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なんとなくいつもと違うな、と感じた。
いつものバリバリ人情モノとは少し違うな。と、思ったのに読むことは止められなかった。
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讃岐の国に封じられてきた加賀殿。そのころ藩では加賀殿の所業をなぞるかのように毒死や怪異が起こる。それによって左右される少女の運命を描いた作品。
いまいちテーマがはっきりしない小説のために、少し読むのに時間がかかってしまった。ほうに関する話は面白かったが、宇佐や啓一郎に関する話があまり面白くなかった。まぁ宮部みゆきの作品だけあって、時代劇は上手ではあった。
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讃岐の国、丸海藩(丸亀藩をモデルの架空の土地)を舞台。
江戸を舞台にした物とはまた雰囲気が違いますね。
流罪でお預かりになった幕府の有力者・加賀殿と、加賀殿を巡って巻き起こる藩の異変、加賀殿の幽閉先に下女として仕えることになった少女ほうとの心の交流を描きます。
寄る辺ないほうの面倒を見る医者の一家や引手見習の娘など感じが良いです。
力のこもった作品ですね。
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彼女の書く人の死というものは非常に印象深く、時間も空間も切り離された幻想の瞬間だと思います。下巻終盤のある段落の冒頭の一行で滂沱の涙を流した記憶があります。宇佐や、ほうや、鬼は、確かに生きていたのです。
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私が読んだ宮部作品のベスト3の一つ。
いろいろな著者の本を読むにつけ痛感するが、本当にこの人は文章がうまい。
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丸海藩に訪れる鬼、加賀殿。罪人だけど元は役人なので失礼のないように扱わなくてはいけない。ただそれだけのことと言うけれど、それだけじゃない。人が死んでも何も言えない。しがらみっていうんだろうか。単純に目に見えることだけが真実だったらどんなに楽だろう。
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結構引き込まれて読んでしまいました。内容的には良かったですが、細かいことで、ちょっとだけ時代物だったら、こういう言葉使いをするのかなあ?とういう違和感がある部分がありましたが、そういうことを考えなければ問題ありませんでした。逆に、時代物ちっくな言葉使いでない方が、読者が多くなるかも?普段だったら文庫落ちしてからでないと読めないのですが、借りて読んだ本だったので、出版されてから半年以内に読むことができました。貸してくれたお友達に感謝、感謝。
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江戸時代に、江戸から島流しになってとある藩にお預かりの身となる人(江戸では、かなり上のほうの身分)と、その藩の人たちのお話。
最後は、泣きました。
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私が初めて読んだ宮部さんの作品。
土地名などの漢字が難しいとこもありますが、幼い「ほう」がどうなっていくのかが気になり、どんどん読み進められました。
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読み始めて、あれあれと思った。
いつもの宮部さんの時代小説とは、一味違う。
でもやっぱり面白くて、上下まとめて入手して良かったと芯から思う。
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「ほう」「加賀殿」「宇佐」そしてなぜか「石野さん」が印象に残った。「加賀殿」には周五郎の中に出てくる毅然とした武士のイメージが重なった。周五郎のような迫力がなかった。でも「ほう」の純真無垢な人柄がには救われた。
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身分と言い伝え(?)にがんじがらめにされて生きていくことすら困難な大変な時代。
でも、こんな時代だからこそ人間の暖かさが光るんですね・・・
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面白い!
切な過ぎるほど切ない話だけど、ここまで引き込まれる作品を書いてしまうところはさすがといったところ。
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ジブリ作品が好きな人にはオススメだなと思った作品です。悲しく切ない話ですが「人」「情」「優しさ」というものを考えさせられる作品です。
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上下巻で。宮部さんです。ちょっと読むタイミングが悪かったかなー一気読みできなくて。でも切ない、外さない。4つで。