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3 件中 1 件~ 3 件を表示

紙の本

赤裸々に

2006/01/15 18:01

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あさか - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本は、秘書給与事件について赤裸々に書かれています。けして自分を正当化するわけでなく、ありのまま素直に自分を見つめて書かれており好感が持てます。
また普通の市民が政治活動をすることの難しさ、政界に渦巻く大きな力など非常に興味深いです。
読みやすい本なので1度読まれてはいかがでしょうか。

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紙の本

生まれ変わった彼女、今度こそ庶民のために働いてもらいたい

2005/11/28 14:28

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:折鶴 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「政治」政治の流れは見た目ほどきれいなのだろうか? ここ
ぞとばかり相手の弱点を咎め、葬り去る権力構造。まさに弱肉強
食そのものではないのか? 自民大勝、郵政法案可決、自公、与
党の追い風は留まることを知らない。「勝って兜の緒を締めよ」
ではないが、何事も多勢で押し切ってしまわないで、庶民の声も
大切に。庶民の味方? <そんなパイプ役の議員がいてもいいじ
ゃないのか>。権力闘争の非情と魔力。マスコミ、警察、司法、
政界の不透明さを味わい、どん底から這い上がった著者の半生記
がここにある。
逮捕。それは突然降りかかった。何の苦労もなく短期間に国会
議員になった苦いつけだったのかもしれない。小選挙区戦も乗り
越え「正義のヒロイン」という虚像を抱いていたのかも。「出る
杭は打たれる」ではないが、あまりにも“多勢の敵”を作ってし
まった? 過信がちらつく。留置場生活での反省、どん底で得た
明日への糧。二皮ぐらい剥けた彼女がそこにいた。
落ちるところまで落ちた人間は強い。その人間が生きる場所を
二度も掴むことができた幸運児。きっと庶民の味方になって活躍
してくれるだろう。こんどこそ、総理、総理の連呼だけではな
く、庶民のための改革、その旗を掲げてもらいたい。だれでも希
望が持てる社会を歩んでいけるためにも。
どの社会でも権力は蔓延っている。非情や魔力に立ち向かう知
恵と勇気が湧いてきたのは私だけだろうか。いや、他にも大勢い
るのではなかろうか。そのことが汲み取れただけでも有り難い。

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紙の本

政治家の著書は、行間を読もう?

2005/09/11 08:43

8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ほどほどの自由 - この投稿者のレビュー一覧を見る

いつ頃からだろうか、政治家(国会議員)の書いた本が増えたと思う。選挙が近づいてくると、やたらに活字が大きく行間の開いた本が平積みされているのをよく見かけるようになった。が、今回の解散はさすがに準備不足だったらしく、めぼしいものがない。亀井静香氏の著書とか出てたら、ぜひ読みたかったのになあ。てなわけで、最も目立っていた本書を手に取ってみた。
昨年(2004)の参院大阪選挙区への立候補で、「へこたれない人だなあ」と既にわかっていたから、このタイトルも十分納得である。内容的には、辞職直後の「なんでやねん」(第三書館)の方が赤裸々な告白という感じで、迫力というか、臨場感があった。本書はいかにも「選挙対策用緊急出版」で、よく言えば総花的、悪く言えばナルシスティックな自分史という印象である。
が、おそらく著者の思惑とは別の意味で面白いのだ。例えば、本書の奥付は8月20日の発行となっているが、このあざとさ自体が彼女の芸風といえるだろう。そう思ってしまえば、「執行猶予中の身なのに、不謹慎な!」と目くじら立てるより先に笑えてしまうのだ。
また、本書の終わりの方は昨年の参院選の回顧なのだが、彼女の応援に田中康夫・長野県知事が大阪にかけつけたことを忘れている人は少ないだろう。評者も、昨年7月3日にJR大阪駅前で「田中康夫と辻元清美、新しいやすきよコンビです」と寒ギャグを飛ばしつつ熱弁をふるっていたのを目撃した。しかし、本書ではまったく触れていない。新党日本代表就任を知ったからだろうか? さらに、彼女の業績のひとつであるNPO法の制定についても、すんなり参院を通過したように書かれている。しかし、衆院で可決した法案を参院で審議入りする段になって、NPO団体の表現の自由を侵害するかもしれないという欠点が明らかになり、与野党協議で修正の上全会一致で可決されたのだ。(この点については、政界入りする前の福島瑞穂・社民党党首が参考人として陳述しているので、興味ある方は第142回通常国会参院社会労働政策委員会・平成10年1月29日の議事録を参照されたし。)本書では、この経緯について一顧だにされていない。
そういうわけで、評者のように妙なことをいつまでも憶えている粘着質の人間には、本書は「書いてあること」より「書かれていないこと」がじつに興味深い。全体に滲み出ている被害者意識も、「そういう人だ」という以外に、刑罰と「社会的制裁」の意義と機能(突き詰めれば「罪の償いとは何か」ということ)を、肩肘張らずに考えるための格好の素材となり得よう。
てことで、まあそれなりに面白かったです。

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