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大人の分別とか生活のためとかを言い訳に、自分のやりたいことをやってこなかったことをつくづく後悔する 短い人生なんだから、好きなことをとことんやろうよ!
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なんかほのぼの。着眼点がおもしろい。『我輩は猫である』の子孫を探そうとか、放し飼いわんこの追跡調査とか。いいとししたおじさんが…と思いながらも和んでしまう。写真がもっと大きく見たい……
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その核は、「自分で発見・体験する愉しみ」ということにつきると思う。
林さんは、とにかく、自分の頭で思いつくことから始まっている。
こういう事柄は、インターネットの検索でも、出てこない。
林さんが、独自に考えて、独自に調べていくしかない。
しかも、たとえそれらしい事柄に出会えても、それを証明する方法はないのだ。
でも、ガイドブック片手の観光より、ずっと刺激的で、しかも自由で、のんびりしている。
自分で思いついた、誰もしたことのない旅に出ているからであろう。
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いわゆる路上観察学をテーマにしたエッセイ。普段何気なく目にしているものでも、見方を変えると興味深いものに変わる。そこを深掘りして調査するという姿勢が面白い。みうらじゅんの言う「ない」仕事に通じるものがある。