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45歳で初めて妊娠出産した久美沙織のエッセイ。久美沙織には学生時代丘ミキに親しんでいたので、この人がどういう妊娠・子育てをするかに非常に興味があり、読んでみました
内容としてはハウツ−ものではなく、妊娠・出産に挑む考えや心情が書かれている本です。30代前半で結婚したもののなかなか赤ちゃんを授からず悩んだことや、妊娠後の妊婦や出産、子育てへの考え等々。色々悩んでも前向きでパワフル!そして旦那さんのサポートが大きくてすごくうらやましいです
人生全般においてマイペースでありたいものですが、妊娠や出産に関しては未知の世界。高齢出産になればなおさらです。そんな人達を元気つけられる本であると思います
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2009.06
高齢出産で、しかも都会ではない場所で子どもを産むのは本当に大変なことだと思った。医者の嫌な言葉にも負けず頑張った彼女は凄いと思うし、旦那さんもかっこいい。が。
視野が狭い。「赤ちゃんがのっています」キーホルダーや電車で席を譲るよう求めることを批判しているけれど、それはつわりがなく、さらに在宅だから言えること。早起きして朝のラッシュを避けることは確かに可能。でも帰りのラッシュは避けようがない。妊娠初期で立っているのも辛い人にとって、その言葉はひどすぎる。
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丘の上のミッキーですよ(笑)ご主人さんもコバルト作家さん!
妊婦さん本でここまで笑ったのは初めて!あけすけすぎて大丈夫かと‼
この方むちゃ私と性格にてるのもおかしかった!のろまで頑固屋、年齢に自覚というか実感がなくてワガママって!
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作家の久美沙織さんが45歳で出産するまでを書いたエッセイ。香山リカの本で紹介されてておもしろそうだったので。本当におもしろくて一気読み。実際に出産を控えている人が読んでためになるような具体的なこともたくさん書かれているけど、まったくそんな予定も未来もないわたしでもすべてくまなくおもしろかった!やっぱりエッセイは書かれている内容よりも文章だなー。あるいは人柄。お子さんが生まれてから不安になった久美さんにダンナさんが話したことを読んで感動して泣いた。すばらしいダンナさんだ。
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小説しか読んだことがない方の、出産記。
私は初産ではないけれども、45歳で出産できる人、というのは、どういう人なんだろう、と思い、図書館にてリクエスト。
文体は、なつかしきコバルト文庫調で。読みやすい。本音をソフトに挿入するのに適した文体なんだな~と思いつつ読んだ。
で、私に足りないことがいくつか。一番は、がむしゃらさと自分を通す強さ。
・・・中途半端なんだよねぇ。
ほかにも、一番大きな足りないものは○○○。公開はできないが。
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久美さんの書く小説が好きでした。40歳を過ぎての元気な赤ちゃんを出産したということで、高齢で妊娠をあきらめかけている方々の大きな希望となるかと思います。
でも、マタニティマークをつけて電車に乗っている方への偏った考えや自分はこんなにも努力して外出してるてきな考えが、気分悪かったです。否定する前に色々な立場の妊娠さんの話しに耳を傾けてから文書にして欲しかったです。
それに流産についての書かれかたが不快です。
そうなると、いい年齢してご主人に甘えている描写などむしろ気持ち悪いようでした。
好きな作家さんだつただけに残念でした。
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高校時代夢中になった「丘の家のミッキー」の作者久美沙織さん
まさかの45歳で赤ちゃんを産んでいらしたとは!!
45歳だと「超高齢出産」って言われちゃうの??
赤ちゃんを産む人生とは無縁な日々を送っている自分ですが(もう流石に産む事もないなって思ってるけど45歳で産んだ人がいるならまだそんな人生が訪れる事もあるって事なのかな~??)
若いけど在宅で仕事していてシッカリ年上の沙織さんを支えてくれる旦那様がいたからこそ??また45歳って年だったからこそ??そのタイミングだったからこそ??
全てはそんな運命だったのかな・・・と。
自分の周りでは早くにお母さんになった子ばっかりなのでもう孫がいる子もいるので、「産むのは今は医療も進んでるからいくつでもOKだけど子供の無尽蔵の体力には若かった頃でもヒーヒー言わされたからやっぱり子育ては若くて体力があるうち」って言われる
今は自分ひとり生きてるだけでもしんどいもん
息をするだけで苦しい日々だからね
そんな体験記もやっぱり作家さんだから「小説」のように面白おかしく読んでしまった
子育て・・・どうしてるんだろう??その後の体験記もちょっと読んでみたくもある
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波多野鷹を「動物医療のブラックジャック」と呼ぶのはよくわからなかった。
夫婦そろってほとんど家にいる人の話が参考になる人は少ないと思うが
書いているほど本人が年齢を気にしているふうでないのがよかった
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久美沙織らしい文体で(当たり前なんですが)そうそう、こんな風に書いたある本をたくさん読んだ!と懐かしくなりました。
もう何年も久美沙織を読んでいなかったんだなぁと思いました。丘の上のミッキーとか、懐かしい。
45歳で産む、いろいろ大変だっただろうに面白く書いてあって楽しく読みました。