紙の本
ネットバブルが崩壊したとき、私の夢は終わろうとしていた
2005/06/27 15:43
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:藤田 晋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
私が20歳のときに決めた夢。それは「21世紀を代表する会社をつくる」ということでした。その夢を実現するためベンチャー起業に就職し、1年目でトップの営業成績を残しました。2年目に起業、ネットバブルの勢いに乗りわずか2年で上場を果たしました。
USENの宇野社長、ライブドアの堀江社長、楽天の三木谷社長などたくさんのIT経営者の方々と協力し合い、支えられてきました。もちろん、その間ずっと順風満帆だったわけではありません。上司を裏切り、親友をも裏切りました。ゼロから起業し、寝る間も惜しんで誰よりも必死にはたらきました。恋人と別れ、仕事だけの人生を選んできたのです。その結果、26歳にして300億円を超える資産を抱えることになりました。
<26歳の史上最年少の上場企業社長の誕生>
<若き億万長者>
そんなふうに書き立てられました。
着実に夢に近づいている。私にはそんな実感がありました。しかし──。
上場して間もなくバブルが崩壊したとき、私の夢は終わろうとしていたのです。
この本で私は、20代の私が社長として脚光を浴びた一方で孤独と絶望を味わい、もがき苦しみながらバブルを乗り越え、成長した軌跡と希有な経験のすべてを正直に告白したつもりです。妻・奥菜恵との出会いや結婚生活についてもありのままを書きました。
次世代の日本を、その知力と体力で背負って立つ若い人たちに、その貴重な経験を知ってもらいたいと考えたからです。
ビジネスマンでない方にも是非読んで欲しいと思い、できる限りビジネス用語を避け、経営哲学的なことも書きませんでした。
本書は、当事者である私にしか書けない、しかも今しか書けないノンフィクション・ドキュメンタリーなのです。
いま勤めている会社に不満をもっている人、これから起業したいと思っている人、夢をもって頑張っている人、夢を探す途中の人、人生の目的を見失っている人…、つまりすべての若い人たちに読んでほしいのです。
この本を読んで、皆さんが少しでもベンチャー・スピリットを感じ、それぞれの場所でさらに活躍していただければ嬉しいです。
「21世紀を代表する会社をつくる」
その目標を達成するまでの道のりは、まだ始まったばかりです。
私は歩みを止めることなく、夢を実現すべく未来へ進んでいきたいと思っています。
(藤田 晋)
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業界トップのベストセラー。
社長の会社設立までの過程が小説風にわかりやすく書かれている。専門用語も少ないので初心者にも読めるのでは。これから起業したい人とかにもオススメ
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サイバーエージェントの社長であり、奥菜恵の元・夫である藤田晋がノンフィクションで書いた、サイバーエジェンとの設立を中心に半生を綴った自伝。あっという間に読み終えてしまい、読みやすい本であった。30歳代にして上場させただけあって、さすがに哲学や経営者としての能力が高い人間だということが読み取れた。一週間に110時間労働は俺には無理だな。
堀江とは違って、人間的にあたたかい人物といった印象を受けた。それゆえに、奥菜恵と離婚してしまったのはかわいそうである…
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私がビジネスものにハマるきっかけになった本。この本を読んでいるとベンチャ−・起業への魅力が学べます。専門用語が少なくて、わかりやすい内容。
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昔からベンチャーに興味を持っていたが、こんなに苦悩の日々に果たして耐えられるのだろうかと深く考えさせられた。やはり安定を望むのだろうか?また、地位も名誉もない中ですべてを1から自分達で作り上げなければならないという現実に果たして自分にできるのだろうかと・・・。今の自分の年齢に当てはめて考えてみるとまだまだ自分は未熟だなと思った。
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昔からベンチャーに興味を持っていたが、こんなに苦悩の日々に果たして耐えられるのだろうかと深く考えさせられた。やはり安定を望むのだろうか?また、地位も名誉もない中ですべてを1から自分達で作り上げなければならないという現実に果たして自分にできるのだろうかと・・・。今の自分の年齢に当てはめて考えてみるとまだまだ自分は未熟だなと思った。
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これを読んで藤田晋が好きになりました。自分のやってることは間違いないと再確認したぜーい!!俺もまけないぜーい!俺もがんばるぞ!
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藤田社長の大学時代から奥菜結婚に至るまでの告白本だが、それほど中身がある内容ではない。
特に、起業のあたりの苦労した話など一方的な見方しか示してないので興醒めを誘う。
どれだけインテリジェンスの人たちは苦労したのだろう。。
IT系の社長や、ベンチャー企業の社長の告白本って相次いでいるけど、どれも内容は変わらないと思う。
「堀江貴文のカンタン!儲かる会社のつくり方」しか読んでないけど。
こんな本を読んでもらえる勇気だとか元気だとかって他のことをやってももらえるんじゃないの?
おいしいもの食べるとかさ(笑)
それでも読みたいという人は立ち読みでどうぞ。
一時間半もあれば読めるはず。
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ネットバブルという高い山から飛び出して、風に乗るまでの急降下の恐ろしさ。リアルに伝わってきます。(株)USENの宇野康秀社長の一言が印象に残る。Gyaoでは二人の対談も見れるので、あわせてみて。社長としての心構えを引き締めるために良い本。
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有名IT社長の自伝本。この本を読んでサイバーエージェント社のアメーバブログでブログを始める様になった、きっかけの一冊。
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サイバーエージェントの社長。こういう手の本は面白いけど、あくまで参考だね。でもこの人はスゴイのは否定しようがない!営業だ!営業!
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インターネット広告代理業を営むサイバーエージェントの社長さんの自伝。会社を史上最年少で上場させた人ってのやっぱりガッツがあるなと感じさせられます。結婚話や巻末の写真が今となっては寂しいですが。
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サイバーエージェントの社長の本。
企業から今に至るまでの軌跡が書いてある。
非常に読みやすい。
一日で余裕!
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女優の奥菜恵さんとの結婚が報じられた時は
正直「くそー!!!!」と思った。
僕が、初めて目を合わせた芸能人が奥菜恵さんだったからだ。
かれこれ10年ほど前の学園祭での出来事だ。
彼女は僕に手を振りながら微笑んでくれた。
それまで、アイドルの笑顔に狂喜乱舞する人たちを馬鹿にしていたが、
そのとき初めてその気持ちを理解できた。
なので、藤田IT社長は
(なぜIT企業社長ではなく、IT社長というように略されるのだろうか)
正直、嫌いだった。
敵だった。
年齢は一つしか違わない。
なのに、金持ち。しかも奥さんは奥菜恵。
渡辺満里奈をネプチューンの名倉にとられた時に
匹敵する悔しさだ。(こっちが後だけどね)
しかし、この本を読んで、藤田IT社長を応援するようになった。
苦しかったであろう創業期の様子が伝わってくる。
離婚が何だ!!
会社倒産のつらさに比べたら、大したことではないのでは?
がんばれ、藤田IT社長!!
応援しています。
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サイバーエージェント社長、藤田晋氏の著書。
とにかく読み始めてください。読み終えたあなたは今を大切に生きようと思うはず。