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時間もお金も、積み上げ方式ではなく総量管理。
明日は何が起きるかわからないから、今日できることは今日片付ける。
自分にとって一番大切なものは何か意識して、時間もお金も使い道を選択する。
食事、洗濯、挨拶。。自分のことは全て自分でできて、はじめて自立。
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同様の指摘があったが、最初に読んだ時は目新しさに欠けると思った。しかし、発行が2005年なのでこの当時としては革命的だったんだろうか。時間管理だけに限らない原理原則に触れられており、示唆に富む一冊だと思う。小難しく書かれていないのも良い。「転んだ後の知恵」になる程。
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元外資系コンサル勤務、お子さんが二人いらっしゃる著者による時間管理のコツを紹介した本です。
時間管理のノウハウというよりは、時間管理におけるあるべき考え方を説いた本だという印象を受けました。
特に何かやるべきことがあった場合に、それをいかに期限内にこなしていくかが紹介されており、
目的を明確にして、そこからブレイクダウンして一日の予定に落とし込むことが重要と説いています。
(本書では「出口」から考えるという言い方をしています)
また本書の中で一貫した考え方が、外資コンサルならではのロジカルシンキングなので、時間管理以外にも応用が利くのではないかと思います。
以下に参考になった箇所を引用します。
・問題は書きだし整理する
・「権威」に目を奪われて柔軟な思考ができなくなっている。
(自分の感性にしたがって、何が理にかなっていて、何が理にかなっていないのかを見極めることが重要)
・時間管理は「積み上げ式」より「総量管理」
(冒頭に述べた、目的を見据えて、それまでに何をやるべきか考える。行き当たりばったりな考えをやめる)
・何を優先して行うか
(これがなかなかできない)
・時間管理の基本は時間割を着実に守る
(これもなかなかできない)
・自分できめたデッドラインは破らないように
(まったくできてない)
批判的な意見としては、ハードカバーでかつ本が薄いので、コストパフォーマンスはあまりよくないかもしれません。
自分の時間管理法を再確認したい方にオススメです。また、お子さんをお持ちの方も、育児に関する言及があるので、参考になるかと思います。
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110525 川本裕子の時間管理革命 東洋経済
■問題は書きだして整理:見つけた問題はごく一部かもしれないので考えられる問題をすべて書き出す→グループ分→グループごとに対策→対策のメリットデメリット考察
■人の話を上手に聞く:すべての情報を聞く、真意を理解する、価値観の違いを受け入れる。話の腰を折ったり、考えの先読みをしない。仮説の証明ができるかどうかが基本である。
■考えや案を提示した後に「ほかになにかありますか?」
■「概略だけでいいですから」で数字を得る
■時間管理は総量管理:それを行うことでどういう効果が得られるのか。費用対効果を考え一日のスケジュールを組み立てる。
○
■隠しポケットをなくす:コストの上手な使い方(無駄コストがない)上の者が自由に使えるポケットが少ないことが大事。⇒理由もなく使われるコストが多いことが問題⇒透明性を高めて、コスト効率を良くする
■さばききれない仕事や優先順位を決めかねている仕事を土日に移すことは「隠しポケット」と同じ
○
■自分の得意不得意、やる気の有無をウィンスキルマップにはめて、バランス良く行えるよう考える
■外から押し付けられた時間軸は早くても遅くても、疲労が蓄積し、生産的でもなくなる
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売る本リストに入れていたけど、内容全然覚えていない。時間管理の本はいくつも読んでいるので、そこまで印象がなかった様子。デザインは好きだが。
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出口から考える思考法
問題は書き出して整理する
問題点を見抜く目は比較分析で養われる
時間管理は総量管理、先にコストの総枠を考えてその中でやりくりしていく
怠惰を防ぐためには
目的意識を持つ、予定を数字化して明確にする
時間を効率に使う為には隠しポケットをなくす(自由に使える時間)そのことが生活をより豊かにみちびく
時間管理の基本は、組み上げた時間割を着実に守っていく
スケジュールを守れば達成感も得られるし、きっちりした感じでいられる
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自分の信念に基づき「しっかりと地に足をつけて生きてきた」著者の生き方がよくわかる本です。見習いたいのは、手っとり早くまねできるやり方よりも、考え方やあり方です。全ての行動はその人の考えに基づいている、ということがよくわかります。
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まさに正解のない仕事でいかに生産性を上げて解決していくかのコツを紹介してくれる一冊。
子育てしながら定時近くに帰り家事もする筆者の時間の使い方について計画的で無駄が無いような印象を受けた。
『時間を有効に使えない原因の一つは目的意識が明確になっていないことだと思います。』
『何のためにするのか目的意識がはっきりしていなければ短時間で効率よく生産性の高い仕事をすることはできません。』
『1日24時間はすべての自分の時間だということはひとつの真理です。それを自分の時間でないと感じるなら仕事にせよ、プライベートにせよ。やっていることに自分にとっての意味合いが見いだせないからではないでしょうか?』にはドキッとさせられた。
『日本の企業では依然として長時間労働を強いる傾向がある。』という筆者の指摘にはいつになったらその傾向がなくなるのだろうか?と疑問。
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著作は、時間管理を含めて、多岐に渡っての応用本のようになっていました。
自分の頭でよく考え、自分の目的をはっきりさせ、自分の判断力を磨く為、勉強、鍛錬、努力する。
というのが、全体統括的なお話でした。
始めから、うまくいく人はいないのだから、トライ・アンド・エラーによって、自分なりの方法論を身につけていくとよい。
どんなエラーがあろうとも、最終的な目標を忘れることなく、目的に向かって進むとよい。
目的達成の為に、自分の得意、不得意をはっきりさせ、自分なりのやり方を身につけ、自分が何をするのが一番大切なのかをはっきりさせ、行動していくことが、時間の有効活用であるでしょう。
と、いうことでした。
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タイムマネジメントをネタにした研修やることになったので。
こういうプロダクトアウト的な作り方は好きじゃないんだが。
時間管理のノウハウはあんま身に着けても仕方ないようなと思いつつ読んだら、この本に書いてあることもそんな印象。
要は、なぜ時間管理をしたいのか、その目的は?
本質的には、時間管理ではなく、抱えている問題の解き方とか優先順位とか律速段階を見切れてないからってことだと思う。
なので、タイムマネジメントとか突き詰めていくと、ロジカルシンキング的な話になるって感じかな。
といいつつ、ロジカルシンキングは別立てであるから、内容被らせられないよな。。。
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マッキンゼーらしい内容で、MECEやマトリクス思考などを用いつつ、試行錯誤しながらスケジュール管理の精度を上げていくことが説かれる。ただし、「スケジュール管理Xか条」のようなノウハウ本ではなく、結局は融通無碍なスケジュール管理が一番、ということで、抽象的な話が中心。
なんでもできる予備時間のようなものは結局、無駄や非効率な仕事の吹き溜まりになってしまうのでよくないんだとか。休むこと、でもよいので目的をはっきりさせることが必要。
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1.問題解決
1)出口から考える
目的をはっきりさせ、どういう状態が解決なのかを考えて仮説をたてる
2)時間×生産性⇒アウトプット 見合うか?
3)流れ
問題認識(数値化)⇒現状把握⇒仮説(押し付けは×)⇒仮説⇒検証⇒実行
問題認識はもれ・重複がない様に書き出して分類わけ、想定した対策のメリット・デメリットを考える
2.時間管理 時間は有限と考えよ!
1)積み上げ×⇒総量○から考えて優先順位をつける
2)自分コスト=年収÷労働時間
3)優先順位の考え方
・重要?緊急?やりたい?やらねば?
・効果の大小×時間の大小
・スキルの大小×やりたい気持ちの大小
3.スケジュール
1)デューリスト いつまでに何を?
2)色分け
3)デッドラインは破らない
4)バッファ
5)細切れ時間
4.メリハリ
1)自分にとって何が大切か?
2)自立した大人…食事、身の回り、コミニュケーション
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時間管理とは 総量管理 、
つまり、始めに時間の総量を決めずに物事に取り組む積み上げ式の時間の使い方より、始めに目標(出口)を定め、時間の総量を定め、それまでに事が成し遂げられるように、プランニングしていくやり方が、一番成果が出て、効率が良い、
この本から学べた一番のところ!
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ここのところ、バタバタしてて、忙しくても、もっとシンプルに楽しく、生活するための知恵を知りたくて購入。
私が引っかかったポイントは四つ。
・問題解決は、比較分析。数値を常に意識する。
・出口から考える。
・優先順位の付け方は、「時間とインパクト関数」
・コスト総量と時間総量は考え方は同じ。
子育てをしながらの親の時間管理についても、少し書いてありました。
3つ目のインパクト関数については、概念が薄かったのでもっと意識したい。
おまけ。
最後の章に書いてあったこと。
「人間というのは、栄養のバランスのある食事を自分で用意でき、自分の身の回りの世話ができ、挨拶を含めて他人ときちんとコミュニケーションをとることができて、初めて一人前の大人と言えます。」「子供のゴールは、「かっこいい大人になること」であり、そのためには男性も女性も自立した人間を目指すべきです。」ということ。
当たり前ですね、確かに。私もまだまだ足りないところもあって、「かっこいい大人」になりきれてないところもあるので、「自立」、目指して行きたいです。
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先日読んだ「勝間和代のインディペンデントな生き方 実践ガイド」にお勧めの本として載っていたので、読んでみました。
引用文にも書いたのですが、「「時間管理」というと、何か縛られるようなイメージがして、自分の生活がせちがらくなるように思われるかも知れませんが、結局は、自分自身がより豊かでゆったりとした時間を過ごすための方法論です。 (p.104)」という姿勢で書かれた本で、きちきちにスケジュールを目いっぱい、有意義に使う方法、というものではなくて、人生を豊かにするための発想がたくさんちりばめられていました。
時間を有効に使いつつ、余裕のある人というのは、こういう風な生き方をしているんだな、ということが具体的によく分かりましたし、著者の人となりも素敵だと思いました。
お勧めの一冊です。