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一国は一人を以って興り、一人を以って亡ぶ みんなのレビュー
- 福田 康夫 (著), 衛藤 征士郎 (著), 明石 散人 (聞き手)
- 税込価格:1,760円(16pt)
- 出版社:ベストセラーズ
- 発行年月:2005.5
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紙の本
衛藤征士郎、入閣せず!
2007/09/26 13:23
8人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:塩津計 - この投稿者のレビュー一覧を見る
衛藤征士郎は、もともと町村派(旧森派)の人間ではなかった。河野洋平の河野グループに所属していた政治家である。ただその衛藤は河野洋平と大喧嘩して河野グループを飛び出す。喧嘩の理由は李登輝氏の来日に際し、中国の意向を過度に気にした河野が李登輝氏の来日を徹底的に妨害したことに嫌気がさしたことだとされている。それはそれでいい。しかし、森派に移ってからの衛藤征士郎の評判はすごぶる宜しくない。とくに森喜朗の評価が非常に低い。理由は衛藤が福田康夫に媚び諂い、福田親衛隊長を買って出て、派内で勝手な行動をしすぎたからだ。その動かぬ証拠が本書だ。本書が出たのは政治の天才小泉純一郎の全盛期だが、ポスト小泉は誰かという議論が安倍晋三で固まりかけていた微妙な時期に、派内で糸が切れた凧のごとく動き出した衛藤が福田を担いで、こんなミエミエの本を出してしまったのである。本書が出た直後、森喜朗は激怒したと伝えられている。「衛藤は、自分のことしか考えていない」と。自民党のプリンス=安倍晋三が朝日新聞とそれにつらなる全共闘一派の陰湿なイジメで政権の座から追われるという悲劇があって、本人含む誰も様相だにしていなかった福田康夫政権が誕生する運びと相成った。しかし、福田康夫親衛隊長衛藤征士郎は入閣していない。そりゃそうだろう。政務事務次官か副大臣にでも「なるのだろうか。私はならないと踏んでいる。衛藤征士郎、寂しい政治家である。
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