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傷つくのはもうたくさん。だから、誘惑しないで。大嫌いな同僚の男が私を手に入れようとしている!看護婦のリビーは、あわてふためいていた。いくら病院の資金集めのオークションとはいえ、あんな男にデートの権利を落札されるなんて…。そこへ謎めいた異国風の容貌の男性が現れ、千ポンドもの高額でリビーを競り落とした。この人こそ、兄が私を救うために送りこんでくれた男性に違いない。ところが、そのアンドリアスという男性は兄の知人などではなく、落札したデートの権利は必ず行使させてもらうと主張した。そして翌日、さらに衝撃的な事実が明らかになった。アンドリアスはリビーの勤務する病棟の新任医師だったのだ。
「三つの愛の詩」の二巻目。三つ子の末っ子で看護師なヒロイン。
ヒロインは不幸な子供時代の経験やそれまでの恋愛から愛を怖がっている。ヒーローはヒロインの病院にやってきた医師。病院のプレイルームのためのオークションでヒロインに一目惚れ。ヒロインもヒーローに感心を持つけれど、決して関係を持たないと決めているため踏み切れない。
ヒーローがけっこう一生懸命。ヒロインの頑なな心を解かそうと躍起になる。やり方は強引だけど。もう少しやさしいやり方でも? と思わなくはないけど、それくらい強引じゃないとヒロインには効かなかったかも。