしまいました。ラストで宇宙人を倒すことになる決定的な要因は、当時としては衝撃的だったのではないでしょうか。
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色んな楽しみ方がある。まだ馬車のない時代の作品だということ。テレビもなければネットもないし、電話も出てこない。新聞はかろうじてある。そんな中、火星人の侵略にあうっていう。《家畜の安寧》とか《人の傲慢》とかいろいろ考えさせられます。なってみないとわからないけど、考えさせられる作品ですね。後半特に面白かったです。
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ロンドン近郊に円筒形のものが落下し、中から火星人が出てきて人類への攻撃が始まった。初めは好奇心から落下現場に集まって来ていた人々は、火星人の攻撃が始まるとパニックを起こして逃げ出す。
宇宙人襲来物の原点とも言うべき本だそうな。主人公も野次馬的に現場へ足を運んだが、やはり逃げ出した人間の1人。人の噂と新聞を介してじわじわと情報が広がっていく様子はやはり昔の話だなぁと思いつつも、人々が半狂乱になって逃げ出す様子はリアル。
他の惑星へ攻め込んで来れるだけの知性を持っている異星人の振る舞いには最後のオチまで疑問だらけだが、異星人に攻め込まれるパニック物としては後に出た他の小説等はすべて単なるリメイクだというぐらい、必要なものがすべて織り込まれている。
宇宙人襲来が現代で起きたらどうなるかというと、身の危険を忘れて撮影する人間が結構な多数にのぼり(笑)、それによって無駄に犠牲者が増えることでしょうね。丸1日あれば世界中が知ることとなりパニックに陥る、といったところか。
100年以上も前に書かれたものだと思えば凄いのだが、やはり時代遅れで少々冷めた見方で読まざるを得ないので☆ひとつ減。
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火星人のテンプレを作ったと名高い一冊。
原著は1898、100年以上前だというのだから驚き。
そして、その内容をそれほどの時代錯誤を感じずに読めてしまう点もまた驚き。
宇宙探索の進展は、思ったよりも遅いということなんでしょうかね。いまも昔も、やはり宇宙は謎に包まれている気がします。
ただ、作中に自動車や携帯電話が出てこないことからわかるように、人類の文明、とくに兵器についてはさすがに隔世の感があり、現代ならもうすこし抵抗できるかな?でもこの100年で、当然火星人の文明も進んでいるだろうし…なんて妄想するのもまたSFの楽しみかたかもしれませんね。
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何か小説を読んでいるときに引用されていて気になった一冊。文面が何となく解説調に感じて、読み終えるのにだいぶ時間がかかってしまったけど面白かったし、気に入った。異星人による侵略、戦闘機械、毒ガスや熱線、読んでいるときはありきたりで退屈に感じたけど、本書が書かれたのが1898年、第一次世界大戦前と思うとものすごい発想であることに驚嘆した。終わりはあっけないけど重力の違いや地球に存在する細菌とその免疫、未来の地球人のような理にかなった火星人の風貌、SFだけど妙にリアルで当時から今まで名著とされてきた理由もわかる気がする。2005年に上映された映画も見てみたい。
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SFものはあまり読まないのですが、ウェルズの作品は表現がリアルで、内容も突飛しすぎていないため、「現実を綴った作品なのでは、」と思わせてくれる。読みながら頭の中で、映画のように映像が流れてゆくのは、彼の表現力が故であると思う。
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小学生の時に、おそらく児童向けにリライトされたものを、読んだ記憶あり。30年以上振りの再読で、大筋は覚えていたものの、覚えのないシーンも多数あり、しかしそれが、本当に覚えてなかったのか、初読が児童向け故に割愛されたものなのか、真相は闇の中だ。
改めて読んで、本作が19世紀末に書かれた20世紀初頭が舞台の近未来SF災害小説だったことを知った。そして、発表から20年も経たない内に、毒ガスや航空機が兵器として実用化されたことを思うと、ウェルズの先見性には驚くばかりである。
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意外とグロい!小さいお子さんだとちょっと怖がってしまうかもしれませんが、面白かったです。
1898年に発表された本ということで、その時代にこれを書けるHGウェルズはやっぱりすごすぎる!
50年以上先の未来を見据えていたんじゃないかなと思わせられます。
1900年代に入り、さまざまな宇宙人ものの作品が作られていきますが、この作品が後世のSF作品に多大な影響を与えたんだろうなと思いました。