投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
グロテスクだった。だんだんと引き込まれて慣れていって、もう私が何かの罪を犯したらこの本のせいだろうな、と思った。
面白かった。でも、あとがきのように「妖怪の世界」だと思って読んだ方が犯罪を犯さずに済みそう(笑)。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
グロテスクな表現が苦手な方にはお勧めできませんが。。。でも途中で読みながらクラクラきた私でも、読み終えると面白かった・・!て思えて不思議。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
文庫化したので買ってみました。
夜の章は「暗黒系」「犬」「記憶」が収録されています。何がなんだかわからない乙一の世界観は相変わらずもの悲しくて綺麗です。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
GOTH夜の章(上)とGOTH僕の章(下)の2冊組みです。
猟奇的な犯罪に興味を持つ、「夜」と「僕」のふたりの高校生が事件に遭遇して行きます。
かなり、グロテスク表現がありますが、読みやすく面白かったです。
でも、登場人物の人間らしい葛藤や感情が少し足りなさがありましたが、あとがきに『登場人物や犯人たちは全て妖怪だと思って欲しい』と書かれていたので、なるほどと思いました。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
震える程スリリングなミステリーです。「僕」とちょっと変わってるクラスメイト「森野夜」が色々な事件にかかわってくあらすじ。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
黒髪の美少女、森野が拾ってきたのは、連続殺人鬼の日記だった。学校の図書館で『僕』らは、まだ発見されていない被害者の死体を見物にいくことを決めた。暗黒系・リストカット事件・犬・記憶・土・声が収録されている傑作短編集。初めて読みましたが素晴らしい作品です。全て最後まで読むと「なるほど」と読み返したくなるミステリー色の強いホラー作品。キャラクタも変わり者を魅力的に描き、とても素敵! 全体的な流れも考えてあり、記憶→声への森野の心の動きも、ラストぐっときました
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
僕の章と繋がっている。乙一ワールド炸裂。読み進めていくうちに築き上げてきた「常識」が裏切られる。その巧みな仕掛けに驚愕したのを覚えている。二度、三度読んでみると別の世界が違った角度から見ることができると思う。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
森野夜が拾った一冊の手帳。そこには女性がさらわれ、山奥で切り刻まれていく過程が克明に記されていた。これは、最近騒がれている連続殺人犯の日記ではないのか。もしも本物だとすれば、最新の犠牲者はまだ警察に発見されぬまま、犯行現場に立ちすくんでいるはずだ。「彼女に会いにいかない?」と森野は「僕」を誘う……。人間の残酷な面を覗きたがる悪趣味な若者たち――。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
グロかった。でも読んだ後はすっきりした感じ。「犬」ではどんでん返しがあって、ビックリしました。色んな意味ですごかった。だけど僕の章の方は読まないかなぁ。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
いわゆる「猟奇的な」犯罪を扱っているにも関わらず、なんとなく胸がしん、とする物語。
乙一は不思議なミステリを書いたものです。
どれもそれほど難しい謎ではないし、最後の章もわりと簡単にタネは読めてしまうのだけど、少年と森野さんの関係が好きなので可(笑)。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
読了日:2005.12.**//
ずっと気にはなっていた乙一に初挑戦。
犬の話にはしてやられたww
こういうのに弱いです。(笑
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
漫画の絵を思い出しながら読んだ。
なんて巧みな言葉を使うんだろう
まさに本格ミステリ。
目を背けたくなるところもあったけど、おもしろいとおもった。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
犬と少女の話は、読み終わった後、あれ?あれれ??ってなって、完全に乙一さんにはめられたっ!!と思った。なので読み終わってすぐ初めから読み返した。。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
短編集ですが、全ての短編をあわせて1つの話と見る事も出来ます。ミステリィちっくな作品で、乙一の暴力的な部分が強調されているように感じました。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
“僕の章”とあわせて。
主人公・“僕”と森野夜。
猟奇的な事件にふたりは惹かれ、興味を示す。
そして、事件の犯人へと近づいてゆく・・・。
エグいの、グロいのがダメなのでこの評価。
想像して気分が悪くなってしまう。
猟奇的な事件の行為、結果自体にそうなってしまうというのもあるけれど、何よりもその事件を起こす、”人間の心理”に一番影響を受けてそうなってしまう。
この作品も、文章表現に、“えげつないこと極まりないほどの過剰表現”はなかったものの、そういった心理部分に的を絞っているように感じられたので、少しテンション下がり気味。
でも、あくまでも、そういった部分のみに焦点を置いているわけではないところが、乙一作品の良いところだなと。
主要人物、そして、語り部である“僕”はあくまでも客観的に物事を見ていて、感情論で何かを見たりはしない。
つねに冷静。
著者があとがきで述べられているように、彼は”人間”として見てはいけないのかも?と思うくらいに”人間”らしからぬ様子。
けれど、彼の周りの人々は違う。
そして、事件を起こす殺人犯たちすら、感情を所有しており、その感情-楽しい、苦しい、やるせない、様々ではあるが-ゆえに、罪を重ねてしまう。
ひととひととの繋がりなども書きつつ、たくさんの“罠”をしかけた本作品。
どんくさい私にはそれを見抜くことなどできようわけもなく、ぜーんぶひっかかってしまいました。
ので、ぜーんぶびっくりし、ほぉーと感嘆。
怖かったけれど、面白かった。以上。