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成田良悟さんが描くかなり変わった吸血鬼たちの物語の第2弾です。
今回は、上下巻の上です。
ストーリーのほうは次に引いてますので細かいことはおいといて、相変わらず主人公不在のどたばた劇です。
というわけで、成田さんらしいとてもパワフルな話です。
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今回新たなキャラも増えて・・・ちょっとワケわかんなくなっちゃったけど、とある人間が吸血鬼と友人になったがために、家族や大切な人を殺され、食鬼人になって復讐をする。というのと、スイカ吸血鬼くんが自分の存在意義を問うのがメインのお話。決着は次巻ですが。
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ていうか続編ですか…!!
すっごく気になるところで終わっている…!!
毎回このシリーズはテーマが「復讐」という哀しいテーマなのですが。
ところどころで笑いを入れたり、そういったことが出来るのはすごいなぁと思います。
というかミヒャエルとフェレットがあまりにもいい感じで、そちらの展開がものすごく気になりますw
博士と教授の謎や、メルヒルム&ジグムントVS子爵の行方、ヴァルはどうなる…などももちろん気になりますが!!
しかし一番ミヒャエルとフェレットの仲の行方が気になるという…w
この2人にも幸せになって欲しいのです。
個人的にはヴァルとぶつかった吸血鬼の女の子がちょっと気になる…。
次回作を楽しみにしています!!
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2,3,4巻まとめての感想
相変わらず成田さんですな。
組織の人間面白すぎる。石橋兄弟にしても青にしても何より黒!キチガイっぷりが最高級!ビジュアルはいただけないけど!
子爵好きだー!婚約者も好きだー!
ヴァル君まさかの。
博士可愛い教授可愛い。
しかしあの裏主人公?みたいな彼…救われない報われない素敵でない。強くなんのかなぁ狂うのかなぁ出張ってきたらちょっとキツいなぁ…子爵サイド大暴れみたいなのが読みたいな。
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“「フン!あんな裏切り者……組織の脱退者に敬意など寄せないで頂こう」
冷静さを保って『黄』を諌めるカルジミールだが、追い討ちをかけるように『藍』の東洋人が呟いた。
「別に裏切ったわけではなく、普通に脱会しただけだったような……」
「さて!本題だが!」
呟きを掻き消すように力強く叫ぶカルジミール。
いよいよ本題に移るとなって、場内に緊張が漂い始めたのだが————。
その雰囲気は、議長であるカルジミール自身の手によって打ち消された。
「こんな事もあろうかと、既に手は打っておいた!この場にいない『緑』のジグムントに、【ニーズホッグ】ルーディと、【フレーズヴェルグ】テレジア!メルヒルムを道案内に、彼らを既にグローワース島に出撃させている!」
「なッ……」
議長から告げられた事実を聞くと、にわかに議場がざわめきを取り戻した。
「ふん……本来ならば『黒』を筆頭とする我々の最高戦力を持って叩き潰したかったが……あの個体……レリック・F・バルシュタインが相手では、如何に我々とて、正面を切って戦うのはまずい。そこで、軽快に動ける戦力を投入したのだよ。御理解いただけだかね……諸君」
力強い笑みと共に告げられた『結果』を前に、会場のざわめきは一時中断し——
——やがてそれは、大きな大きなブーイングの嵐となった。”[P.69]
前編。
新キャラも出つつ。
成田さんの話は誰かと誰かが同一人物に違いないというわくわくが付きまとう。
植物吸血鬼カップルが微笑ましい。眼鏡が意外だったけど。
子爵に婚約者がいたとは……。
そういえばギータルリンって、越佐大橋の猫さん側のリーダーの名前でもあったっけな。
“「大丈夫だよ、どうせあんまり祭りを楽しむ気は無かったんだから。だけど、誰かと一緒なら結構楽しめるんじゃないかと思っただけでさ……」
「……でも」
「……じゃあ、お願いしていいかな?その……一緒に来てくれないかな?色々と——話をしたい事もあるんだ」
——そうさ、これは彼女の為だけじゃない。僕の為でもあるんだ。
自分にそう言い聞かせながら、彼女に祭りを楽しんでもらおうと、外の世界をタップリと眼に焼き付けてもらおうと彼女に言葉をかけ続けた。
自分と同じ、人間でも動物でもない物から進化した彼女が——果たして人間や吸血鬼と比べて、どのような価値観を持っているのか。そこに、自分を見つける答えがあるのではないか。そう考えながら、ヴァルは優しくセリムの手を握り——
地上へと向けて、ゆっくりと引きこもりの少女をエスコートする。
人間と同じように、柔らかく暖かい手を握りながら——
少年は何故か、自分の心が熱くなるのを感じていた。”[P.269]
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前後巻の前編。魅力的なキャラクター達、それぞれの思惑はどう絡み合うのでしょうか。
続きは三巻目に繋がるので、後編に期待です。
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お祭りで忙しい島に、観光客ではない一団がやってきた。
正体が謎だった、前回の吸血鬼ですが
今回数ページであっさり判明。
自力で移動できる生物でなくとも
吸血鬼はなれる…らしいです。
前回はお兄ちゃんのラブな話が入ってましたが
今回は妹のラブ(?)な話。
極限に追いつめられると本性がでる、といいますが
この選択をできるかどうか、謎。
前篇後篇らしく、若干の謎が残されたまま。
これもまた、数ページで分かってしまうのでしょうか?