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「お前のほうが頼みやすかったんだよ。それにお前だって面白そうだからやってみるかっていったじゃねえか」
そういったのは確かだった。ずっと前からつまらない毎日で、何か変わったことがしてみたかった。
原因は分かっていた。心にぽっかりと大きな穴が開いていたからだった。ほんの二年前まで、その穴は夢というキラキラ輝く大きな塊だった。野球選手という夢は、肩を壊してあっという間にかき消えてしまった。
肩を壊したのは高校二年生の春だった。
(本文p.11)
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青森の高校卒業式3日目の終日を時系列に並べた作品。とにかくたいくつ。友達の誰それとああした、喧嘩した、米軍と喧嘩した、好きな娘と会話した、東京に行く決心をしたなど。
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タイトルで読んでみたけど、タイトルに深い意味は無かった。
高校卒業後のある1日を描いた話。割と面白いけど、だからどうした的な話。
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図書館で借りてきて、すぐに読めるかと思っていたけれど、
なんとか読み終わった本。
帯に書いてあったのがすべて、というか帯に期待しすぎてしまったよう。
正直あまり面白くなかった。
後半は読むのがやっとだった。
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う~ん…
なんといったらよいか…
決しておもしろくないわけではないんだけど、
ストーリーがだらだらした感じで、
細かすぎるところがあった。
そのわりには、読みやすくて、早く読み終えたから不思議。
内容は青春小説というのかな?
高校卒業したての主人公のある1日。
この1日が彼の人生観に変化をもたらす。
主人公は将来の夢を持っていたのだが、
挫折せざるを得ない状況になってしまっていた。
そして、主人公の周囲の人たちの進路。
安定した収入を得なくても、それでもやりたいと思うことがある人。
安定を求める人。
家族のために働く人。
でも、自分が何をやりたいのかわかっている人の方が少ないのだと思う。
わたしにとっては、
あんまり入り込めなかった物語でした…。
「翼はいつまでも」のほうがわたしは好きです。
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卒業式から過ぎた数日後のある一日にめまぐるしく起こった全て。
そして、そのめまぐるしさの中から、自分の道を選び、進んでいく話。
読み終わったあと、ちょうどラジオで、歌が流れてシンクロしてる!と
びっくり。
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青春小説。
夏の文庫フェア、とか中高生に向けた夏の一冊、で取り上げられそう。
タイトルになったS&Gの曲が大好きで、この本を知りました。
厚みはあるけど、読みやすく一気に読める(と思う)(ゆえに”夏の一冊”)
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小説家のターニングポイントの話。将来はプロ野球を目指せるほどの実力を持ちながら、肩を故障してしまい、夢がなくなってしまった主人公は・・・