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釣りキチ三平 7 平成版 エッソビストラヤ川編 (KCDX) みんなのレビュー
コミック
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紙の本
カムチャッカの大自然に囲まれて小休止
2005/05/19 10:32
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:カルバドス - この投稿者のレビュー一覧を見る
釣り大好き少年の三平三平(みひら さんぺい)が大物を求めてカムチャッカに乗り込んだシリーズの第三弾。ようやく“幻の魚”の手がかりをつかむ。
カムチャッカには大陸の原風景が残っているので、自然の宝庫と言っていい。手付かずの自然が残っていればそれだけ汚染や破壊の心配がないわけで、ルアーや釣り餌に初めて出会ったという魚も多いはず。ということは、日本国内の釣り堀や有名釣り場の魚のように、餌だけを失敬するような狡賢さがないということ。釣り人にとってはまさに楽園である。
このシリーズに入ってから、三平少年が釣りに没頭するシーンが少なくなった。作者が自らの体験を生かし、その時感じたままの感動なりを伝えたいという意図があるため、土地の説明や周囲の描写が多くなったからだ。風景や土地柄が分かればより臨場感は増すが、このマンガの持ち味であるテンポの良さが消えてしまっている。「もっと釣りまくってくれー」と叫びたくなるのだ。
とはいえ、カムチャッカという大自然の中での大物釣りというシチュエーションには、大きな魅力がある。大物相手のビッグファイトはしばしお預け。とりあえず今は、カムチャッカの雰囲気を満喫しよう。
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