紙の本
ネット評価が高いので、読みました。
2014/10/21 00:03
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投稿者:shingo - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネット評価が高いので、読みました。
骨髄バンクが絡んだ逃走ミステリー。構成はうまいのですが、淡白な描写が苦手でした。。
紙の本
スピード感溢れるサスペンス。犯行の残忍さには目を覆う。
2008/05/31 10:33
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ココロの本棚 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「13階段」で江戸川乱歩賞を受賞した高野さんの受賞後第一作。
とにかく一気に読みました すごくスピード感のあるサスペンスです。
骨髄ドナーとなった八神は移植目前に殺人事件の容疑者とされ、警察から追われる身に。
警察以外の謎の集団からも同時に追われる八神は、移植手術をする病院に向かって逃走します。
一方警察は、立て続けに起こった連続猟奇殺人事件の捜査を開始するのですが・・・・・・。
逃走する八神と、連続殺人事件の捜査をする警察、両者の物語が語られるのですが、次から次へと判明する事実に驚きと興奮が隠せません!
犯行手口から、イングランドの伝説に残る「墓堀人(グレイヴディッガー)」と名づけられた犯人の正体は一体誰なのか!?
その他、物語の発端ともいえるある事件の謎も絡んできて、まさにノンストップ。多くの謎が少しずつ繋がっていくプロセスにはやられました。
ただし、中世ヨーロッパの魔女裁判を模した犯行は非常に残忍なので、想像に耐えません。
そのへんは、歴史に興味のある方以外は、サラーっと読み流したほうが無難かも。特に女性は。
警察物としてのリアリティも薄めです。実際には「知的犯罪者」と「猟奇犯罪者」の結びつきはあまり考えられないかな、とも。
警察内部の闇の部分。人類の歴史の暗黒部。
一種の暗さを感じる中、八神の「善」に向かっての逃走部分が光ります。
個人的には、こういうスピード感溢れる小説は嫌いではありません。
一本のサスペンス映画を観ているようなドキドキ感は楽しめると思います。
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いや〜、面白かった。450ページ強あるなんて思えないくらいの勢いで、読めました。
主人公である「悪党」の八神俊彦 三十二歳 のキャラクターもいいし、それ以外に絡んでくるそれぞれの人物も魅力的で、良かったです。追跡ものって、ほんと、スリリングですよね。
あ、それから、文庫の解説を読んでからも、え〜っていうことがあって(決して先に解説を読んではなりませんぞ)、作者にやられた〜って感じです。
読み応え、十二分にありました。
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「13階段」と比べると、、、、だいぶん見劣りする感じ。主人公、はじめからずっと逃げていて、途中で逃亡も終わるかと思ったら最後まで逃げてました。犯人像にしても、なんか設定にムリがあるように思います。
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厚みはありますが、さらっと読めます。内容的には、ドナー提供者が襲われるという話で、こういう切り口もあるのだなっていう感じで面白く読めました。
設定自体が無理があるような気もしなくはないですが・・・
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ゼットコースターのようにあっというまに読み終えてしまった。13階段もいいけどこっちの方が好みだな。スピードスリラー傑作!
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13階段よりも面白かった。映像化したら面白そう。舞台が地元、大田区なのも嬉しかったが、浅草から六郷まで、1本でいけるのに、上野→品川→六郷と行こうとしていたのが、ちょっと・・・。
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息もつかせぬスピード感溢れる展開でハラハラ、ドキドキさせられながら読み進めました。
こちらも「13階段」と同じく、デッド・リミット型サスペンス。前作と違う点は主人公が「追う」立場ではなく、「逃げる」立場だというところです。「追う」が「逃げる」になったことで、前作よりも怖さが倍増されています。
中世の魔女裁判が行われていた時代にあったとされるグレイヴディッガーの伝説は実話ではないのですが、まるで本当に起こった出来事のように信じ込まされてしまいました。その作者の力量には感服します。
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もうひとつ面白みがない。逃亡する八神も緊張感が無い。なぜ犯人がヨ。ーロッパの伝説を参考にしたのかが不明
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や、面白かった、一気に読めた!
白血病患者のための骨髄移植を機に生まれ変わろうと考えていた小悪党が、突然連続殺人に巻き込まれ警察と犯人と謎の『グレイヴディッガー』に追われながら必死に病院へ向かうお話。
ミステリとしての謎解きより「どうやって逃げるか?」を楽しむお話かな。
だからちょっとご都合主義なところとか、ラストがすっきりしないとか動機が弱いって意見もあるんですけど、それは割り切って(笑)。ともかく面白いですから!
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設定に無理があるとか細かいことをぬきにして面白い。主人公の八神のキャラクターといろんな要素が複雑に絡み合うとが好き
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主人公が、「病人の命を救おうとするケチな泥棒」ってところがまず面白いwハラハラすること請け合いです。
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設定など有り得ない感は拭えないけど...悪党・八神をひたすら応援している自分がいた・笑
最後まで目まぐるしい展開が繰り広げられ、あっという間に読み終わってしまう作品です。
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政治、警察、カルトなど様々な要素のテーマがからみあう。この疾走感、映像力はどうだ。文句なしの大傑作!
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この人の本ってホントに先に先に読んでしまいたくなる、そんな力を持ってるなぁ。
ちょっと前作の13階段とちがい、フィクションチックなお話だけれど、「どうなっちゃうの?どうなっちゃうの?」と読んでしまう。
これにもタイムリミットがあって、とっても読んでてあせります。w
でもとても面白かったです〜。